CO2排出ゼロのカーボンニュートラルと食品ロス期限を図るSDGs自動販売機(ダイドードリンコ株式会社×大阪府立三国丘高校×さかいSDGs推進プラットフォーム)

共創チャレンジ

2023.09.22

法人

チーム名ダイドードリンコ株式会社×大阪府立三国丘高校×さかいSDGs推進プラットフォーム
現在の活動地域 国/地域日本 大阪
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

■チャレンジと目的
ダイドードリンコ株式会社(以下ダイドー)×大阪府立三国丘高校×堺市は、「SDGs自動販売機」を設置し、カーボンニュートラルへの貢献と食品ロスの軽減にチャレンジしています。

■事業内容
「SDGs自動販売機」とは、自動販売機の年間消費電力量に相当する再エネ指定の非化石証書を年に1度ダイドーが代理購入してCO2の排出量を実質ゼロにすることや、賞味期限が2か月以内となった飲料やパッケージが変更後に旧モデルとなった飲料を低価格で販売するもので、全国に約27万台あるダイドーの自動販売機でも初の試みです。
SDGs教育の一環として、SDGsをイメージした自動販売機のデザインと購入時に流れる音声を、三国丘高校の生徒会の学生が考案しました。

本取組は、堺市が運営する「さかいSDGs推進プラットフォーム(※1)」の会員同士のマッチングにより実現し、令和5年3月には堺市役所本庁1階に1台目のSDGs自動販売機が設置されました。
今後は同プラットフォームの会員の協力のもと設置台数を増やし、食品ロス対策及び市民へのSDGs普及啓発につなげ、堺・ごみ減量4R大作戦(※2)の達成にも貢献することをめざします。

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(※1)さかいSDGs推進プラットフォームとは
・中小企業をはじめとする様々な企業や団体、教育機関など幅広い主体が参画し、会員同士がつながりながらSDGs推進に取り組み、地域課題の解決に向けた活動を行うネットワーク。
・堺市が事務局となり令和3年5月に設立。
・1,100団体が会員登録(令和5年4月20日現在)。

(※2)堺・ごみ減量4R大作戦とは
・堺市で令和4年7月から「ごみから環境問題を解決する」をテーマに実施。
・「1に人1日あたり家庭系ごみ排出量620g以下」「清掃工事搬入量24.1万t以下」を目指します。

■展開したい地域

●さかいSDGs推進プラットフォーム会員と連携し、設置場所を堺市内で拡大していく予定。

■共創を希望する方々

●さかいSDGs推進プラットフォームの会員の皆様/同プラットフォームに賛同してくださる皆様
●本取組に共感・関心をお寄せくださる皆様

■大阪・関西万博テーマとの関わり

万博コンセプトの「未来社会の実験場」と、「持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献」に寄与しています。
本取組は、さかいSDGsプラットフォームの会員同士の連携から実現しており、対象飲料を購入するだけで食品ロスが軽減できます。
購入する市民や、当該自販機を設置する事業者のSDGsの推進に寄与できる上に、ダイドーによる非化石証書購入により「CO2の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル自動販売機」を実現しています。