伝統的工芸品が彩るミライ

共創チャレンジ

2023.03.20

法人

チーム名伝統的工芸品をコアとした地域活性化検討チーム
共創メンバー中国経済産業局 地域経済部 地域経済課
中国経済産業局 地域経済部 製造・情報産業課
主な活動地域日本
活動テーマ文化・芸術(アート) / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 工芸 / ものづくり、サービス / 生活用品、ファッション / コミュニティ・まちづくり、住まい / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

私たちのライフスタイルを支える生活製品。消費者の価値観やライフスタイルが時代とともに変化する中、市場には安価な商品が溢れ、伝統的工芸品関連の産業は市場で押されている状況です(平成10年度から令和2年度にかけて、生産額で約70%、従業員数で約50%減少)。伝統的工芸品には独特の魅力があるものの、これを十分に消費者に届けられているのか、手を伸ばそうとした時に手に届く場所に置かれているのかというと、そうはなっていないと考えています。そこで、中国経済産業局では、伝統的工芸品が持つ価値を身近に感じ、手にとってもらい、長く受け継がれてきた伝統や技術を共に紡ぎ、彩りのある未来につなげるということを共創したいと考えています。

未来への宣言

グリーン社会への移行が進む中、自然由来の原料を用い、手工業で一品一品紡がれる事で耐久性を持ち、数世代にも渡って使用される伝統的工芸品へのニーズはより高まっていくものと思われます。伝統的工芸品の魅力を新たな時代・世代のライフスタイルの中で再評価し、新たな共創の取組に繋げていきます。

きっかけ

伝統的工芸品の産地組合や事業者では、国の支援策等を活用し、新たな市場拡大や人材確保に向けた取組が行われていますが、人的なリソース等が限られ、効果的な対策がとられていません。こういった声に接する中、これまでと異なる視点で、価値を届ける共創を行い、伝統的工芸品を作りたい、使いたいという気持ちを盛り上げ、多くの人の生活の近くに伝統的工芸品のある暮らしに向けた一歩を踏み出せるような環境づくりのお手伝いができればと考えています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法中国5県を中心に進めて行きます。くわえて他地域の産地とのコラボレーションも検討していきます。
共創を希望する方々イベントの実施・・・伝統的工芸品(県指定の物を含む)の産地組合、製造事業者など
産地ツアーの形成・・・旅行会社など
創造性のトレーニング・・・人材育成向けの研修等を提供する事業者など

大阪・関西万博のテーマとの関わり

万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づき、持続可能な社会でひとりひとりが快適で安全安心に暮らせる地域づくりを目指します。

SDGsとの関わり

自然由来の原料を中心とし、主に手工業で生産される伝統的工芸品は、耐久性も高く、
量産品に比べ環境負荷が低いものです。さらに長く愛用される事で継続してSDGsへ貢献できます。

問い合わせ先

(電話番号)

中国経済産業局 地域経済部 地域経済課

082-224-5684

中国経済産業局 地域経済部 製造・情報産業課

082-224-5630

(メールアドレス※共通)

monozukuri@meti.go.jp