公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
©Copyright Japan Association for the 2025 World Exposition, All rights reserved.
共創チャレンジ
2023.06.29
法人
京滋SDGsプロジェクトは、京都市、亀岡市、大津市、そして京都新聞が、「パートナーシップで目標を達成しよう」という精神にもとづき2022年から開始したプロジェクトです。 SDGsの認知を高めるだけでなく、SDGsをより身近に感じてもらうため“地域ごと化・自分ごと化“を図り、「現代、そして未来へと持続可能な世界を実現する」ためのアクションを起こすきっかけとなればと思い立ち上げました。学生や企業の方々にもパートナーの一員となってもらうことで、「産官学」でプロジェクトを進行しています。 2022年にも各ターゲットに関するアクションを実行しました。まず、「飢餓をゼロに」の目標を達成するために、食品ロス削減を目指し、京都を中心にフードバンク活動やこども支援プロジェクトを行っている、NPO法人「セカンドハーベスト京都」に対し、協賛企業などからご提供いただいた食品を寄贈しました。また、「海の豊かさを守ろう」の目標を達成するために、亀岡・保津川の清掃活動に参加。海に面していない亀岡での清掃活動が、「海の豊かさを守ろう」に繋がることを学びました。また、「安全な水とトイレを世界中に」を達成するため、大津市が実施しているヨシ保全事業に参加し、ヨシ刈りを実施。春のヨシの発芽に活力を与え、ヨシの保護育成に効果があるといわれ、ヨシ全体の保全に繋がることを学びました。 2023年も、2022年の取り組み同様、各ターゲットに関連するアクションを行うことを予定しています。
2025年に開催される大阪・関西万博においても、SDGs(持続可能でよりよい世界を目指す国際目標)達成・SDGs+beyondへの飛躍の機会を大阪・関西万博の意義として掲げ、SDGs達成に向けた取組を加速させる絶好の機会としています。 しかし、SDGsの認知率は約54%と向上しているものの、その内容まで知っている層は約20%、とまだまだ低い状況です。 「SDGs」という言葉は聞いたことあるけど、実際に何がSDGsなのだろうとアクションを起こせない人もいるのではないでしょうか。京滋SDGsプロジェクトでは、京都・滋賀でSDGsに関するアクションを実行することで、「実はこれもSDGsだったのだ」と気づきを与え、SDGsを地域ごと・自分ごと化して目標実現を目指しています。
SDGsに関する取り組みを通じて、万博のテーマである「いのち輝く未来社会」の実現を目指します。
産官学で実施する本プロジェクトは、企業・自治体・学生と連携し、京都・滋賀にまつわる地域密着型の取り組みを展開しており、17の「パートナーシップで目標を達成しよう」、11「住み続けられるまちづくりを」を「SDGsとの関わり」として選んでいます。 また、プロジェクトにおける個々の取組は、多様な方々が参加できるアクションを実施しており、全てのSDGsの目標達成に向け取り組んでいます。
京滋SDGsプロジェクト実行委員会(事務局:京都新聞COM事業推進局)TEL:075-241-6172
SHARE: