高校生が挑むパーム油の環境問題

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投稿者Youth Consortium Project
最終公開日時2022.04.01

共創チャレンジ

「”若者たちの活動をつなぎ、若者たちの活動をサポート、推進するプロジェクト”Youth Consortium Projectです」

Youth Consortium Projectは若者たちの『できる』選択肢を増やすをコンセプトに、全国各地で社会貢献活動を実施している若者団体、個人を「つなぐ」ということで、それぞれの課題や事例の共有、拡散を行い、活動を加速させる仕組みです。現在では全国約1,300以上の若者団体と個人が繋がり協力して課題解決に取り組んでいます。

今回はその内の1団体、『えことーく』さんをご紹介します。

 

【団体名】

えことーく

 

 

【主な活動エリア】

東京

 

【活動目的】

パーム油にかかわる環境問題を解決に導くために活動しております。

 

【活動内容】

東京都教育委員会および東京スポーツ文化館がNPO法人Curiosityと協働して、2021年度「高校生世代チャレンジプログラム」を実施。同プログラムは、社会課題への取組や社会貢献活動などを高校生世代自らが立案から計画の作成、実施までの一連の取組を全て行うことで、コミュニケーション能力、問題解決力、主体性、協調性などの「生きる力」を身につけることを目的に実施された。その高校生チャレンジプログラムの一つ。

 

 

【活動での実績・内容】

・RSPO認証(持続可能なパーム油開発)の石けんを使った石けんキットの販売 ・キットを使用して2月12日イベントを開催します ・パーム油不使用の手作りバスボムの販売 を行っております。

【パーム油とは】

みなさん、パーム油を知っていますか?もしかしたら、聞いたことがないという方が多いかもしれません。 パーム油は、揚げ物に使われている油をはじめとした食品の多くに含まれています。しかしながら、成分表示には「植物用油」としか表記されていないことが多く、「パーム油を食べている」という印象が私たちの中では薄いのが現状です! また、パーム油は石けんや化粧品などにも含まれています。加工のしやすさ、運搬の気軽さなどから、食品以外にもさまざまなものに含まれているのです。 では、なぜパーム油の使用が問題となってしまうのでしょうか。それは、パーム油を生産する過程に原因があるのです。  まず、パーム油の原料であるアブラヤシを生産できる地域は、マレーシア、インドネシアなど熱帯地域の一部に限られています。そのため、世界での需要が高まる中、一部の地域でしか生育できないアブラヤシを大量に生産させる中で、環境破壊、生態系の変化、児童労働などの問題が起きてしまいます。  環境破壊は、アブラヤシを植える過程で、森林に火を放って畑をつくったり、アブラヤシが生育しやすいと言われている泥炭地を燃やしたりすることで温室効果ガスがでるということがあげられます。特に、泥炭地は世界に3%しかない貴重な場所ですが、急速なアブラヤシ農園の開発によってどんどん減っていってしまっています。  生態系の変化は、アブラヤシ農園のための森林破壊によって、オラウータンやゾウなどのすみかが奪われ、行き場を失った動物たちがアブラヤシ農園に出没し、食い荒らしてしまうなどの被害が出ています。そして、人間はその動物たちを害獣として扱ってしまうのです。  児童労働問題は、パーム油生産のために、学校に行かず昼間も働き続ける子どもがいるという問題です。また、移民に強制労働をさせているなどの問題もあります。

 

【活動での課題】

現時点での活動課題は発信力のなどが難しい点そして、学生のみのため活動範囲が狭くなってしまうところです。今後は私達にできる活動を進めつつ、発信面をもっと強化していくと共に協力者を集めたいです。

 

【将来成し遂げたいこと】

活動を続けるにあたり、もっと沢山の方に環境問題などについてみじかに感じて頂きたいと思います!また、学生が気軽に活動しやすい環境を作っていけたらと思います!

 

 

 

 

【活動風景】

 

 

【団体SNS】

Twitter

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Youth Consotium Projectでは、今後もこのように連携団体や個人の活動を紹介していきます。団体・個人への連絡は上記SNSよりご連絡ください。またYouth Consortium Projectへのお問い合わせは下記よりお受けしております。お気軽にお問い合わせください。

次回の共創チャレンジ投稿もお楽しみに。

 

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【お問合せ先】

Youth consortium Project推進室 担当:里村

satomura@youth-consortium.jp

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