大阪サクヤヒメSDGs研究会

共創チャレンジ

2023.07.14

法人

チーム名SDGs国際コミュニケーションチーム
共創メンバー小谷美樹(積水ハウス株式会社 技術管理本部 エグゼクティブ・スペシャリスト)
貴島清美(株式会社ディプロム・グローバル ソリューション/一般社団法人エコビジネス推進協会代表理事)
貞岡陽子(日立造船株式会社 サステナビリティ推進部)
藤江洋子(株式会社フジプラス 管理本部 ブランド・コミュニケーショングループ 部長)
市橋麻紀(リコージャパン株式会社 関西インサイド営業部リーダー)
漆原美里(株式会社リンクアンドモチベーションEMEカンパニー                        カスタマーサクセスユニット パッケージ推進グループリーダー兼オペレーション推進グループリーダー兼テクノロジーアドミニストレーター)
榎本寿枝(ヤフー株式会社 コマースカンパニーショッピング統括本部西日本営業本部長)
岡下真弓(美養憧 代表)
岸由未子(株式会社 Tech CFO office)
佐々木美穂(宝印刷株式会社 ディスクロージャー&IR 営業推進部)
清水朋子(参天製薬株式会社 人事本部)
鈴木明子(東レアルファート株式会社 管理部 部長)
田上加奈子(西日本旅客鉄道株式会社 人事部)
太口理恵 (株式会社サンデザインアソシエーツ 執行役員 総務部部長  )
中尾絵美子(大建工業株式会社 サステナビリティ推進部 リーダー)
中塚美由紀(日本たばこ産業株式会社 リレーション推進部担当部長)
中村あつ子(株式会社ハル 取締役副社長)
野地小百合(関西電力送配電株式会社 理事 大阪支社長)
西岡英子(公立大学法人大阪公立大学 女性研究者支援室)
羽根田紗代(アクセンチュア株式会社)
渕上千夏(株式会社関電システムズ 人財部 人事グループ ビジネスエキスパート・プロフェッショナル)
松田聖子(株式会社ウェストヘディング 代表取締役)
三木麻衣(公立大学法人大阪公立大学 女性研究者支援室)
諸田智美(NPO法人 女性と仕事研究所 代表理事)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい / ダイバーシティ、インクルーシブ / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

「大阪サクヤヒメSDGs研究会」は、大阪商工会議所の活躍する女性リーダーを称える、大阪サクヤヒメ表彰受賞者の有志を中心に「女性の力で大阪関西の経済を更に発展させよう」と、2018年から活動してきました。受賞者は、経済への寄与、人財育成、社会への貢献を強みとしています。
メンバーの豊富なリーダー経験を活かし、目線を世界標準にあげて、万博までに、そして万博を超えて、多様な人材が活躍する持続可能な社会となるよう、女性が活躍する大阪関西で世界と交流できるようチャレンジします。

① 大阪で毎年「大阪サクヤヒメ国際女性会議」を開催します。「大阪サクヤヒメ国際女性会議」では、国際都市大阪から世界のジェンダー推進リーダーや大阪関西のリーダーとネットワークして意見をまとめた「大阪関西ダイバーシティ10か条」を提言し、意思決定の場に女性が参画し、多様な人材の意見が繁栄される社会に変革していきます。

② 若手や多様な人材のネットワーキングであるキラリ☆カフェ(WEB中心)を開催します。ジェンダーについて、少人数で膝を突き合わせる対話を重ね、実際に活躍するための課題や生の声を聞いて取組みを深めていきます。

③ 女性活躍のロールモデルを社会に発信し続けます。ロールモデルは、大阪サクヤヒメ表彰受賞者(全227名)やこれから表彰するブルーローズ賞受賞者をはじめとして女性リーダー達の多様なロールモデルを社会に発信して、目指すべき将来や課題解決のきっかけづくりに寄与します。

未来への宣言

[宣言]
「大阪から世界へ!女性リーダー参画による持続可能な社会の実現」

[目標]
・男女平等にチャンスが与えられる社会を目指します。
・企業や大学研究職の女性リーダー比率を、2030年までに30%に引き上げるよう推進いたします。
(大阪商工会議所の会員企業を対象に実施した「企業における女性活躍推進に関する調査」では、令和元年度時点で役員・管理職に占める女性比率は0%が32.7%、0%超~5%未満が3.9%、5%以上~10%未満が7.0%、10%以上30%未満が29.3%となっています。)
・女性リーダーの登用により、多様な視点からイノベーションを創発し、住みよい街や社会を実現します。

[指標]
① 国際女性会議の開催  1回/年
② キラリ☆カフェの開催 3回/年
③ ロールモデルの発信  10名/年

・大阪関西ダイバーシティ10か条の提言

きっかけ

大阪商工会議所が表彰する大阪サクヤヒメ表彰受賞を機に、ジェンダーギャップの解消から大阪経済の発展の課題解決に寄与したいと有志が集まり、活動を開始しました。
人財の半分である女性の政治経済での活躍が、世界経済フォーラムが発表するジェンダーギャップ指数は、日本は146カ国中116位、中でも【経済】は、121位であり、管理職の女性割合は130位です。
メンバーはじめ、活力あり成長意欲のある優秀な女性が大阪関西には大勢います。残念ながらその声はまだ経済を動かす余力となっているだけです。この人財がリーダーに加わることで多様な視点からのイノベーションが創発され、SDGsの観点も導入すれば、経済も社会も発展する大阪になります。そういったモデル都市を作ることで、誰もが輝く持続可能な社会に生まれ変わるきっかけになるとチャレンジを開始しました。

具体的な活動として、
① 女性活躍への意識改革や男女多様性を重んじる方々へのエンパワーメントとして、「大阪サクヤヒメ国際女性会議」を2020年から4回開催してきました。2020年1月は在日米国商工会議所の役員MAJ Global社 代表 マリアン・ジョーゲンセン氏、2020年9月にはグローバルで活躍されている大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(「いのちを高める」) の中島さち子氏、2021年は京都精華大学学長で日本国際博覧会協会副会長のウスビ・サコ氏、2022年は在大阪英国総領事キャロリン・デービッドソン 氏に基調講演をお願いし、延べ参加者1001人が参加し、社会に向けて一石を投じてきました。
② 社会の課題を掘り下げる対話や、活動に賛同する仲間づくりとして、誰もがキラリ輝くようにネーミングされた「大阪サクヤヒメ キラリ☆カフェ」を合計9回開催し、延べ242人が参加しています。
③ 企業の管理職や会社経営者など大阪サクヤヒメ表彰受賞者や大阪サクヤヒメSDGs研究会メンバーを中心に、WEBサイトでロールモデルをこれまで、34人発信(2023年1月現在)してきました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法・共創チャレンジに参加されている多様な団体や企業、大学、自治体、国際機関と連携して、
①大阪サクヤヒメ国際女性会議への参加・共同企画
②キラリ☆カフェへの参加・共同企画
③ロールモデルの発信への多様なロールモデルの掲載への普及・共同企画
④大阪関西ダイバーシティ10か条の提言など、活動をネットワークして、女性リーダー比率を、2030年までに30%に引き上げる活動の輪を築いていきたいと思います
・展開する地域は大阪関西発信から全国へ、オンラインでつながる日本の他の地域やこれまでの国際女性会議で登壇いただきました、イギリス総領事館、ドイツ総領事館などこれまでネットワークしてきた国をはじめ、国際機関とも交流し、グローバルで互いに学習して高めあっていきます。
・更に、「南近畿圏における女性研究者の国際的活躍拠点に向けた研究環境整備」など、大学とのネットワークにより次世代育成を担う機関とも連携をしていきます。
共創を希望する方々・女性のリーダー育成を推進されている企業や地方自治体へのダイバーシティ調査のご協力依頼、
具体的な育成者の相談、企業風土の課題解決に参加します。・女性管理職比率30%を目指す、パートナー団体や大学、地方自治体、海外政府機関との共同企画立案・推進を希望します。
・志を同じくする、パートナー団体からの運営協力や資金のサポートを希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち輝く未来社会のデザイン」
本チャレンジは、女性を意思決定へ参画によるイノベーションの創発、経済発展は「いのちに力を与える」につながる活動として、 万博の重要なテーマと強く繋がっています。性別に捉われないチャンスがあることで、活動意欲を促進し、いのちを高め、「誰もがキラリ輝く」人生を送ることを目指しています。まさに、これが「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現といえます。

SDGsとの関わり

SDGsの、「ジェンダー(5)」「働き方(8)」「まちづくり(11)」の3つの切り口で活動を行っています。2018年に大阪サクヤ ヒメSDGsシンポジウムを開催し、大阪の経済発展に向けた16の提案を創出し、分類したところ.ジェンダー、働き方・経済成長、まちづくりを軸とする提案と、これらに横串を入れて、子ども、コミュニケーションのキーワードで整理しました.その後、ジェンダー、 働き方・経済成長、まちづくりの3つのSDGsを中心に「誰1人も残さない」社会に向けて活動しています。

■お問い合わせ先: 大阪サクヤヒメSDGs研究会  代表  小谷美樹  

                                                                          副代表 貴島清美  

osakasakuya.sdgs@gmail.com