公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.05.24
法人
環境・安全・エネルギー・福祉・ライフスタイルなど、企業を取り巻く環境が大きく変化するなか、持続可能な経営をするために、社会から求められる様々な要請に応えるCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)を重視した企業経営が注目されます。 全日本印刷工業組合連合会では、CSR研究の第一人者である横浜市立大学の影山摩子弥教授の監修のもと印刷業のCSR規格要求事項を策定し、要求事項を満たした企業を認定する「全印工連CSR認定」に取り組んでいます(有識者で構成される第三者機関が認定を行い、2023年4月時点で143社が認定)。 CSR認定は、CSR規格要求事項の有効性を評価する「ワンスター認定」、CSR規格要求事項の有効性とCSRマネジメント・システム(CSRを経営に活かし推進するためのPDCAサイクル)の構築・運用を評価する「ツースター認定」、CSR規格要求事項とCSRマネジメント・システムによる経営効果やステークホルダーへの効果など効果測定の結果を評価する「スリースター認定」があり、認定企業はクライアントの製品・サービスにCSR認定マークを表示して、CSRに取り組む企業として広く社会にアピールすることができます。印刷業・関連業だけでなく、他産業の企業もCSR規格要求事項を満たすことでCSR認定登録することができ、CSR規格事項はSDGsの17ゴールの開発目標のうち15ゴールと紐づいているためSDGsへの貢献をアピールすることができます。 また、CSRのひとつとして、高齢者、障がい者、外国人、子ども等に配慮したメディアユニバーサルデザインの普及啓発に取り組み、メディアユニバーサルデザイン(MUD)コンペティションを年1回実施し、経済産業大臣賞をはじめ各賞を受賞した企業や学生によるメディアユニバーサルデザインに配慮した作品の企画力・技術力を広く社会へアピールしています。印刷業・関連業以外の方でもメディアユニバーサルデザイン(MUD)コンペティションへの応募が可能です。
よりよい未来のためにCSRとメディアユニバーサルデザインに配慮した製品・サービスで溢れた社会を目指して共にチャレンジしましょう。
世界規模での異常気象、大規模な自然災害の原因とされる気候変動問題をはじめ雇用・教育・ジェンダー等の諸問題が人類共通の課題となる中、2030年までに達成すべき持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するため、2025年の大阪・関西万博を機に万博に参加する企業や人々をはじめ世界のすべての人々に対し、日本の中小印刷業が発信するCSRの取り組みとメディアユニバーサルデザインを世界へアピールしSDGsへ貢献したいと考えています。
CSR認定は、8分野(1.コンプライアンス 2.環境 3.情報セキュリティ 4.品質 5.雇用・労働安全 6.財務・業績 7.社会貢献・地域志向 8.情報開示・コミュニケーション)において110の要求事項があり、そのうち93の要求事項がSDGsの開発目標に紐づけられています。CSR認定に取り組むことによりSDGsに貢献することができます。
*CSR認定マークは全日本印刷工業組合連合会の登録商標です。
*CSR認定やメディアユニバーサルデザインについて関心をお持ちの方は、下記までお気軽にご連絡ください。
CSR@aj-pia.or.jp
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