日本山村硝子株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役 社長執行役員 山村昇 以下当社)は、学生団体「Cap Ring Water Project」と、ダイドー・タケナカビバレッジ株式会社(本社:高知県室戸市、代表取締役社長:竹中浩貢 以下ダイドー・タケナカ社)との協業事業により、立命館大学のキャンパス内で回収した使用済みPETボトルキャップを使用し、日本初(※1)清涼飲料PETボトルキャップにおける水平リサイクル製品を発売しました。※1株式会社ナレッジワイヤ による G-Search新聞・雑誌記事横断検索、日経テレコン(日経関連紙・誌記事)検索に基づく。2025年3月14日調査実施
当該製品で使用するキャップは、立命館大学キャンパス内で回収されたキャップを当社にてメカニカルリサイクルした材料と、当社プラントから排出されたキャップを株式会社プライムポリマーがリペレット化した「Re’PRM」を、当社オリジナルキャップ「TEN-CAP」の外装部にリサイクル素材として10%混合しています。また、この水平リサイクルされたキャップはダイドー・タケナカ社にて充填している清涼飲料に使用され、立命館大学のキャンパス内にある立命館生活協同組合にて4月1日より発売されています。

■当社オリジナルキャップ「TEN-CAP」について

いたずら防止機能をもった当社オリジナルキャップ「TEN-CAP(Tamper Evidence with New concept)」は内装部(食品接触部)のパッキンと外装部(食品非接触部)のシェルの2ピース構造になっています。この独立した2ピース構造により密封性と開栓性の役割を分離しています。パッキンは密封性機能を受け持ち、シェルは締結・開栓性能を受け持っています。本取り組みでは、内容物に直接接触しない外装部のみにリサイクル素材を混合しています。
■学生団体「Cap Ring Water Project」について

「リサイクルキャップを用いた水を売ってみたい!」という想いを持った学生7名により2024年秋に結成された学生団体。今回のプロジェクトでは、製品のラベルデザインやHP作成、ペットボトルキャップ回収に向けた啓発活動などを実施しています。手に取った消費者の皆さんが、資源循環を直感的に理解できるようなラベルデザインにこだわったり、詳しく知りたい方へ向けて、リサイクルの流れや関連会社への取材の様子などをHPにまとめたりと活動を広げています!
【Cap Ring Water 公式ホームページ】
https://capringwater.studio.site
■ダイドー・タケナカビバレッジ株式会社について

室戸の誇る資源「室戸海洋深層水」を用いた清涼飲料水を製造する会社です。その誇れる資源「室戸海洋深層水」を世に広め、それにより室戸を元気にしたいという思いから、ダイドードリンコ株式会社と株式会社タケナカの合弁で設立されました。安心・安全な商品の製造を心がけ、室戸海洋深層水や室戸海洋深層水由来のにがりを使ったダイドードリンコのMIUシリーズ商品を主体に製造しています。日々変わりゆく時代の中で、安心・安全な商品を提供し続けるという変わらない信念のもと、お客様の信頼にお応えしてまいります。(引用:ダイドー・タケナカ社HP)