公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.07.14
法人
「大阪サクヤヒメSDGs研究会」は、大阪商工会議所の活躍する女性リーダーを称える、大阪サクヤヒメ表彰受賞者の有志を中心に「女性の力で大阪関西の経済を更に発展させよう」と、2018年から活動してきました。受賞者は、経済への寄与、人財育成、社会への貢献を強みとしています。 メンバーの豊富なリーダー経験を活かし、目線を世界標準にあげて、万博までに、そして万博を超えて、多様な人材が活躍する持続可能な社会となるよう、女性が活躍する大阪関西で世界と交流できるようチャレンジします。 ① 大阪で毎年「大阪サクヤヒメ国際女性会議」を開催します。「大阪サクヤヒメ国際女性会議」では、国際都市大阪から世界のジェンダー推進リーダーや大阪関西のリーダーとネットワークして意見をまとめた「大阪関西ダイバーシティ10か条」を提言し、意思決定の場に女性が参画し、多様な人材の意見が繁栄される社会に変革していきます。 ② 若手や多様な人材のネットワーキングであるキラリ☆カフェ(WEB中心)を開催します。ジェンダーについて、少人数で膝を突き合わせる対話を重ね、実際に活躍するための課題や生の声を聞いて取組みを深めていきます。 ③ 女性活躍のロールモデルを社会に発信し続けます。ロールモデルは、大阪サクヤヒメ表彰受賞者(全227名)やこれから表彰するブルーローズ賞受賞者をはじめとして女性リーダー達の多様なロールモデルを社会に発信して、目指すべき将来や課題解決のきっかけづくりに寄与します。
[宣言] 「大阪から世界へ!女性リーダー参画による持続可能な社会の実現」 [目標] ・男女平等にチャンスが与えられる社会を目指します。 ・企業や大学研究職の女性リーダー比率を、2030年までに30%に引き上げるよう推進いたします。 (大阪商工会議所の会員企業を対象に実施した「企業における女性活躍推進に関する調査」では、令和元年度時点で役員・管理職に占める女性比率は0%が32.7%、0%超~5%未満が3.9%、5%以上~10%未満が7.0%、10%以上30%未満が29.3%となっています。) ・女性リーダーの登用により、多様な視点からイノベーションを創発し、住みよい街や社会を実現します。 [指標] ① 国際女性会議の開催 1回/年 ② キラリ☆カフェの開催 3回/年 ③ ロールモデルの発信 10名/年 ・大阪関西ダイバーシティ10か条の提言
大阪商工会議所が表彰する大阪サクヤヒメ表彰受賞を機に、ジェンダーギャップの解消から大阪経済の発展の課題解決に寄与したいと有志が集まり、活動を開始しました。 人財の半分である女性の政治経済での活躍が、世界経済フォーラムが発表するジェンダーギャップ指数は、日本は146カ国中116位、中でも【経済】は、121位であり、管理職の女性割合は130位です。 メンバーはじめ、活力あり成長意欲のある優秀な女性が大阪関西には大勢います。残念ながらその声はまだ経済を動かす余力となっているだけです。この人財がリーダーに加わることで多様な視点からのイノベーションが創発され、SDGsの観点も導入すれば、経済も社会も発展する大阪になります。そういったモデル都市を作ることで、誰もが輝く持続可能な社会に生まれ変わるきっかけになるとチャレンジを開始しました。 具体的な活動として、 ① 女性活躍への意識改革や男女多様性を重んじる方々へのエンパワーメントとして、「大阪サクヤヒメ国際女性会議」を2020年から4回開催してきました。2020年1月は在日米国商工会議所の役員MAJ Global社 代表 マリアン・ジョーゲンセン氏、2020年9月にはグローバルで活躍されている大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(「いのちを高める」) の中島さち子氏、2021年は京都精華大学学長で日本国際博覧会協会副会長のウスビ・サコ氏、2022年は在大阪英国総領事キャロリン・デービッドソン 氏に基調講演をお願いし、延べ参加者1001人が参加し、社会に向けて一石を投じてきました。 ② 社会の課題を掘り下げる対話や、活動に賛同する仲間づくりとして、誰もがキラリ輝くようにネーミングされた「大阪サクヤヒメ キラリ☆カフェ」を合計9回開催し、延べ242人が参加しています。 ③ 企業の管理職や会社経営者など大阪サクヤヒメ表彰受賞者や大阪サクヤヒメSDGs研究会メンバーを中心に、WEBサイトでロールモデルをこれまで、34人発信(2023年1月現在)してきました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」 本チャレンジは、女性を意思決定へ参画によるイノベーションの創発、経済発展は「いのちに力を与える」につながる活動として、 万博の重要なテーマと強く繋がっています。性別に捉われないチャンスがあることで、活動意欲を促進し、いのちを高め、「誰もがキラリ輝く」人生を送ることを目指しています。まさに、これが「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現といえます。
SDGsの、「ジェンダー(5)」「働き方(8)」「まちづくり(11)」の3つの切り口で活動を行っています。2018年に大阪サクヤ ヒメSDGsシンポジウムを開催し、大阪の経済発展に向けた16の提案を創出し、分類したところ.ジェンダー、働き方・経済成長、まちづくりを軸とする提案と、これらに横串を入れて、子ども、コミュニケーションのキーワードで整理しました.その後、ジェンダー、 働き方・経済成長、まちづくりの3つのSDGsを中心に「誰1人も残さない」社会に向けて活動しています。
■お問い合わせ先: 大阪サクヤヒメSDGs研究会 代表 小谷美樹
副代表 貴島清美
osakasakuya.sdgs@gmail.com
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