公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.08.02
法人
1998年にまちびらきした西宮マリナパークシティ(西宮市西宮浜)では、急速な少子高齢化が進んでいます。2020年には、単学級化を回避するため、市内からの通学が可能な小・中一貫校である西宮浜義務教育学校が開校しました。これを契機に、西宮浜の地域資源を発掘し磨くことで、住み続けたい、戻って来たい、移り住みたいまちづくりが求められています。 西宮浜には、開発時にまちの象徴となるよう創作された、日本を代表する彫刻家である福嶋敬恭氏の「私は泉」、日本を代表する絵本作家である元永定正氏の「あめかぜてんき」、世界的なアーティストであるアンソニー・カロ氏の「プール」、嶋本昭三氏の「平和の証」などのパブリックアート、スペイン・サンティアゴの「巡礼の道」をイメージして作られた「パセオ(小径)」、住民交流のための「音楽広場」や「アートストリート」が配置されていたにも関わらず、まちびらき以降20余年、それらは活用されないままとなってきました。 西宮浜まちじゅうミュージアムは、エコ・ミュージアムの思想を援用し、西宮浜義務教育学校等と連携して、西宮浜の地域資源であるパブリックアート、広場、ストリートなどを活用した住民交流イベント等を開催し、まちの歴史や魅力を発信し、地元住民とりわけ西宮浜で育った若い世代の人達の「故郷としての西宮浜」への愛着と誇りを高め、西宮浜の定住促進に貢献します。
大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラムに参加し、西宮浜のまちの歴史と魅力を内外に発信し、西宮浜に訪れたい、移り住みたい、住み続けたい人達を増やしていき、地域としての持続可能性を維持していきます。
自分のいのちを育んだ地域のことを知り、地域の人達とつながる機会をつくることで、地域における課題解決と未来の創造につながるアクションが生まれ、持続可能な地域づくりにつながると考えております。
地域の歴史や魅力、地域の課題についての学びの機会を作ることが、まちの美観維持や防災など住み続けられるまちづくりの取組みの醸成につながっていくと考えております。また、推進にあたり、行政、団体、企業などとの連携を促進していくことが必要だと考えております。
お問い合わせ
西宮浜観光社
nishinomiyahama.kankousya@gmail.com
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