「任意後見」で、認知症に備えましょう!

共創チャレンジ

2023.07.11

法人

チーム名認知症に「任意後見」で備えて”いのち輝かす”プロジェクト  
共創メンバー秋元
主な活動地域日本 / 東京
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 安全・防犯、セキュリティ / 文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい / ダイバーシティ、インクルーシブ / 人権 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

日本の認知症患者が増え続けています。厚労省は大阪・関西万博が開催される2025年に700万人になると推計しています。
また2019年、政府は「認知症は誰もがなりうる」と表明しました。
そして2023年6月14日、全33条からなる「認知症基本法」が成立しました。
ポイントは「認知症になっても、本人の尊厳を保持し、希望を持って暮らせるようにする」です。
そうであるならば、たとえ認知症になっても本人が決めた暮らしが送れるよう備えておかなくてはなりません。
それを実現できるのが「任意後見」です。
「任意後見」は認知症になる前に、認知症になった後の生き方や後見人をあらかじめ決めておく国が特別法で定めた制度です。
共創チャレンジでは、「任意後見」の周知啓蒙を図るとともに利用を促進することで、社会に渦巻く認知症への不安の緩和に努め、「任意後見」で認知症に備えることが゙当たり前゙になるような社会づくりをしてまいりたいと思います。

未来への宣言

認知症に「任意後見」で備えて”いのち輝く社会”をつくることを宣言します。

きっかけ

「任意後見」は、認知症になった後の生き方を決めておける有用性の高い制度であるにも関わらず、70%の国民がご存知ありません。
(「認知症に関する世論調査」の概要、2020年/内閣府政府広報室) 
私たちは、この現実を踏まえ、誰もが「任意後見」への理解を深められる活動を展開してまいります。

取組の展開

今後展開したい地域・方法1、「任意後見」の概要と有用性、手続き方法や注意点等を利用者目線で学べる「スマホdeスクール®」を開講し、
周知啓蒙活動を充実させます。
*スマホを活用しますので誰もがいつでもどこでも学ぶことができます。

2、「スマホdeスクール®」の課外授業として、認知症予防に「描く&書く」でチャレンジする「絵日記」教室を開きます。

3、今後750万人超になると推計されている「一人暮らし」の高齢者を「任意後見」で支える人材「市民世話人®」を育成します。
共創を希望する方々私たちの活動に賛同・共感いただける個人、法人、団体、自治体等のみなさま

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「任意後見」で認知症に備えることは高齢者の人権といのちを守ることにつながります。
「任意後見」の社会への浸透が、「いのち輝く未来社会のデザイン」のレイアウトづくりに微力ながらも寄与できればと思料いたしております。

SDGsとの関わり

3、「任意後見」は安心安全な健康生活を確保し、福祉を増進します。

4、「任意後見」をすべての人が学べるよう「スマホdeスクール®」を開講し、質の高い教育を提供します。

16、「任意後見」は、国の特別法で定められた制度です。因ってすべての人の司法へのアクセスを可能にします。

〇活動19年の経験と実績を活かします。

私たち協会はこれまでさまざまなセミナー、講習会、勉強会を実施させていただきました。
中でも、神奈川県と連携した「かながわコミュニティカレッジ」では「任意後見」をテーマに11年間(平成22年~令和2年)連続して講座を実施、延べ約5,000名の受講者を輩出させていただきました。
このことは私たちの貴重なレガシーとなっております。今回の「共創チャレンジ」では、これまで培ってきた経験と実績、得難い生声情報を活動の原動力として活かしてまいります。

 

〇出版物

・任意後見サポートキット(文芸社 / 2012年2月2日)
・「任意後見」はたとえ「認知症」なっても自分らしく安心して暮らすための制度です。(kindle版 / 2020年7月21日)
・健康長寿の必須条件 ADL改善(kindle版 / 2022年6月6日)
・認知症の入り口(kindle版 / 2022年7月26日)

 

〇お問い合わせ先 chizaiten@ezweb.ne.jp