リチウムイオンバッテリーの回収・資源循環の確立とサステナブルリサイクルの実現

Co-Creation Challenges

2024.12.23

13

Corporation

Team NameThink Green and Sustainable Future
Co-Creation Members
リーテック リニューアブル エナジーソリューションズ株式会社
マークテック株式会社
KDDI株式会社
株式会社商船三井
対照
株式会社エマルションフローテクノロジーズ
Country / Region日本
Theme of Activity
■Our Co-Creation Challenge

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、電気自動車(EV)の普及や再生可能エネルギーの活用が進むにつれ、リチウムイオン電池(以下、LiB)の利用量は大幅に増加しています。これらの電池に使用された貴重な資源を有効活用するため、使用済みの電池からレアメタルを回収してリサイクルする「都市鉱山」の取り組みや、EV用の大型電池を蓄電池などの別用途に転用するリユースが注目されています。しかし、現状では世界の多くの国でリチウムイオン電池は廃棄時に単に埋め立て処分されています。日本では小型電池のリサイクルプロセスが一定程度確立されているものの、世界全体のリサイクル率は5%程度と非常に低い水準にとどまっています。また廃棄の方法が周知されていないことによる、ゴミ収集車の火災事故などが多発する課題も生じています。
私たちは本取組を通じて正しい電池の処理方法の周知と適切な回収と共に、バッテリーのクリーンな再資源化と高効率溶媒抽出技術・粉体工学検査技術により新たな製品原料としてのリサイクル材の生成によるサーキュラーエコノミーの実現を目指します。

■Required Resources

Networking: 資源循環社会を実現する垂直統合での技術ネットワークの実現。
市場からの安全」・安心な回収を行うインフラネットワークとパートナーシップの確立。

■Regions you would like to expand to

日本、米国、ヨーロッパ、アジアなど

■People you would like to co-create with

日本国内において一般消費生活層・ご高齢の方々、リチウムイオンバッテリーの処分でお困り方々(エンタープライズ、コンシューマーの皆様)と接点を持つ業種企業様、自治体。

■Relation to the Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan theme

「いのち輝く未来社会のデザイン」
リチウムイオン電池は、長期間使用等による劣化とその取り扱い状態により、破損や変形、発煙・発火等が起こるため処分には十分な注意が必要です。特にこうした電池が様々なごみと混ざって捨てられた場合、発火する危険性があることが全国的に問題となっており、実際に全国でもゴミ収集車・清掃車やリサイクル工場での事故が多発しています。
またリチウムイオン電池は小型二次電池に分類されているため、資源有効利用促進法の対象としてリサイクルが重要となります。
さらにスマートフォン、IoTスマート家電、ドローン製品等の市場拡大と共にオートモーティブ(自動車・二輪)のEV化が加速する国内産業においては、今後需要の急激な拡大が見込まれるバッテリー原料(鉱山資源)を全て輸入調達に頼るのではなく、国内リサイクル資源循環による原料の確保の仕組みを整備していくことがとても重要となって参ります。
本取組みでは様々なところで使用されている二次電池を正しく回収処理することで、資源の有効化及び希少資源の再利用を通じ、脱炭素循環経済とクリーンなサーキュラーエコノミーを実現していきます。
限りある資源を有効活用することで、未来の子供たちの明るい未来を守っていきたいと考えています。
環境配慮・社会貢献のビジネスモデルを構築することで、命輝く未来社会へと繋げていきます。

■Contact Information

03-6672-2240
info@re-teck.com

C10445
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