『水素社会実現!ゼロカーボンチャレンジ』では、大分県玖珠郡九重町において、地熱発電電力を活用したグリーン水素を、複数の需要先へ供給するまでの一連のプロセスを実証する日本初の試みを開始しました!
大分県の資源である地熱を活用して製造したグリーン水素を九州各地に搬送します。
また、トヨタ自動車株式会社が当該水素を水素エンジン車両の燃料として利用するなど、業界の枠を超えた供給先各社の協力のもと、グリーン水素の地産地消を通じて、地域住民をはじめとした多くの方々に再生可能エネルギーの利用や水素社会の到来を身近に体感いただくことをめざしていきます。
【主な供給先】
トヨタ自動車
グリーン水素を水素エンジン車両の燃料として利用
トヨタ自動車九州
同社が構内に導入している「水素ステーション」のFCフォークリフト用燃料として、また、同社PR館の電力供給に用いている定置燃料電池用の燃料として供給予定
ヤンマーパワーテクノロジー株式会社
同社が、トヨタ自動車製MIRAI用燃料電池ユニットなどを組み合わせて開発している船舶用燃料電池システムを搭載した実証試験艇の燃料として供給予定
公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
同法人が実施する水素エネルギー関連製品の製品試験用ガスとして供給予定
福岡酸素株式会社
同社が運用する「水素ステーション久留米」のFCV用燃料として供給予定
大分EBL水素ステーション株式会社
江藤酸素株式会社と江藤産業株式会社が共同で運営する大分県唯一の水素ステーション「大分EBL水素ステーション」のFCV用燃料として供給予定
詳細はこちらをご覧ください。
「地熱発電およびグリーン水素製造の実証プラントが完成、地産地消に向けて出荷を開始」
https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20210718_1.html