私たちは医療者と市民が協力し、がん患者、患者の家族、がん遺族の方々がゆっくりと対話できる場所（サロン）を、多くの地域で作っています（患者サロン、家族サロン、遺族サロン）。日本では毎年70万人の人ががんと診断されています。多くのがん患者、患者の家族、遺族は孤立、孤独、不安などつらい気持ちを抱えています。既存の医療制度ではこの問題を解決することが難しく、新しい取り組みが必要です。同じ経験をしている人同士が一緒に話合うことで、参加者には大きな勇気と希望が生まれます。共創チャレンジに参加して、私たちの活動は、1か所2サロンだったのが、6か所8サロンに増えました。病院、企業、地域のコミュニティセンター、お寺、教会などが場所を提供し、医療者と市民が専門的知識と友人のような温かさを提供しています。医療者、市民、当事者が同じ場所で過ごすことで、孤立と孤独を解消し、温かい強い絆を生み出します。人、場所、システムがあれば、どんな場所でも開催が可能であり、この枠組みはがん以外の病気や障害をもつ人達の孤立、孤独の問題の解決策としても応用が可能です。私たちはこの活動を世界中に広げていきます。

ネットワーク: 大阪府、兵庫県にある各サロンの対象者に広く活動を周知できる広報システム、チラシを置いてくれる企業やお店や医療機関の場所、サロン活動の場所、活動に参加してくれる人など、人・場所・システムのネットワークが必要です

箕面市で２サロンを開催していましたが、共創チャレンジに参加してから川西市と大阪市に広がり、合計８サロンを開催できるようになりました。今後も関西一円から全国、そして世界へ活動場所を増やしていきたいと考えています。

私たちの活動は、人、場所、システムさえあればどこでも展開が可能です。活動する人、活動場所、活動のための資金・資産を提供していただける個人・団体の方々や、私たちの人と人の繋がりの幅を更にひろげていただける個人、団体の方々など、私たちの活動に賛同していただけるかたであればどなたとも共創したいと考えています。また、活動に興味のある医療者、市民の方々の仲間を作りたちとと考えています。よろしくお願い申し上げます。

私たちI FOR YOU Japanは医療者と市民が協力して「がんで苦しむ人の孤立と孤独をゼロにする」という信条のもとがん患者、患者の家族、がん遺族が対話できる場所（サロン）を作っています。私たちのサロンでは、参加する当事者、医療者、市民、企業、地域のコミュニティー施設、教会や寺院などが、一同に集まり、強くて温かい絆で結ばれています。そこでは、互いの理解し、誤解を解き、笑顔になって、皆で明日へ歩みだしています。私たちの活動が世界に広がることで「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現につながると考えています。

https://iforyouj.org/?page_id=29

支援いただいている団体様（敬称略）
富士フィルム、第一生命、川西市立総合医療センター、医療法人協和会、あかんのん安住荘、サクラファミリア、みのお市民活動センター、川西市民活動センターほか