自動車整備業界の2050年カーボンニュートラルの達成を目指します

共創チャレンジ

2023.06.13

法人

チーム名WTF
共創メンバー一般社団法人京都府自動車整備振興会
主な活動地域日本 / 京都
活動テーマ環境、エネルギー / モビリティ、交通 /

私たちの共創チャレンジ

自動車のライフサイクルアセスメントでの2050年カーボンニュートラルを達成するため、自動車整備業界としてもカーボンニュートラルの達成を目指します。その一環として、当会は自動車ユーザーや整備事業者に必要な情報を発信していきます。
当会では、自動車ユーザーに対して自動車の適切な点検・整備の普及推進の広報活動を行うとともに、整備事業者に対しては整備に関する設備の改善と技術の向上を促進する各種事業を展開してきました。自動車ユーザー及び整備事業者との接点となる当会の立場を活かし、自動車ユーザーには自動車環境情報や適切な自動車の保守管理に関する情報提供を行い、自動車整備事業者には工場のCO2の削減と使用電力の再生可能エネルギー比率の向上を推進し、自動車の使用課程におけるCO2排出量を削減し、2050年カーボンニュートラルが実現できるよう情報提供を行います。また、森林資源の保護を目的とした支援活動も継続して行います。

(1)自動車整備事業に関連する環境情報(国際情勢や行政からの情報)の発信
   当会ウェブサイトや会員整備事業者への会報便等を活用するほか、事業者向けの研修会なども開催します。

(2)自動車ユーザーに対するCO2削除や自動車の先進技術などに関する情報提供
   当会ウェブサイトやSNSなどで情報発信するほか、当会会員整備事業者を通じて管理顧客である自動車ユーザーに情報提供します。
   また、イベントなどで自動車の最新機構のデモンストレーションを実施するなど、自動車ユーザーに体験を通して啓発していきます。

(3)京都の森林を守り育てる活動を支援
   京都の森林を守り育てる活動をさまざまな形で支援していきます。

未来への宣言

自動車整備業界における2050年カーボンニュートラルを達成します。
当会は自治体、行政などとも連携し、自動車整備事業者が自動車の安全はもちろん、新しい社会との調和をはかり、より豊かで健全な社会を創造できるよう活動します。

きっかけ

自動車は人の移動や物流を支え日本の産業や経済発展をけん引してきましたが、同時に交通事故の増加や自動車の排出ガスが公害や温暖化など気候変動の原因となるなど地球環境への負荷が社会問題になっています。
自動車整備業界では予てより自動車の適切な整備により排出ガスを削減する様々な取り組みを行っており、当会でも自動車ユーザーに対して点検・整備の普及推進はもちろん、自動車整備工場の環境志向型事業活動の促進を支援するため、近畿運輸局の「環境保全優良自動車関連事業場等表彰制度」をもとに、環境対策に積極的に取り組む整備事業場の指導育成に務めてきました。また、当会では2009年より会員整備工場独自の環境保全への取り組みとして「エコガレージ京都」、また、2010年より「てんけんやさしさプロジェクト」と題した社会貢献活動を行っています。昨今の脱炭素社会の実現に向けた世界の動向と、整備事業の公共性と責務の重大性を考えても2030年のSDGs目標達成、2050年カーボンニュートラルの実現は、自動車メーカーだけでなく、自動車整備業界としても取り組まなくてはならない課題であると考えています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法・近畿地区各府県の自動車整備振興会と連携
・業界全体での取り組みに拡大
・2050年カーボンニュートラルの実現を目指す他業種の取組みとの協業
共創を希望する方々自治体、自動車関連企業(国内外問わず)、自動車関連団体 他

大阪・関西万博のテーマとの関わり

自動運転車や空飛ぶクルマなど、未来社会の移動手段を想像するとワクワクしますね。ただし今度の未来は締切がある、今までよりずっと現実的なもの。これから、持続可能な社会へと急激な変化が訪れるのは必至ですが、みんなのワクワクを繋げて、楽しい「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現につながったらいいなと思います。自動車整備業界は、これからも社会の基礎となる、重要なものです。

SDGsとの関わり

自動車はCO2排出により環境に負荷をかけており、化石燃料も使います。今後市販される自動車における電動車のうち、BEVの比率が高くなれば充電インフラの整備が必須です。そこにも再生可能エネルギーへの移行など、複雑に入り組んだ課題があります。それらの課題に自動車業界は関連しています。

一般社団法人京都府自動車整備振興会 情報・広報課

京都府京都市伏見区竹田向代町51-5

電話 075-672-6401