公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創パートナー
2021.08.04
新型コロナウイルスの感染拡大は世界中に衝撃を与えています。そして、新しい働き方やコミュニケーション手段から地域活動、教育、ビジネスモデル全体の転換まで、あらゆるコミュニティに多大な影響を及ぼし、これまで当たり前だった環境は、今後も形を変えていくことでしょう。まさにVUCAの時代の社会変革が加速する今だからこそ、目の前の技術革新や問題解決だけではなく、社会システムの影響を広い視野と多くの視点で検証し、「いのち輝く未来社会のデザイン」を生み出す必要があるのではないでしょうか。そのためにも多様なステークホルダーとの「共創の場づくり」は不可欠なものだと考えています。 この共創の場は単に一堂に会して話し合ってもうまくいくとは限りません。形式的な話し合いの経験ばかりを積んでいる私たちですが、平場で主体的に話し合いを行うような場を実現するためには、「場づくり」と「プロセスの設計」が鍵になります。*ホールシステムアプローチを始めとした、様々なファシリテーション手法やファシリテーターとしてのマインドが必要となります。 私たちは、多様な活動をされている皆さんの共創パートナーとなり、ファシリテーションにより「人々の活動が容易にできるよう支援し、知識創造活動を支援・促進していく」ことができると考えています。 *ホールシステム・アプローチとは テーマや課題に関わる全ての事柄や関係者を一つのシステムと見なし、全てのステークホルダー、あるいはその代表者たちが、話し合いの経過を共有しながら、創造的な意思決定を目指します。 代表的な手法:ワールドカフェ、オープンスペース・テクノロジー、アプリシエイティブ・インクアリー、フューチャー・サーチなど
私たちは、多様なステークホルダーとの共創の場づくりを通じて、自律分散型未来社会の発展をめざします。
FAJは、設立から17年間、全国の多種多様な領域で活動する会員同士が、ファシリテーションのマインドとスキルを研鑽し、それぞれの現場で活かしてきています。この知見を活用することで、皆さまの共創パートナーとして、多様な活動をしている皆さまのチームビルティングや、新しい取り組みを創り出し進めていくプロセスを支援することができると考えたからです。
様々なチーム・団体における共創チャレンジの内容に関わらず、皆さまの集団による問題解決や、アイデア創造を促進する知的創造の場づくりを行います。一人ひとりの意見が活かされ「集合知」が生まれていくプロセスを体感していただくことを通して、多様な人々が協働しあう「自律分散型社会」の発展に貢献します。
「相互作用を使って枠組みを打ち破る」 いのち輝く未来社会やSDGsの実現を考え取り組む中、活動の成果の質を上げるには、精神論だけでは心もとなく、行動を変えなければいけません。そのためには、まずは考え方を変えることが求められます。ところが、これはまさに至難の業であり、そう簡単には固定化された思考の枠組みが打ち破れません。 そこに求められているのは、相互作用を使って自分の枠を打ち破る方法、すなわちファシリテーションです。 他者とぶつかり合い、互いの違いを知ることで自分の壁を悟り、新しい自分を発見していく必要があります。課題や状況に応じてファシリテーターとして関わり、ともにいのち輝く未来社会やSDGsの実現に貢献したいと考えています。
持続可能な開発のためには、マルチステークホルダーのパートナーシップが欠かせません。 多様な分野で活躍するファシリテーターが多く所属する当団体だからこそ、さまざまなパートナーシップを創り出す事が可能であると考えています。
NPO法人日本ファシリテーション協会(FAJ)は、17年前自律分散ネットワーク型の社会の到来を予測設立し、ファシリテーションの普及と探究を進めてきました。継続的な全国での調査研究活動や、各種イベントでの実績を持つ、まさに「ファシリテーションのナショナルセンター」といえる団体です。2004年1月に、内閣府より特定非営利活動(NPO)法人の認証を受けました。 ファシリテーションの普及を通じて、ビジネスの分野においては、生産性・モチベーション・リーダーシップ力を向上させ、社会的な分野では、市民活動・地域経営・国際交流の質を高め、教育の分野では多面的な視点を持つ人材を育成していくことをめざしています。ビギナーからプロフェショナルまで、ビジネス・まちづくり・NPO・教育・環境・医療・福祉など、多彩な分野で活躍するファシリテーターが集まり、多様な人々が協働しあう自律分散型社会の発展をめざして、幅広い活動を展開していきます。
<お問い合わせ>FAJ teamexpo2025共創パートナー準備室
担当 竹本 メール: faj-team-expo@faj.or.jp
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