5月27日(土)に国立京都国際会館で開催されました『NEXT JAPAN EXPO 2023 地球上にまっさらな平和を』に出演とブース出展の報告をさせていただきます。
このイベントは公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の後援で、約1000人の来場者で盛況に行われました。イベントは次世代の豊かな日本を築く担い手たちの交流や共創の起点となりました。
私たちは、チームマリッジカルチャーとして、大阪・関西万博の共創チャレンジゾーンにて数々の報告と事例、プレゼンテーションを行いました。私たちの共創チャレンジ以外にも4つの共創チャレンジが集まっており、共創推進課の深澤様にもご来場いただき、共創チャレンジと共創チャレンジの交流やコラボも始まり、今後の大きな可能性について体感できるイベントになりました。
まず私たちは「結婚の新時代が始まる!~専門家が語る結婚の真の魅力とは?~」というテーマで、少子化や未婚化といった結婚に関わる課題や悩みに対して、新たなアプローチによる成功事例や秘訣・ポイントを専門家4名とMCがパネルディスカッションしました。
パネラーは坪かおるさん(元結婚相談所カウンセラー/現マリッジカウンセラー)、中村達也&博美さん(Eternal Marriage合同会社共同代表/Club Aquarius代表)、坪井恵さん(株式会社Blessing代表取締役社長)で、MCは松本典子さん(株式会社アルコイリス代表/マリッジコンサルタント)です。
パネルディスカッションでは、「結婚したくてもできないあなたにおくる縁結びの極意とは?」というテーマで、「自分磨き」「愛を取り戻せ」「自分との結婚」「自己信頼」などが結婚の極意であるという意見が出されました。会場からも深い共感が寄せられ、次のテーマ「結婚の新時代が始まる!人・町を元気にできる結婚・その魅力とは?」に続きました。
その後、アフタートーク会をチームマリッジカルチャーブースで行い、私達の提言に対しての感想や今後の共創について、熱いトークが繰り広げられました。
チームマリッジカルチャーのブースでは、『「いつからでも!新婚さんいらっしゃ〜い!」〜結婚しても夫婦は心から幸せになり続けられる〜』というトークライブが開催。この企画では、結婚の道が難しいことや辛いこと、お互いを理解し合うことの難しさなどを経験したMC夫婦や結婚歴の長い夫婦のエピソードが語られました。
参加した夫婦たちは、出会いの頃から結婚当初、夫婦の困難な時期、離婚の危機に直面した時、そして現在までの夫婦関係の過程を率直に話しました。妻側の葛藤や孤独感、夫側の本音を素直に口に出せない思いや心情などが赤裸々に明かされました。
参加者の中には、当時の夫婦たちの気持ちや本音に共感し、「わかる、わかる」と頷く方々が多くいました。夫婦が一緒にいるとき、どこが苦しいのか、なぜ喧嘩してしまうのかという見えない問題に客観的に向き合いながら、パートナーをどのように見ていたのかを考えることができました。自分の思い込みに気づくことで、固定化した関係性が変化していくことも示されました。
この企画に参加した方々には、初めてパートナーに対して興味を持つことの喜びや、信頼と安心を取り戻し、コミュニケーションの質が変わったことによる喜びが伝わりました。笑いや涙もあり、会場は一時間にわたり大いに盛り上がりました。
次に、「今日から男女のコミュニケーションの達人になる!」と題したトークライブが開催されました。この企画では、コミュニケーションの達人として知られる4人の方の体験を元に、参加者に自分自身の気持ちに触れる機会を提供しました。
恋愛や夫婦関係においても、コミュニケーションは非常に難しいものです。上手くコミュニケーションが取れないことで、誤解が生まれたり、喧嘩や争いに発展したりすることがあります。そこで、なぜ男女のコミュニケーションが上手くいかなかったのか、そしてどのように円滑なコミュニケーションに変えていくことができるのかについて考えました。
参加者には、「あなたのタイプは攻撃派?それとも黙る派?」という質問が投げかけられました。その後、攻撃的なタイプと黙ってしまうタイプに分かれて体験を語ってもらいました。まずは攻撃タイプのお二人、次に黙ってしまうタイプのお二人の体験が共有されました。4人の体験を通じて、様々な葛藤が実はそれぞれの生き方を解放する鍵となっていることが伝えられました。
参加者の中には、体験者の話に何度も頷きながら真剣に聞いている方々もいました。また、このような体験に共感し、自分自身の葛藤を感じた方々からは、「ぜひどんどん発信して欲しい」といった感想が寄せられたり、中には同じような父親との関係性を持つ方が感動の涙を流された方もいました。
このように、様々な形で参加者と共感し合うことができたトークライブとなりました。また、質疑応答などを通じて、参加者同士が空間を共有し、コミュニケーションの達人になることができる可能性を示す貴重な機会となりました。
最後には、「夫婦共創時代のはじまり 街を元気にする鍵は夫婦にあった!」というパネルディスカッションが開催されました。
パネルディスカッションには、夫婦カウンセラーでありTeam Vanguardの主宰者である大井健さん、株式会社ジェネアスの共同経営者である中田幸子さん、MIROSS Lab.の恋愛・結婚・夫婦をテーマに活動する新垣裕介さんと真優さんがパネラーとして参加しました。また、結婚式場プロデュースを手がける建築設計事務所サモアーキ様の協力も得て開催されました。パネルディスカッションの進行は、パートナーシップカウンセラーの中澤朋子さんがMCを務めました。
まず、パネルディスカッションでは農村の体育館で行われる結婚式の空間デザインが紹介され、様々な形の結婚式が可能であることが実感されました。
結婚式で愛を誓った後、日常の結婚生活ではさまざまな葛藤やすれ違いが生じることがあります。なぜ愛した人に憎しみや興味を失う感情が湧いてくるのでしょうか?夫婦関係の難しさを感じるさまざまな矛盾から、夫婦の間に新しい関係性である「共創する世界」を創り出すことができるというメッセージが、4人のパネラーの体験を通じて伝えられました。
パネルディスカッションでは、結婚に関わる矛盾を乗り越えることができるし、全ての夫婦には共創という世界があることを参加者にディスカッション形式で伝えました。
終了後、初めて参加した方が「自分の結婚生活を諦めていたけれど、諦めなくていいと感じました!」と声をかけてくれました。
これまでの結婚の概念から新たな視点を持つことで、離婚を回避し社会課題を減らすことができ、幸せな夫婦が増えることで地域社会が活性化する新しいアプローチを紹介する機会となりました。
私達は、結婚に対する可能性・魅力を取り戻し、誰もが創造的に生きていける持続可能な人間社会を実現して行くべく「結婚には、実は、魅力しかないんやで」とこれまでの結婚への課題を、本質的に払拭していける秘策を携えて、結婚の新時代、結婚のムードメーカーとして、社会に大いに貢献して行きたいと、引き続き活動してまいります。
この動きにご賛同いただける方は、ぜひ一緒に、それを共に体験し、共にその喜び、その幸せの語り部として結婚で人・町を元気にしてゆきましょう。
NEXT JAPAN EXPO 2023について
Team Marriage Culture(チーム マリッジカルチャー)
<お問い合わせ先>MIROSS Lab.恋愛・結婚・夫婦 事務局
love.labo.relationship@gmail.com