公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2021.06.04
法人
日本や世界が抱える社会問題を解決しなくては、万博のメインテーマである「いのち輝く未来社会」を実現できません。その解決のためには、「人生100年を健康で楽しく、過ごす」ことが必要であり、その方法の1例として、最先端の科学技術を用いた「人と機械の調和」による健康創出を提案し、取り組んでいきます。運動やスポーツをすることが苦手な子どもや大人にとっても、「楽しい」と感じることができる体を動かす体験・運動プログラム・科学的なデータ等を提供します。例えば、生まれつき足が遅い子はいません。走り方を修正すると全員足が速くなります。走動作の映像をハイスピードカメラで記録し、すぐにフィードバックするシステムを用いることによって、すぐに走り方が変わります。
機械に操られるのではなく、機械のサポートを受けながらも、自分が本来持っている身体的能力を自由に拡張して動くことができる「フリーアビリティ社会」の実現を目指します。
奈良女子大学は「けいはんなで大阪・関西万博を考える会」に所属しており、これまでに本チャレンジ・プログラムの実現に向けて、活動を進めてきました。例えば「走り方教室」は、奈良県教育委員会の協力の元、奈良県内の小学校の児童、ならびに小学校の教員を対象として、実施してきました。また、株式会社ATOUNの藤本氏は、奈良女子大学の客員教授を務めており、本チャレンジへの協力を得ることができ、この度申請するに至りました。株式会社ATOUNは、パワードウェアを開発している企業です。パワードウェアとは、いわゆる「着るロボット」であり、重い荷物を運ぶ際に体を助けてくれるアシストスーツなどを開発しています。奈良女子大学・ATOUNともに、人と機械の調和によって、人が生来の持っている身体的能力の拡張し、人々の健康創出を目指します。
「未来社会の実験場」として、健康科学・スポーツ科学の最先端技術に関する体験型コンテンツを提案し、「人生100年を健康で楽しく、過ごすこと」により、「いのち輝く未来社会」の実現を目指します。
上記のように、本チャレンジは健康創出を目的としており、「3」の目標と関連します。また、一人一人が持っている身体能力やパフォーマンスを単に発揮させるのではなく、機械との融合を計ることを手段としているため、「9」の目標と関連します。本チャレンジは、個人ではなくチーム型で実施しなければ実現不可能であるため、「17」の目標と関連します。
けいはんなで大阪・関西万博を考える会(略称「考える会」) /
■問い合わせ先・担当者■
奈良女子大学 研究院工学系
中田大貴TEL: 0742-20-3345mail: hiroki-nakata@cc.nara-wu.ac.jp
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