こどもの頃から料理をすることが当たり前の世界を実現

共創チャレンジ

2023.05.24

法人

チーム名POSICOOK(ポジクック)
共創メンバーさやつぼ
主な活動地域日本
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 食 / 地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス /

私たちの共創チャレンジ

こどもの頃から料理をすることが当たり前の世界を実現

未来への宣言

料理を通して、①心と体の健康をコントロールする力、②自己肯定感を高め、自分と相手を大切にする力、③社会性を学び、人とつながる力、を楽しく育んでいます。

この3つの力は、幼少期のうちに育み・習得する事が大切です。
こども達が大好きな「料理」を通じて、こどもの心を育んでいきます。

きっかけ

私は、少年院で働いていたとき、気になっていたことが3つありました。それは、①こども達の社会での食生活が乱れていたこと、②自己肯定感が低かったこと、③対人関係が苦手だったことです。

それらの課題を解決してあげられたらと考えていたとき、たまたま少年院でとれたさつまいもを使って「スイートポテト」を作ることになりました。調理実習をすると、こども達は全員喜んで「楽しかった!」と言っている様子を見て「そうか、料理だ!」とひらめきました。

料理ができると食生活が整うし、作った料理を家族や友人に食べてもらうと喜んでもらえて、自己肯定感が育まれます。そして、家族や友人と料理を通じた自然なコミュニケーションがうまれます。料理ができたら、少年たちにとっても良いと考え、少年院で本格的に調理実習を始めようとしましたが、施設柄いろいろな事情があり、できませんでした。

一方、職場の先輩が、毎日こどもの食事づくりに追われている様子を見て、「こどもも料理ができたらいいのに」と感じていました。「こどもが料理をすると、こどもも家族も嬉しい」そんな未来が見えてきました。2015年、こどもが料理をすることが当たり前の社会を目指して、「こどもだけの料理教室ゆめつぼ」を開始しました。こどもの頃から料理をすることで自分に自信を持ち、周りの笑顔を見る事で、IT化、コロナ禍など、激しい社会変化の中でもたくましく活躍できることを願っています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本全国へこども料理教室のノウハウを届けます。
1年で冷蔵庫にあるもので自分でメニューを考えて料理ができるこどもを育てます。
作った料理を家族に食べてもらうと喜んでもらえるので、自己肯定感が育まれます。
共創を希望する方々こども料理教室の開催をしてくれる個人・法人の皆様の力が必要です。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

いのちを輝かせるためには、心の健康が重要です。
料理の力で幼少期に心を育む「POSICOOK(ポジクック)」が広まれば、誰もが社会で活躍できると考えています。

SDGsとの関わり

2.料理を作ってもらえない子がいるので、自分で作れるこどもを増やします。
3.栄養バランスの良い料理を作ることができるようになります。
4.食育を学ぶことにより、非認知的能力が高まり、学力もあがってきます。

こどもだけの料理教室ゆめつぼ茨木本校

yumetsubo@ruoanlaitto.co.jp