公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.07.05
法人
ダンボール製什器を使用してサステナブルなイベント運営をサポートし、2025年大阪・関西万博や万博関連イベントでの実装を目指します。 具体的には、イベント会場における椅子や机、ディスプレイ、オブジェなどを95%以上のリサイクル率を誇る資源循環の優等生「ダンボール」を原料として製造・使用することで、サーキュラーエコノミーの実現に寄与するイベント運営が可能となります。 一般的なプラスチックやスチール、ベニヤ材で作られるイベント什器と比較し、運送コストや製造時CO2排出量削減、解体後100%資源化可能なダンボール什器は、イベント運営の前後工程(製造・流通・使用・廃棄まで)をトータルでサステナブル化させることが出来ます。 洛西紙工株式会社の最新デジタルカッティングマシンにて、空間に合わせてフルオーダーメイドし、地球と人に優しい新たなプロダクトを創造します。 さらに、チーム名のとおり、本プロジェクトへの参画メンバーは組織や業界・セクターの壁を「越境」して活動することで、共創と新しい働き方の両立を目指します。
私たち、越境プロジェクト「ダンボールが創る未来」は、サーキュラーエコノミー・資源循環型社会の実現を目指し、ダンボール素材の新たな用途を開拓・提案することで、2030年SDGs達成、2050年カーボンニュートラル達成に貢献していきます。 さらに、本プロジェクトに携わるメンバーが組織や業界、セクターを越えて協業することで、未来の新しい働き方や関係性を提案します。
洛西紙工株式会社は2023年2月より、京都や地域社会に貢献するソーシャルビジネスに知見が深い京都信用金庫様と連携し、「日本一サステナブルなダンボール会社」を目指すプロジェクトを開始しました。 京都に根差した中小企業である洛西紙工が、多様なステークホルダーと共創し、サステナブルな資源循環社会の実現を目指す一環として、ダンボールという素材を通じて2025年大阪・関西万博の成功とレガシーづくりに貢献できるのではとの想いから今回の共創チャレンジを始めました。
私たちが目指すサーキュラーエコノミー・資源循環型社会の実現は、2025年大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会」をデザインすること、そのものであると考えます。 その中でも特に「Connecting Lives」(いのちをつなぐ)というサブテーマを、資源という自然のめぐみ=いのちを無駄にせず使い続けると解釈すると、サーキュラーエコノミー・資源循環社会の実現はこのいのちをつなぐ活動であると考えられます。 私たちはダンボール製品の新しい用途の開拓・提案を通じ、いのち輝く未来社会の実現に貢献します。
資源循環の優等生であるダンボール素材をイベントに多用することで、12「つくる責任、つかう責任」の達成に寄与するのみならず、資源調達から流通、使用工程といったサプライチェーン全てにおいてCO2排出量削減ができることから13「気候変動に具体的な対策を」にも繋がってきます。 また、今回の共創チャレンジはダンボール製造業者の洛西紙工のみでは達成することができず、多様なステークホルダーとの協業があってこそ実現できると考えています。個人が組織やセクターを「越境」して活躍できる未来を創るという意味で、17「パートナーシップで目標を達成しよう」とも関わってきます。
洛西紙工株式会社
担当:取締役 小田智英
TEL:075-391-8862
MAIL:oda@rakusaishikou.co.jp
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