公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.07.11
法人
■チャレンジ 「さかいSDGs推進プラットフォーム(※1)」のフィールドで、堺市のSDGsに関する様々な情報を共有し、課題解決に向けた取組を推進します。 プラットフォーム会員は、解決したい課題などに基づき自由にプロジェクトを考案し、市内のSDGs取組を牽引します。堺市は企業や団体・教育機関とのマッチングや交流会の場を設けることで会員を支援します。 本事業は会員同士のマッチング例の1つで、食品ロスの軽減や児童福祉、SDGs教育の機会創出に貢献するものです。大阪・関西万博に向けて、堺市内におけるSDGsの取組をより一層加速させます。 ■事業内容 さかいSDGs推進プラットフォーム会員の、アマゾンジャパン合同会社 堺フルフィルメントセンター(以下アマゾン堺フルフィルメントセンター)と株式会社ペーパルは、食用では使えなくなった廃棄予定のお米を原料とした学習ノートを作製し、400冊を堺市に寄贈しました。 アマゾン堺フルフィルメントセンターが、お米を活用して作った紙素材「kome-kami(※2)」を開発した株式会社ペーパルと連携することで、廃棄米が学習ノートに生まれ変わり、お米の有効活用が実現しました。 学習ノートは、堺市内4か所の児童養護施設にお届けしたほか、SDGsイベントなどで活用しています。 ***** (※1)さかいSDGs推進プラットフォームとは ・中小企業をはじめとする様々な企業や団体、教育機関など幅広い主体が参画し、会員同士がつながりながらSDGs推進に取り組み、地域課題の解決に向けた活動を行うネットワーク。 ・堺市が事務局となり令和3年5年に設立。 ・1,142団体が会員登録(令和5年5月23日現在)。 (※2)kome-kami 株式会社ペーパルが開発した、廃棄されたお米を活用してつくる紙素材。 <ペーパルからのコメント> 「江戸時代までは紙にお米を使う文化がありましたが、kome-kamiはこのようなもったいない文化を受け継いだ紙です。kome-kamiは先人のもったいない精神を広めることと、フードバンクに売上の1%を寄付することで、フードロス削減をめざしています。」
堺市は、「未来を創るイノベーティブ都市」を都市像に掲げ、SDGs・脱炭素・スマートシティ・DXなど、様々な分野で未来に向けた取組に挑戦しています。 時代の変化を的確にとらえて柔軟に対応しながら、変化を恐れず、果敢に挑戦・創造し続けます。
●アマゾン堺フルフィルメントセンターから、廃棄予定のお米を活用した学習ノートを作製し寄贈したいという提案がありました。 ●学習ノートの作製にあたっては、廃棄される資源を「紙」にアップサイクルする素材開発事業を行い、食べられなくなったお米でできたkome-kamiなどを開発する株式会社ペーパルに依頼しました。 ●廃棄予定のお米を活用した学習ノートが完成し、市内の児童養護施設へ寄贈しました。
万博コンセプトの「未来社会の実験場」と「持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献」に寄与しています。 アマゾン堺フルフィルメントセンターが保有・管理しているお米は、これまで一定期間保管した後に廃棄していました。プラットフォームをフィールドにアマゾン堺フルフィルメントセンターとペーパルが連携することで、廃棄予定のお米の有効活用が実現した取組です。 本取組は、食品ロスの軽減・児童福祉・SDGs教育の機会創出に貢献しています。
アマゾン堺フルフィルメントセンター、株式会社ペーパル、堺市の連携のもと、食品ロス軽減に寄与する学習ノートを制作したため。
堺市 市長公室 政策企画部 公民連携担当(担当 田上)
TEL:072-228-0289
E-mail:koumin@city.sakai.lg.jp
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