私たちの共創チャレンジ
現在、抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)は「ゴミ」として捨てられていますが、このコーヒーグラウンズの再生利用は社会的な大きなテーマとなっています。我々は焙煎事業者として、消費段階で発生するコーヒーグラウンズの再生利用ばかりでなく、コーヒー豆が入っている麻袋や焙煎時に発生するチャフ、焙煎後の豆をいれる袋など、焙煎・流通過程を通じて発生している再生可能な資源を検討し、3Rに取り組みCO2削減とSDGsを実現していきます。
未来への宣言
「おいしいコーヒーを次世代に。」
コーヒーには「コーヒーの2050年問題」があります。これは地球温暖化により美味しいコーヒーの栽培地が減少することが原因です。SDGsへの取り組みCO2削減に取り組むことにより我々はおいしいコーヒーを今後も飲んでいけるように活動します。
きっかけ
世界中で多くの人に親しまれているコーヒーは、現在、史上空前のコーヒーブームとなり消費が増加しています。コーヒーにはその香りによりリラックスしてストレスを解消する効果があるばかりでなく、赤ワインに次いでポリフェノールが多く、健康的な飲み物です。しかし、そのコーヒーはある問題に直面しています。それは2050年問題です。このまま地球温暖化が続くと、2050年には「おいしいコーヒー」であるアラビカ種の栽培地が現在の50%になってしまい、今のような美味しいコーヒーが飲めなくなってしまうという問題です。そのため我々はできる限り環境にやさしい社会を目指すため、焙煎・流通過程で生ずる廃棄物の減少に取り組む必要性を感じています。しかし、自分たちのノウハウだけでは解決できない問題も多く、共創チャレンジに参加しようと考えました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
焙煎業者はコーヒー豆の焙煎の段階・流通段階でCO2を排出しています。コーヒー2050年問題は温暖化の問題であり、我々が生き残っていくためにはCO2の削減が必須の問題となります。また、廃棄物を再生利用することでサステナブルな未来社会に貢献します。