第3回となるEKKYO.SUMMIT + 2023 SENDAIでは、若手研究者と芸術家による、これからの科学と工藝を問う作品群の同時展示会と、双分野を奥深く知りその繋がりや重なりしろを辿るクロストークを開催することで、双方向に新たな理解の切り口を発見したり、普段触れる機会のない現代の先端を垣間見れたりする場を共創します。
2023 年 6 月 24 日 (土) - 6 月 26 日 (月) 10:00-18:00
若手科学者の研究・アーティストの作品の同時展示会 「Three by Three for Three」
これからの科学と工藝を問う研究・作品群を同時に 展示し、知性と感性を越境しながらどこか科学と工藝に重なりしろがあるような、双方向に新たな理解 の切り口を発見したり普段触れることの少ない現代の先端を垣間見れる展示会です。出展者・企画者によるギャラリートークもお見逃しなく!
2023 年 6 月 24 日 ( 土 ) 19:30-21:30
クロストーク 「物理・化学・生物と芸術・工芸・建築の交錯」@EKKYO.NIGHT
若手の科学者とアーティストの交流の機会として、 先端的な研究・制作物の双方向の批評を公開で行い、 異分野横断の対談から個別の研究・創作の未知の切 り口を探すと同時に共創の可能性も発見していく機 会でンポジウム形式で科学 - 工藝の交錯点を紐解いて いきます。
さらに、展示会&クロストーク後の交流の場として、化学現象を用いた本企画特製のオリジナルドリンクとともに、イベントの熱をカジュアルに繋げていく立食パーティーも用意しています。
【出演・参加アーティスト】
◎鈴木智也, 世良隆明ほか (物理・東北大学) 福富実, 鳩貝蒼士ほか (化学・東北大学) 加藤大生 (生物 / 神経科学・東北大学) 2001-2003年生まれ。東北大学理学部在学。70人規模の科学研究サークル「東北大学物理の会」として、場の量子論、多様体、電磁気学といった物理 - 数学の横断的な研究に加え、脳科学、認知科学の分野からの他領域研究といった越境的な研究を行なっている。
◎諏訪葵 (美術家・東京藝術大学) 1991年東京生まれ。東京藝術大学大学院 美術研究科博士課程在学。人間が視覚的な現象を知覚するプロセス、「見ること」から展開するインスタレーション、立体、 映像、平面作品などを制作している。科学的な現象や概念から作品の着想を得ることが多く、 科学と美術の関わりによって生まれる学際的な活動に注力している。文部科学省トビタテ!留学JAPAN派遣生。
◎青木吾郎 (ロボティクス系研究開発者・東北大学) 東北大学大学院 工学研究科 ロボティクス専攻 博士後期課程に在籍。2012年に明石工業高等専門学校に入学して以来、ロボティクス分野の研究開発を行う。2020年に、日本機械学会 若手優秀講演フェロー賞を受賞。人とコンピュータとのインタラクションに強い関心を持ち、人間拡張工学・ロボット工学・福祉工学の研究を実施している。博士後期課程では、「介護を学ぶことの難しさ」を解決するために、「Mixed Reality技術を用いた介護教育システム」の研究開発および社会実装に向けた活動に奔走している。
◎岩見歩昂 (建築家・京都大学) 1998年滋賀県生まれ。京都大学大学院 工学研究科建築学専攻修士課程在籍。京都大学昆虫生態学研究所や、京都大学宇宙ユニットなどとの協働を通して、異分野から捉え直した建築設計の可能性を模索しながら、滋賀県の住居兼アトリエにて設計活動に取り組んでいる。トビタテ!留学JAPAN派遣生。
◎坂本陽太郎 (マテリアル系設計開発者・作家) 1998 年茨城県生まれ。東北大学大学院工学研究科卒(修士)。”人が実世界に対して自発的に感じ考え行動する瞬間”に強い関心を持ち、大学では材料科学を専攻。全固体電池実現のための材料開発を行う。現在は、総合電機メーカーで勤務する傍ら、テック系Podcastの配信と、専門性を生かした作品制作を行なっている。
◎大川翔吾(プロダクトデザイナー)1995年神奈川生まれ。2020年多摩美術大学大学院環境デザイン専攻。日本的美意識と欧州のサステナブルデザイントレンドの関係性をテーマに紙管で椅子を作成。2018年ベルリン芸術大学にエコマテリアルデザイン留学を実施。現在はメーカーで働きながら、漆を使用した人とモノの関係性を考えるプロジェクト「φ」の活動を行う。トビタテ!留学JAPAN派遣生。
◎黒澤良輔 (化学者) 1996年東京都生まれ兵庫育ち。2019-2020 年にカリフォルニア大学バークレー校にてゲルの研究を行い、2021 年に三重大学大学院修了。現在は化学メーカーに勤務しながら、幅広く化学と他分野連携の越境活動を行なっている。トビタテ!留学JAPAN派遣生。
企画全体責任者: EKKYO.HUB田中
EKKYO.HUB事務局 <info@ekkyo.jp>