段ボール廃材を工作キットにSustainable Toy 「SDKids(えすでぃーきっず)」

共創チャレンジ

2023.11.07

法人

チーム名パックインタカギ&高木包装
共創メンバー高木美香 杉本智史 日高慎二(X+) 九州ダンボール株式会社 吉岡印刷株式会社 株式会社シンエイ企画 F&A株式会社 株式会社wyze iD factory 株式会社奥村組 株式会社印房広田 ナカジマデザイン 株式会社いち屋 田谷商店 HONESTIES株式会社  NSW株式会社 北村和郎(ダイヤモンド経営者倶楽部) 旬の魚と野菜、月山 三宝化成株式会社 仲商店株式会社 株式会社奈良クラブ 株式会社喜望大地 株式会社ホットスタッフ奈良南 エネックス株式会社 学校法人太陽学院 TCY Machinery 梅乃宿酒造株式会社 株式会社ベレイマージ 株式会社SONAS 旭紙業株式会社 ヘキサ・ジャパン株式会社 ヌーベル化学工業 一般社団法人 日本食品包装協会 関西連絡事務所 神田産業株式会社 株式会社タクサン colodesign 株式会社鍜治田工務店 平和工業株式会社 株式会社スイデン 有功社シトー貿易株式会社 コバシ株式会社 梅花女子大学 株式会社和気 旭マシナリー株式会社 株式会社ムラタ漢方 鶴田美香子 洛西紙工株式会社(EXPO 2025 ID: 00014323) けんたろう(EXPO 2025 ID: 00015567) しょう(EXPO 2025 ID: 00014347) 成和化学工業株式会社 株式会社宝屋本店 株式会社アウル 株式会社幸 株式会社スナグル 株式会社M&K 株式会社Soseiパートナーズ 株式会社サテリト 株式会社エトワール 株式会社クールデリュミエール 医療法人生樹会渡辺病院 合同会社A&A 株式会社Neo fix 合同会社Y east グランテージ聖 株式会社ルートスロープ 株式会社メイク 天馬株式会社滋賀工場 石田インキ工業株式会社 株式会社高浄 株式会社深山 大阪支店 森ノ宮医療大学 近藤印刷工業株式会社 認定こども園七松幼稚園 株式会社メイワ 高津紙器 株式会社イトーキ 佐藤薬品工業株式会社 福田工業株式会社 サナダ精工株式会社 株式会社シモジマ 総務省地域力創造アドバイザー 株式会社まほろばホールディングス 株式会社バンビシャス奈良 愛媛製紙株式会社 葛城市立忍海小学校 株式会社オリジナル 天馬精密工業(中山)有限公司
主な活動地域日本 / 奈良
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 文化・芸術(アート) / 生物多様性、自然環境、生物 / ものづくり、サービス / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

次世代へつながるよりよい環境つくりの目標と、子どもたちの創造性を養う目標を、「段ボールの廃材」で「捨てる前に役立てる」ことを通して実現する取り組みです。弊社でも段ボールケースを製造する際、多くの端材が廃材として発生しますが、それらはすべて回収しリサイクルして再度段ボールになります。リサイクルに回すことも大切ですが、端材の形は様々で丸や三角など成形したかのようなものもあります。その端材を集めて工作キットとし、子ども向けのワークショップを開催し、決められた材料で決められたものを組み立てるのではなく、自分で工夫して何かを作りあげることで創造性を実践します。段ボールは95%以上回収されリサイクルの仕組みが確立し、段ボールの材料は90%以上が古紙でリサイクルの優等生と呼ばれています。確立されたリサイクルシステムの一端を担うことで、循環型環境の重要性を学んでほしいと考えます。この取り組みを、持続可能なTOYで子どもたちがSDG’sを体感できるようにと、「段ボール廃材の工作キットSustainable Toy SDKids(えすでぃーきっず)プロジェクト」と名付けました。全国の同業他社の段ボールケースメーカーに声をかけ参加をつのり広げていきたいと思います。

未来への宣言

SDKids(えすでぃーきっず)プロジェクトを通じて、未来につながるための取り組みを遂行していきます。                        
まず、捨てるものが宝物になる。日本古来のもったいないマインドをこのプロジェクトを通して世界に広げていく。          
一見いらないものを、見方を変えることにより必要なものに変化させる。そして、そこから創作を通じて楽しくコミュニケーションする力や道具を使うことの体験、作る喜び考える楽しさを学ぶ。                                                   環境におけるリサイクルについての学びは、未来に向けて必須なこと。再生古紙の利用の価値を高め、古紙含有率90%の段ボールの含有率を100%に近づけることを実践しながら、循環型環境を学ぶ。

きっかけ

この数年、弊社ではSDG’sの目標の一つである、「12つくる責任つかう責任」から段ボールの回収率を上げる取り組みのために、作る側や使う側の意識をさらに高めるには、どのような形でアプローチできるかを考えました。大量の段ボールケースを製造する際に端材となった廃材。回収されてリサイクルするだけではなく、なにか違う角度で利用できないか。端材を段ボールケースに詰めて工作キットを作りました。そんな常識を覆す案からスタートですが、大人は端材イコール捨てる(段ボール端材の場合はリサイクルに回す)、いらないと単純に結論します。子どもは、いらないものとは思わずにその形から何かを連想して、何が作れるか、形作ろうと懸命に考えます。この工作キットは、何が入っているかわかりません。作り方の説明書もなく決まったデザインのものを決められた通りに作っていくのではありません。今まで開催した工作のワークショップでは、毎回子どもたちは我々の想定以上の作品を作り上げ、驚かせてくれます。「捨てる前に役立てる」この習慣を、作る側も使う側も一緒に考えて、循環型リサイクルの重要性を広めていきたい。このことでSDG‘sの「12つくる責任つかう責任」を広めていきたいと思います。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本国内とアジア地域 
共創を希望する方々同業他社および賛同いただける企業個人、教育機関。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

地元関西から、日本国内や世界に発信して、万博を盛り上げたい。

SDGsとの関わり

子どもたちの創造力を養い、工夫することを学んでほしいと考えます。また、段ボールはすでにリサイクルの優等生と呼ばれるほど仕組みが確立しています。日本ではリサイクル率は90%以上で、他の地域にもその循環型環境の仕組みをひろげます。産官学で共創して、資源を大切にするという目標を達成していきます。

お問い合わせ先:電話番号 0745-65-1133(代表)東 昭夫