私たちの共創チャレンジ
福井県南越前町にあるスキー場から雪を提供いただき、トラックに積み込み、遠路大阪市平野区まで運搬し、小学校の校庭に雪山を作って子どもたちに雪にふれあい遊んでもらうことで、子どもたちの健全育成につなげています。大勢の子どもたちの喜び遊ぶ姿、あふれる笑顔を見ると、毎回当日までの準備にかかった苦労が一遍に吹き飛ぶ思いになります。子どもたちにとっても、この雪とふれあった経験は、大人へと成長した時、見守ってきた地域の大人たちの思いを理解してくれるものと信じています。そして、この思いを次の世代へバトンをつなぐ活動に取り組んでもらえるものと期待しつつ、この活動を通じて、持続可能な未来社会の実現を目指していきます。
未来への宣言
子どもたちが感性豊かに成長し、地域の多くの人たちに見守られていることを感じ、地域のことを大切にしつつ、ワクワクするような行動が継続される活動をめざします。
きっかけ
地域における青少年の「健全育成」と「非行防止」を推進するために、大阪市長より委嘱を受けて活動を行う市民ボランティアの青少年指導員のOBなどの有志で構成されている「綿帽子の会」の会員から、日頃あまり雪を見たり触ったりする機会が少ない大阪市内(平野区内)の子どもたちに、少しでも雪にふれて楽しんでもらいたいという熱い思いがきっかけとなり、真っ白な雪を提供してくれるところを探し求めるところから始め、平成24年度より「平野区雪まつり」を平野区内の各地域を毎年持ち回りで開催しています。雪不足や悪天候、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による中止をはさみながら、令和5年2月で11回目となります。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
「いのち輝く未来社会」の実現に向け、未来の子ども達のために雪に触れ合うことで自然、季節の大切さを感じてもらうとともに、多くの人の支援、支えがあることを感じる機会となることが大切だと考えています。