公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.06.13
法人
子どもたちが自分と向き合い、スポーツのパフォーマンスの向上のために努力し自己実現する力を育むことを目標とします。スポーツを通して自分の健康を意識し自分らしい食生活の構築を目指し、栄養と食事だけでなく、食の源流にある地球環境に目を向け、この地球に立つ一員であることを自覚することが必要と考えます。目の前にある食べものが手に届くまでの過程や自然の恩恵や環境に関心を持ち、自分の未来や社会を豊かにするためのフードリテラシーの構築をねらい、食育・スポーツ栄養・フランス味わい教育のセミナーを行っていきます。
我々人類がやってきたことが地球環境を脅かしていること、地球規模での食料危機がそこにあることを自分ごととして考える人が増えるようにしたいと思います。命を育む「食」への関心や意欲を取り戻し、それぞれが自分の食に主体的に向き合い、ジュニアアスリートのフードリテラシーを獲得するグッドモデルを発信していきたいと思います。
私は小学生バレーボールチームを20年前にわたり運営してきました。卒業生はVリーガーや大学・高校・中学とバレーボール強豪校へ進学しています。本業は、管理栄養士の資格を持ち、国立大学附属学校の栄養教諭として長年勤務し特別支援学校で障碍を有する子どもたちの学校給食と食育の推進に従事してきました。現在は、国立大学で食育の授業を担当し大学生に食育という授業をさせていただいています。さらに、大学で体育会系スポーツチームの栄養指導も担当しています。関東大学リーグ一部の私立大学男子バレーボール部の管理栄養士や私立高校のバスケットボール部の栄養サポートに参画しています。自己のキャリアと研究内容を生かし、チームのジュニアアスリートに対しバレーボールだけでなく、全人的な発達を促す食育を行っています。スポーツ栄養ではジュニアアスリートの食事を伝えるために親子一緒の栄養セミナーと料理教室を定期的に行い、子どもたちが将来健康を守るバランスの良い食事を実践できるようにしています。そして、フランスの味わい教育を取り入れ、食べるときに五感を使うトレーニングを行っています。五感を使って感じたことを表現すること、感じ方はみんな違うこと多様性の理解・コミュニケーション能力の獲得を促しています。自己表現の源流となる学習です。また、食べることは自然の恩恵と労働に対する感謝の心が必要です。食べものがどこから来るのかを知るために、地引網や酪農体験や収穫体験など第一次産業の体験を伴う行事を企画し、事前調べ学習をして知識を持って現場に向かい体験学習を行い体験で得たことを共有します。さらに、自分の食べるものを選択する力を獲得するためのセミナーでは、SDGsで提示されている環境問題やフェアトレードなどに関連する認証マークについて調べ学習と発表を行い、子どもたちはプレゼン能力や議論の仕方も養っています。環境についても関心を持ち始めています。他にも、性の多様性についての講師をお願いしてセミナーを行いました。その講師の方から共創チャレンジを教えていただきました。このように、スポーツスキルだけではなくフードリテラシーの獲得が、主体的な態度や行動へ繋がり目標に向かって頑張る人間力を高めることに必ず寄与すると思っています。親と子がスポーツと食を通して未来の命を輝かせる取り組みを、もっと多くの人と繋がりながら広げていきたいと思います。
いのち輝く未来社会のデザインというテーマの中で、共創チャレンジの活動例「ライフサイエンスやヘルスケアに関する将来的な社会実装に向けた活動(スポーツや食を通じた健康寿命の延伸に資する活動等)」ということが、まさに現在チームでおこなっている活動の根幹であることを確認した。長年にわたりチームのコンセプトである「子どもたちに翼をさずける」ということと合致すると考えています。
全部で5個ありました。 1.貧困をなくそう 子どもたちと同年代の子たちが労働搾取されている状況を伝えるセミナーを開催し、フェアトレードの学習でスーパーに調べに行き自分たちには何ができるか考えさせています。 3.健康 スポーツをするための体づくりや体調管理について知識を得て、それを実践するための料理教室を親子でおこなっています。 4.5 環境について 食べものと環境の結びつきを知り、自分たちはどう行動すればよいのか第一次産業の体験学習を行っています。
連絡先は、チーム公式HPの方へお願いいたします。
沢山の人と繋がりたいので、よろしくお願いいたします。
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