公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.07.24
法人
「EKKYO.CONFERENCE」は、参加者が集まり、定められたテーマについて議論し、多角的なアプローチで社会課題解決やアイデア出しに取り組む場です。それぞれのカンファレンスでは、各テーマに基づいたプレゼンターが登壇し、参加者が同じ分野や異なる分野に分かれて行うクロスカンファレンスを通じて偶発的なアイデアや成果を生み出そうとしています。これらのイベントは、「越境と共創」というコンセプトを探求するための実験場としても位置づけており、社会実験の要素を強く取り入れています。
私たちが描く未来のひとつは、「若者が社会課題に対してカジュアルに話し合う文化」が当たり前になった日本の未来です。大切なことだとわかっていても、それを言い出すと気まずくなるというのが日本人の癖だと思います。EKKYO.HUBのメンバー含め、過去のイベント参加者は海外留学を経験している人が多く、「大切なことを気軽に真剣に話す」という文化を体験している人が多いと感じます。これはこれからの日本で非常に重要なことであり、例えば、若者の政治意識向上にも間接的に役立つと考えております。
これまで8回のEKKYO.CONFERENCEを行ってきました。そこでは、持続可能性、衣食住、セクシュアルウェルネス、食、子ども、宇宙、音楽など幅広いテーマが扱われてきました。多種多様なテーマの発露とそれにより引き起こされる新たな発想に着目し、場を作り出していくことがこれまでの狙いでしたが、これからは「狭く深く、実社会とつながる議論をする」ことが狙いとなります。
この取り組みは、「越境と共創」のコンセプト自体を見直す機会として、社会実験場の意味合いを強く含みます。「越境」とは単に分野が異なる人たちが話すだけでなのか、自身の専門性を高め自身の哲学をもって対話する必要はないか、と表面的なコンセプトに終わらないよう、我々に何ができるかを自問自答し、アウトプットを繰り返していきます。
SDGsのゴール【4番:質の高い教育をみんなに】に対して、【EKKYO.CONFERENCEの中で若者が同分野や異分野の人と課題解決の場を議論する場を設ける】ことで、【若者が社会課題に対してカジュアルに話し合う文化があまりない】という課題を解決したいです。 SDGsのゴール【9番:産業と技術革新の基盤をつくろう】に対して、【EKKYO.CONFERENCEを通じて子どもや若者のアイデアが社会に実装されること】で、【大人が思いつかないような独創的で柔軟なアイデアを生み出すこと】の課題を解決したいです。 SDGsのゴール【17番:パートナーシップで目標を達成しよう】に対して、行うことは【様々な分野の方々をプレゼンターとして招き「越境と共創」のコンセプトを深掘りすること】で、【様々な共創の形を見せ、共創のコンセプト自体を磨く】課題を解決したいです。
お問い合わせはこちらへどうぞ:info@ekkyo.jp
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