EV自動運転バスや人が乗れる大型ドローンを活用した移動インフラ脱炭素化の加速的普及拡大 ~京都府福知山市~

共創チャレンジ

2023.07.14

法人

チーム名福知山市産業政策部エネルギー・環境戦略課
共創メンバー福知山市産業政策部エネルギー・環境戦略課
主な活動地域日本 / 京都
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / エンターテイメント / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / ものづくり、サービス / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / モビリティ、交通 / ロボット、AI /

私たちの共創チャレンジ

過疎地域を中心として移動インフラの脱炭素化を加速し、社会課題の解決とゼロカーボンシティを実現に向けた歩みを進めます。
本市内において自動運転バスを導入し、交通の最適化を図ることで脱炭素化を進めるとともに、ガソリン車からEVバスへ転換することで脱炭素を進めます。
さらに、山間部ならではの課題として、山を避けて移動しなければいけないことにより、走行距離が延びている現状等を踏まえ、人が乗車可能なドローン(空飛ぶクルマ)などの空路の活用を進め、移動距離の短縮を図ることで、移動距離の最適化を通して脱炭素を進めます。これにより、少子高齢化や過疎化等の社会課題についても解決を図ります。

未来への宣言

脱炭素に向けた先行的な取組を積極的に推進することで、脱炭素モデルを構築します。

きっかけ

福知山市では、世界的な気候変動対策や脱炭素社会、SDGsの動きに呼応し、2050年までにCO2排出量実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を令和3年2月に表明しています。また同年6月には、企業、自治体、教育機関、医療機関等の団体が使用電力を100%再生可能エネルギーに転換する意思と行動を示し、再エネ100%利用を促進する新たな枠組みである「再エネ100宣言 RE Action」に、都道府県、政令指定都市を除く地方公共団体では関西以西で初めて参加したところです。また、福知山市のシンボルである「福知山城」は当時、全国で初めてRE100を達成したお城として取り上げられています。
さらに同年11月より公共施設の屋根等を活用した「市民出資型オンサイトPPA」の取組を開始しました。そのほか、公用車EV化の推進やEV用急速充電設備の設置等、全市的に脱炭素の機運を高めつつ、ゼロカーボンシティの実現を目指しているところです。

取組の展開

今後展開したい地域・方法脱炭素化において本市が先行的モデルを実現し、京都府北部、ひいては北近畿地方への横断的展開を図ります。
共創を希望する方々EV自動運転バスや大型ドローンを活用した移動インフラに関わる企業・法人等

大阪・関西万博のテーマとの関わり

いのちを広げる ~新たな科学技術で人や生物の機能や能力を拡張し、「いのち」を広げる可能性を探求する。~

SDGsとの関わり

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに … 温室効果ガス排出量実質ゼロの電力を給電した移動インフラの導入
11 住み続けられるまちづくりを … EV自動運転バス等の導入による移動サポートにより少子高齢化や過疎化が進む地域においても市街地同様に不自由さを感じにくい持続可能な地域に
13 気候変動に具体的な対策を … 温室効果ガス排出量実質ゼロの電力を給電した移動インフラにより環境に配慮しながらも快適な生活を

【問い合わせ先】

福知山市産業政策部エネルギー環境戦略課

tel 0773-48-9554

◇福知山市は令和3年4月に「エネルギー・環境戦略課」を新設し、再生可能エネルギー100%のまちづくりを強力に推進しています