国内5世界自然遺産(屋久島、白神山地、知床、小笠原、奄美沖縄)に見る自然と社会の共生と未来に残すべき人類の遺産

共創チャレンジ

2023.06.21

法人

チーム名イベント学会、世界自然遺産5地域会議
共創メンバーイベント学会、斜里町、羅臼町、鰺ヶ沢町、深浦町、西目屋村、藤里町、八峰町、能代市、小笠原村、屋久島町、奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町、徳之島町、天城町、伊仙町、国頭村、大宜味村、東村、竹富町、(公財)知床財団、(公財)屋久島環境文化財団
主な活動地域日本
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 食 / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

日本の世界自然遺産5地域の関係市町村、民間企業、活動団体、関係機関等が幅広く結集し、連携、協力することを通じて、自然遺産地域の課題や注目すべき先進的事例について情報交換するとともに、日本型自然保護理念「共生」=「環境文化」理念を深め、保護と振興の両立モデルを提示することにより、5地域の持続的発展の新たな契機とします。またこれらの成果を大阪・関西万博を通じて広く国内外へ発信し、日本の世界自然遺産の在り方を世界規模で提示していくことにより、結果として地球の持続的利用の実現につなげていくことを目指します。

未来への宣言

世界自然遺産地域間の連携によって、日本の自然遺産の価値と日本型自然保護システムを国内外に発信するとともに、共通の地域課題解決に取り組み、各地域の持続的発展を図ります。

きっかけ

TEAM EXPO 2025の共創パートナーであるイベント学会(中村利雄会長)の呼びかけに呼応して、公益財団法人屋久島環境文化財団(小野寺浩理事長)が国内の世界自然遺産5地域の22市町村長と2公益財団法人に「世界自然遺産5地域会議」の設立を働きかけました。全関係団体がこれに賛同し、令和5年1月18日、屋久島に24団体の首長や関係者が集まり(リモート参加を含む)、5地域会議準備会を開催しました。この場で「世界自然遺産5地域会議」を正式発足させるとともに、大阪・関西万博への参加を事業内容の一つと定めた規約を採択しました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法国内の世界自然遺産5地域の代表者が、5地域内や大都市内で定期的に会合を重ね、情報発信を行うとともに、互いに連携し、5地域のフィールドや地元の人々の知見・活動経験を活用した、全国・世界の人々を対象とする研修などの取り組みを進めていきたいと考えています。
共創を希望する方々当チャレンジの内容に関心を持ち、共創を希望される企業、団体、自治体、教育機関、NGO・NPO、個人など。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

世界自然遺産5地域でこれまで行われてきた自然と共生する地域づくりの多様な実践は、いわばSDGsの先行事例と見ることができ、また住民市民参加を事業推進の大きな柱としてきたものです。ベースになっている「自然と社会との共生=環境文化」という理念の先導性は、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに貢献し、このテーマの普及や様々な団体との連携、協働の可能性を高めることができます。

SDGsとの関わり

8「働きがいも経済成長も」・・自然環境の保護と経済成長の両立を志向している。
11「住み続けられるまちづくりを」・・持続可能な地域社会の発展を目指している。
15「陸の豊かさを守ろう」・・世界遺産に登録された陸・海の自然環境を後世に引き継ぐ。

本事業の窓口は、世界自然遺産5地域会議事務局:公益財団法人屋久島環境文化財団です。本事業に関するご連絡は、下記宛てにお願いします。

お問い合わせ先:事業課内田 zaidan06@yakushima.or.jp