着物を通して『枠』にとらわれず自分らしく輝く!

共創チャレンジ

2023.04.25

個人

チーム名Kimono月花
現在の活動地域 国/地域日本 大阪
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

日本の長い歴史を通して受け継がれてきた文化、
伝統を大切にし、
それらを次世代へ引き継ぎ、
更に発展させながら
個性豊かな新しい文化を生み出す。

<着物の普及>
廃棄される布やタンスに眠る着物を新しいカタチへ

現在、7億枚もの着物や帯が
タンスに眠っていると言われており、
毎月十数トンの着物、
年間で50万トンの衣類が廃棄されています。
かつての日本人は形をかえながら
最後の最後まで大切に布を使っていました。

先人たちが大切にしてきたものを守りながら、
現代の洗練さを融合させ、
着物の可能性や魅力を伝え、
伝統工芸としての着物ではなく、
生活に溶け込んだ普段着、
日常のファッションとしての着物を広げていきます。

<和のこころの発信>
和文化は現代社会で重要視される時間の短縮や効率性よりも
他者や身の周りに存在するあらゆるものへの配慮、
優雅さや丁寧さを重視してきた文化です。

日常的に季節のものに接し、
意識することで小さな季節の移ろいを愉しみ、
先人たちの知恵から学びを得る…

その根底となる『和のこころ』は
相手への気遣いや思いやり、
感謝の心を大切にする温かく愛に溢れています。

着物を通して和文化を知り、その心にふれる。

自然と優しい気持ちを持つことができるようになり、
生活の在り方や心の内を見つめなおすことができ、
自然や物、人、そして地球に対しての関わり方にも
おのずと変化してくると考えます。

そんな和のこころを感じていただけるよう発信していきます。

<世界へ発信>
着物は日本の民族衣装でありながら、
世界からも高い評価を受けています。

着物や日本の魅力をイベント開催やSNSでの発信を通して
多くの方に知っていただけるよう発信していきます。

■展開したい地域

大阪・関西を中心に活動を展開していきます。

<和装ランウェイの実施>
和の文化を伝える為のファッションショーを展開。

<イベント開催>
着物を着ていただける機会を提供し、
ご参加いただくことで着物や和のこころの良さを再発見いただく。

<SNSで発信>
SNSなどのツールをつかって、着物を通して和の心、
日本文化の美しさを国内外へ伝えていきます。

■共創を希望する方々

観光や地方創生につなげたい行政・自治体
旅行会社・観光協会・宿泊施設
ファッション業界
大学
メディア・イベント会社・ホール施設

■大阪・関西万博テーマとの関わり

着物はサスティナブルなものであり、
着物を通して和の心にふれることができます。
和の心とは、相手を思いやる心を大切にし、
相手を尊重できる優しさです。

伝統文化としての着物はもちろん、
時代にあわせた新しいカタチの着物は
一人一人が自由に個性を発揮するきっかけになると考えます。
そして、その自由な個性を受け入れ、共存するためには、
相手を思いやる心や優しさが必要不可欠であり、
それらは和文化の根底となるものです。

大阪・関西万博のテーマである
「いのち輝く未来社会のデザイン」
一人一人が、自らの望む生き方を考え、
それぞれの可能性を最大限に発揮する…
着物や和の心がそのきっかけになることを願い活動していきます。

このチャレンジの投稿

  • 着物や和のこころの普及活動~たくさんの方に知っていただくことを目指して

    着物にふれ、その魅力を体感し、和のこころを知る… 着付け指導や着付け体験を通してお伝えしております。 「おもてなし」を必要とする職業を目指す方向けに着付け指導や和文化の講義台湾留学生に対して浴衣体験と茶道体験。年齢や国籍、性別を問わず、大切なことはまずは「知る」ということ。 出来るだけたくさんの方にその魅力を知っていただけるよう日々活動しております。   Kimono月花 https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1095        

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  • 未来ある子供たちへ着物の魅力を伝える「おしごとマルシェ~伝統文化編」

    5月28日(日)枚方市の五常小学校にて開催されたおしごとマルシェ~伝統文化編に参加し、子供たちに「着物」にふえていただきました。 このイベントは日本の文化や伝統を体験してみたいという子供たちの声から実現したものです。 日本には伝統文化といわれるものが沢山ありますが、大人ですらわからない・知らないことが多い世界です。 大人が無関心だと子供たちに大切なものが残せず、今まで大切に引き継がれてきたものが少しずつ消えてしまいます。今まで引き継がれてきたものの中には技術や知恵、そして思いや心が込められています。 長く大切に引き継がれてきたものが「無関心」が故に消えてしまう… そんな危機感を感じている中で、未来ある子供たちから日本の文化を知りたいと声をあげてくれるとは本当に嬉しいことです。 今回は子供たちや保護者の方に帯の結び方や着物のたたみ方に挑戦してもらいました。 はじめて帯を結ぶ子供たちがほとんどで、自分たちで帯が結べたという成功体験は、きっと今後の着物への興味へと繋がると感じました。 また子供たちが帯を結ぶ姿をみて、今年の夏まつりは浴衣を着せてみようかなという保護者様のお声もたくさんいただきましました。 未来ある子供たちに「着物」にふれていただき、まずは「知る」という機会の提供を今後も行っていきたいと思います。                  

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