子ども達の絵でラッピングした「こどもミュージアムトラック」を、日本中の道路に走らせることで、交通事故の減少と「やさしさ」や「えがお」が広がることを目指します。
純粋な子ども達の絵やメッセージは、どんな人の心も純化していくと信じ、やらされではなくやりたくなる場を日本に留まらず、全世界において、あらゆる形で生み出し続けるとともに、子ども達にお役立ちの心を育み、自己肯定感を高めます。
それは、まさに一人ひとりの「命」の輝きへとつながります。
また、2025年大阪・関西万博会場内を走るEV車に、純粋な子ども達の絵やメッセージのラッピングを行い、各国の人々にそれに触れていただく事も併せて目指します。

社会課題を生み出さない人の心を育みます！

この活動は、10年前に自社（㈱宮田運輸）で起こした交通死亡事故から始まっています。
事故直後は、管理監視の強化をし厳しく指導するという形でした。ですがそれは、ドライバーにとって苦痛でしかありませんでした。そしてそれは次第に、軽微な自損事故を隠すという最悪の状況へとなっていきました。
社長は、子どもの頃からトラックが大好きでした。ですが、トラックが悲しみを生む現実を目の当たりにして、いっそトラックがこの世から無くなった方いいのでは考え始めていました。
そんな時、ある経営者から「トラックが好きなんだったら、トラックを無くすのではなく、活かす事を何か考えたらどうだ？」と言われたことをきっかけに、社長の心は大きく変わり始めました。
トラック内に飾られていたドライバーの子どもの絵を見て、子ども達が描いた絵やメッセージをトラックの背面にラッピングすることで、自社は勿論ですが、それを見る周りの人たちにも「やさしさ」や「えがお」が広がり、事故が減るのではないかと思い、9年前から始まった活動です。

どんな人の心の中にも存在する「良心」を導き出せる「場」づくりこそが、個々の命への輝きに繋がります。
純粋な子ども達の絵やメッセージは、人の良心を導き出せる最も有効な手段だと感じており、それは、世界各国共通のものです。
私たちの取り組みは、交通死亡事故から始まっています。
起こした事実は変えられませんが、向き合い方でその意味を変えることが出来ます。
私たちの取り組みは、一つしかない自身の命の尊さをしっかりと自覚し、その命が喜ぶことを素直に行動できる場を提供できると信じています。