まちライブラリーBOOK FESTA JAPAN 2024の一環として、神戸の「スペースアルファ三宮」で第18回万博読書会を開催しました。今回は、万博テーマ事業プロデューサー福岡伸一さんのメッセージにちなみ、「さまざまないのちについて考える」をテーマに8名が参加し、対話を楽しみました。
【日 時】10月14日(祝)10:00~12:00
【場 所】スペースアルファ三宮(神戸市中央区)
【テーマ】「さまざまないのち」 について考える
【持ち物】福岡伸一さんの本 又は生物の生態や命について書かれた本
【参加者】8名
■読書会で取り上げた本
参加者が持ち寄った本は多岐にわたり、生命や自然、人間の存在意義について深く考えさせられる作品が中心でした。以下は、読まれた本の一部です。
•「遺伝子はダメなあなたを愛してる」
•「森羅万象 我々はどこから来て、どこへ行くのか」
•「動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか」
•「ナチュラリスト」
•「走る意味 命を救うランニング」
■対話から生まれたキーワード
人間と自然の関係性
• DO little(やりすぎない)の重要性
• 人間は地球の支配者ではなく、自然と共生すべき存在
• 限られた自然資源の中で、利他的に共生することの大切さ
生命の本質と人間の存在意義
• 遺伝子のコピーに過ぎない人間の本質
• 走ることで生存本能を刺激し、生きていることを実感する
• 「何のために生きているのか」という根本的な問い
柔軟な思考と行動
• おのずとなるようになる自然の摂理
• 主体性にとらわれすぎない姿勢
• 柔軟な発想を持ち、アンテナを立てて機会を広げる重要性
生と死
• 身近な人の死をどう乗り越えるか
• 老化と向き合う姿勢
日々の生活への示唆
• 丁寧に物事に向き合うこと
• 豊かな関わり合いを持つこと
• 何もしたくないときは観察して発想を得ること
• 体力づくりの重要性
この読書会を通じて、生命のありかたや人間と自然の関係性について考え、日常生活の中で生かせるヒントを見つけてもらうことができました。