公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.04.10
法人
2025年に向けて、各地で地域一体型オープンファクトリーや産業観光が盛り上がっています。そのなかで、関空からのアクセスが良いにもかかわらず、和歌山でものづくりの魅力を発信する取り組みはこれまでありませんでした。 和歌山といえば、みかん、パンダ、梅干し… でも、自分たちのものづくりだって、コンテンツになれるかも知れない。いや、コンテンツにしていかなきゃ、産地が未来に残っていかない。 和歌山ものづくり文化祭は、そんな事業者の想いで始まった「職人が主語」のものづくり体験イベントです。
木工、漆芸、金属加工、繊維・・・ 和歌山県北部には、地域資源を活かし技術を培ってきた多くのものづくり企業があります。 そして、その企業の数だけ、そこで働くひとの卓越した技があります。 和歌山ものづくり文化祭は、普段は立ち入ることのないものづくりの現場を一堂に集め、 それぞれの道を究める職人と直接話し、技を見て、そして体験できる場所です。 和歌山にこんな技術を持った企業があったんだ。 自分たちのまちに、こんなかっこいい職人がいるんだ。 ものづくりって、こんなに難しくて、そして楽しいんだ。 リアルな体験でしか得られない学びを、職人自らが地域の人々に伝えることで、 私たちのものづくりを身近な存在と感じていただきたい。 そして、産地としての和歌山を次の未来へと紡ぐための、新しい文化を育みたい。
「ものづくりの未来を創る、体験と学び」 和歌山ものづくり文化祭は、紀北エリアのものづくり事業者が集まり、各社が体験ワークショップを通じて自社のものづくりを発信する、和歌山で初めての「ものづくり企業が主体の体験参加型イベント」です。 2022年は11月5日(土)・6日(日)の日程で初開催し、20社が参加。2日間でのべ5,803名の来場者が、これまで知らなかった「和歌山のものづくり」に触れました。 2023年は12月2日(土)・3日(日)、和歌山城ホールにて開催予定。ものづくり事業者だけでなく、行政・デザイナー・まちづくり・地域金融機関も巻き込んで、今はまだ「ものづくりのまち」じゃない和歌山の産地を未来に紡ぐ共創をはじめています。
和歌山は、いまはまだ「ものづくりのまち」とは言えないかもしれません。でも、このまちには地域資源を活かしながらものづくりに取り組んできた企業がたくさんあります。 ものづくり企業とそこで働く職人が自分たちの輝きに気づき、キラリと光を放つ。小さくても、その光がたくさん集まれば、きっと地域の未来も輝かせることができるはずです。 2025大阪・関西万博を見据え、「和歌山のものづくり」を発信していくコンテンツとして認知度を高めていきます。
4.和歌山ものづくり文化祭は、「職人から教わるものづくりの体験」を通じて、地域の未来を担う子どもたちに学校では得られない学びを提供します。 8.和歌山ものづくり文化祭は、その活動を通じて参加するものづくり企業や職人に誇りを感じてもらいたいと願っています。また、これまで交流のなかった異業種の企業が「文化祭」という同じサードプレイスに取り組むことで、新たなコラボレーションが生まれる土壌を育んでいきます。 17.初年度はものづくり事業者が中心となって発案・企画・運営を進めてきた和歌山ものづくり文化祭は、2023年からは事務局を設立し、行政・デザイナー・まちづくり・地元金融機関など関わりしろを増やして運営していきます。それぞれが主体的に役割を担い、ひとつの「文化祭」を笑顔で成功させていきます。
お問合せ先
和歌山オープンファクトリー推進委員会会長 菊井健一
和歌山市小雑賀2-2-31 (有)菊井鋏製作所内
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