まちなかグリーンオアシスプロジェクト

共創チャレンジ

2023.08.04

法人

チーム名TEAM グリーンオアシス JAPAN
共創メンバー薄層屋上緑化技術協会
一般社団法人 緑のまちづくり支援機構
主な活動地域日本 / 東京
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / スポーツ / 文化・芸術(アート) / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 防災・減災 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

私たちの社会生活や暮らしの場である都市空間、生活空間において緑の存在は不可欠です。
社会、地域、住環境など、用途や場所に応じて緑の癒し空間をもっと身近に、臨機応変に増やすことができたら―。
緑化・環境・景観資材、植木生産・流通、造園、水技術などに関わる〝緑のプロフェッショナル集団〟の知恵と技術を結集し、移動可能な仮設型コンテナ植栽をベースに、可変性と安全性、さまざまな機能を併せ持つ緑化アイテムを開発。これまでにないアイデアで、欲しい時、欲しい場所に変幻自在なグリーンオアシスを創出します。

未来への宣言

人類の営みは自然(緑)と共にあります。緑は環境保全をはじめ持続可能な社会づくりに無くてはならないものですが、身近な環境に緑が存在することで、身体的・精神的にリラックスさせ、健康増進効果も期待できます。また、緑の様々な機能を生かし、地球温暖化により年々厳しさを増す暑熱環境から人々を守ることも可能です。必要な時に必要な場所に対応するために仮設型を基本とし、国産材や地域資源、リサイクル素材など環境に配慮した素材を積極的に活用することで、カーボンニュートラル実現にも寄与する商品開発を行います。多くの緑や花で彩られる豊かな未来を目指し、私たちの取り組みに賛同してくださる皆さまと協働・共創していきたいと考えています。

きっかけ

私たちの団体は長きにわたり、業界の垣根を越えて緑がもたらすさまざまな効果や役割を追求し、地球温暖化・都市部のヒートアイランド現象抑制緩和に貢献してまいりました。
都市緑化、建築緑化など都市空間や生活空間において緑は欠かせない存在へと導いてきました。美しい地球を守り、私たちが健康で豊かな生活を維持し続けることのできるサステナビリティを実現するため、今後はその手段であるSDGsを加速的に推進し、私たち両団体がより一層結束力を高め、基盤となるグリーンインフラの普及と拡充、暑熱対策などを推進し、経済成長とともに生活環境と社会環境が一層豊かになるよう創造してまいります。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本そして海外へ
「まちなかグリーンオアシスプロジェクト」を通じてみどりあふれるまちづくりを推進します。

緑化・快適空間の創出をテーマに、身近で「感じる心」を形として表現。
具体的には、まちなか緑化・薄層緑化・コンテナ緑化・仮設型緑化・移動式緑化・暑熱対策緑化ユニットなど。
使用する原料や資材はサーキュラーエコノミーとし、サステナブルに貢献します。
共創を希望する方々国・地方自治体さま
学校・教育機関さま
文化・スポーツ振興関係さま
ランドスケープアーキテクトさま
建築設計、施工、デザイナーさま
緑化資材メーカーさま、緑化・造園施工会社さま
エクステリア資材メーカーさま、外構工事会社さま

※その他、緑に関心をもたれる団体・企業様と連携協力しながら、仮設型コンテナ植栽をベースに緑化空間を創出し、緑を活用した暑熱対策などに取り組みたいと考えております。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

地球温暖化やヒートアイランド現象の影響により、都市部を中心に年々、熱中症リスクが高まっています。
私たち「TEAM グリーンオアシスJAPAN」は、植物や緑化・環境資材に関わるプロフェッショナル集団というチーム力を生かし、緑が少なく、日陰のない街なかでも人々が安心・安全・快適に過ごせるよう、移動式の仮設型コンテナ植栽をベースにした「緑のクールスポット施設」の創出に取り組みます。暑熱対策施設に限らず、街なかにおいて、用途や目的に応じた緑化空間の提供を目指します。

SDGsとの関わり

都市空間や生活空間など、身近な空間に緑を創出することで、あらゆる世代の人々に癒しと安らぎをもたらし、夏場の熱中症リスクを軽減することで、心身の健康に寄与できればと願っています。
仮設型コンテナの商品化に当たっては、地域産材の活用やサステナブルに配慮した素材を緑化基盤に用いることで環境保全に努め、採用する植物も地域の生態系に配慮した在来種を積極的に採用することで生物多様性に貢献します。

2団体の窓口担当のアースコンシャス株式会社 青山恭久と申します。

aoyama@earth-con.co.jp

このチャレンジの投稿

  • 「水と緑のまちづくり」をテーマにWEB講演会を開催しました

    「TEAM グリーンオアシス JAPAN」として活動する薄層屋上緑化技術協会、一般社団法人緑のまちづくり支援機構は、暑熱対策やサスティナブルにも配慮しながら緑化・快適空間の創出を目指す「まちなかグリーンオアシスプロジェクト」の取り組みを通じて、多くの緑や花で彩られるまちづくりを推進しています。   活動の一環として、11月21日に「水と緑のまちづくり」をテーマにしたWEB講演会を開催、東京と大阪の2つの拠点からライブ配信を行い、150名の方にご視聴いただきました。   東京会場では「NHK趣味の園芸」などでおなじみの園芸家・杉井志織さん、大阪会場ではランドスケープデザイナー・まちづくりプロデューサーでE-DESIGN代表取締役の忽那裕樹さんをそれぞれお招きしてご講演いただきました。   杉井さんは「都市の中に溶け込む園芸植物・花合わせと色合わせ」をテーマに、ご自身がこれまでに手掛けた様々なプロジェクトを振り返りながら、都市の中に溶け込むガーデニングのポイントを花合わせ・色合わせの視点から紹介。 「植物の癖をうまく利用すると管理が楽になる。ガーデンデザインでは、コストやマンパワーも含めてその環境で育てられる植物は何か、植物がどのように見えるのかをまず考え、植物にとってストレスがなく、パフォーマンスをうまく引き出せるような植栽計画に落とし込むことが重要」と語りました。 東京会場の様子                                   忽那さんは「オープンスペース・ネットワークが開くまちづくり―大阪・関西万博とその後の展開に向けて」をテーマに講演。 独自のランドスケープ・まちづくり手法を用いて賑わいと緑にあふれた魅力的なパブリックスペースを数多く創出している忽那さん。これまでに手掛けたプロジェクトとして、日本の商業空間における先進的な屋上緑化事例であるなんばパークス(大阪市浪速区)のランドスケープデザインや大阪・中之島エリアで水辺を中心とした賑わいのまちづくりを創出した「水都大阪」の取り組みなどを紹介。 また、大阪・関西万博ランドスケープデザインディレクターの立場から、万博会場のランドスケープデザインコンセプトや会場中心部に設置される「静けさの森」の植樹計画について触れ、最後に、万博閉会後も見据えて、車中心から人中心のみちへと空間再編をめざす「御堂筋将来ビジョン」についても紹介しました。 大阪会場の様子                     講演会では他にも主催者発表として、緑のまちづくり支援機構会員で散水・かん水機材を提供するイーエス・ウォーターネットの橋本裕介が「SDGs水利用の見える化」、薄層屋上緑化技術協会会員で建築緑化事業などを手掛ける京和グリーンの宮下哲司が「壁面緑化」と題し、説明しました。 今後も2団体が連携して講演会や勉強会を開催し、「まちなかグリーンオアシスプロジェクト」の活動につながる人脈づくりや情報収集などに努めてまいります。

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