大阪市西淀川区役所の生島です!
9月24日(土)に「淀川環境美化・西淀川親子ハゼ釣り大会~SDGsをはじめる、さいしょの第1歩~」を開催し、そこで清掃しました!
このイベントは、西淀川区の環境美化活動事業の取り組みの一環として、淀川の環境と自然生態系を学ぶ機会として、SDGsの観点を取り入れながら、色々な方法により子どもたちへ環境保全意識の向上を図る目的で実施しているもので、今年で10回目を迎えました。
『メインイベントは、ハゼ釣り!』
この時期、特にハゼ釣りが盛んになる淀川。このイベントも毎年多くの申し込みがあります。こういうイベントだからこそ親子で釣りにチャレンジ!という人も多いと思います。今年は、ハゼだけではなく他に川の生き物も釣れたようで、実際に釣りをすることにより、身近な川にどんな生き物が住んでいるのかを学ぶことができます。もちろん、実際に淀川にいたカニやシジミも展示し、参加者に観察していただきました。
『淀川の環境を知るための2つの教室!』
ハゼ釣り大会の後は、“水辺のきょうしつ”と題し、淀川の水質調査と淀川の歴史クイズをしました。大阪市環境局水環境保全グループによる、淀川の水質調査では、実際の淀川の水質がどのくらいきれいなのかを実験を通して学びました。また、クイズ形式で行った淀川を取り巻く環境についてでは、公益財団法人公害地域再生センター(愛称:あおぞら財団)の方が運営し、楽しく学ぶことできました。
『最後は、淀川のクリーン大作戦!!』
河川敷は休日には野球チームが利用していることで比較的きれいに保たれていますが、茂みや川辺にはポイ捨てや川から流れてきたごみがありました。90人の参加者が一斉に清掃したことで短時間できれいになりました。「一人ひとりが責任をもってごみを適正に処理する」ということが大切であるとみんなで実感できました。
10年間休まず実施しているこのイベントは、昨年よりSDGsというキーワードを前面に出して実施しています。SDGsという言葉や意味が難しいので、西淀川区住みます芸人さんにSDGsをテーマにした漫才をしてもらい、楽しく知ってもらうことができました。
西淀川区では、今後もいろいろな方法で環境美化の啓発事業に取り組んでいきたいと思います。