Welcome Challenge #001: 難民移民のデジタル人材包摂

共創チャレンジ

2023.06.20

法人

チーム名Global DX Pioneers
現在の活動地域 国/地域日本 東京
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

国を逃れてきた方々のデジタル人材としての包摂を推進する「Welcome Challenge #001 難民移民のデジタル人材包摂プロジェクト」を発足。難民移民のデジタルスキル習得のための奨学金プログラムと業務委託受け入れ(インパクト・ソーシング)に協賛・参加する企業・団体(共創パートナー)の募集を開始します。

■プロジェクト詳細

①奨学金プログラム Career Impact Bond(出世払い方式のペイフォワード基金)
Career Impact Bond(CIB)の仕組みを活用した奨学金プログラムを実施します。国を逃れてきた方々が、無料でトレーニングを受けることができ、その後、企業で就労し、所得が一定水準を超えた場合のみプログラム受講者が奨学金を返済する仕組み(出世払い方式のペイフォワード基金)です。
この奨学金プログラムは、法人協賛や寄付を募って運用します。本奨学金プログラムを通じて、日本で就労するための入り口となる教育機会の拡大を目指します。

また、Social Impact Bond(SIB)と呼ばれる、就労支援が成功した場合に自治体がインパクト投資家や企業に成果報酬を支払うモデルも掛け合わせ、更なる持続可能性や拡張可能性を共創していく予定です。CIBとSIBを組み合わせた難民移民向けのデジタル就労支援は世界でも珍しい取り組みです。

②業務委託による就労支援/受け入れ(インパクト・ソーシング)
国を逃れてきた方々がデジタルスキルを身につけた後には、英語でも開発に携われるITベンダーに加わり、日本企業や自治体から受託するITプロジェクトの一翼を担います。入口としてのスキル習得だけでなく、就労という出口まで担保し、難民移民がデジタル人材としてのキャリアを踏み出す機会を広げます。
こうした取り組みは、「インパクト・ソーシング(社会貢献と事業成長を両立させた業務委託)」と呼ばれています。

将来的には、本共創プロジェクトを通じて、その仕事のパフォーマンスや経験が評価された人材が企業や自治体により直接雇用されることで、日本でのインパクト・ハイアリング(企業や自治体などによる直接雇用)も促進されることも期待しています。

■展開したい地域

国内の関西地域にいる難民移民からパイロット。
オンラインでも教育・就労ができるため、日本に来る前に教育を提供したり海外からリモートワークを行うモデルも展開

■共創を希望する方々

本共創プロジェクトでは、活動に賛同いただき、参加いただける以下のパートナーを募集しています。

① Career Impact Bondを活用した奨学金プログラムへの協賛・寄付をいただける企業
② 難民移民をデジタル人材として育成してくださる企業・団体
③ 難民移民のデジタル人材を受け入れてくださるITベンダー
④ インパクト・ソーシングとして、難民移民のデジタル人材が参加しているITベンダーに、自社IT開発案件を託していただける企業・自治体

■大阪・関西万博テーマとの関わり

真の「誰一人取り残さない」、「いのち輝く未来社会」を「難民移民」と共に。