武庫川女子大学

共創パートナー

2021.07.08

女性活躍による「いのち輝く未来社会」の実現

全学を挙げて教育・研究や社会連携活動を通じて女性の活躍を後押しし、「ジェンダー平等」を実現するとともに、「いのち輝く未来社会」をSDGsの実現を通じて図ることで、大阪・関西万博と連携します。そのために、全学が参加する「大阪万博推進委員会」を立ち上げ、同委員会の下に、各学部や研究所、学生が参加します。また、本学アメリカ分校をはじめ、北米、オーストラリア、欧州、中東、アジア等、世界各国での協定校と連携し、様々な社会課題の解決を目指します。

未来への宣言

「一生を描ききる女性力を。」育むことで、男性とも手を携えて、様々なライフイベントをはじめ社会状況の変化を乗り越え、社会全般の発展と安定に寄与し、「いのち輝く未来社会」の実現を目指します。

きっかけ

本学は、女子総合大学として、特に食物栄養、薬学、看護、健康・スポーツ、心理・社会福祉、教育、生活環境、建築、経営等の、正にSDGsの実現に関連する学問領域を多く擁しています。各学問分野での教育研究及び社会連携活動は、大阪・関西万博2025のテーマに合致します。各学問領域において当万博のテーマを既に追究してきており、人材と知見を創出してきています。

創出・支援したい共創チャレンジ

子育て広場や総合心理相談室での「子どもの育成支援」、栄養クリニックでの「高齢者の栄養と生活支援」、ブラウンライスボランティアの学生による「国連WFP協会と連携した海外への食糧支援」、ボランティア学生による「外国にルーツを持つ近隣の児童の学習や生活支援」、訪問看護ステーションや町の保健室による「近隣住民の健康管理」、スポーツクラブ武庫女による運動を通じた「子どもや高齢者の運動能力の維持と強化」、経営学部による「女子高校生のSDGs甲子園」、等の既存の活動を強化して「共創チャレンジ」としていきます。更に、各学問領域で専門性を活かし、かつ、専門領域が連携した教育研究活動により、一層充実したSDGsへの取り組みを創出していきます。

提供できるリソース

人材本学(大学10学部17学科、大学院7研究科、1専攻科、短期大学部7学科)を中心とした教員・研究者が有する専門知識を活用し、地域や社会の課題解決に努めます。
ネットワーク活動を通じて関わる研究機関・企業・自治体や地域、及び海外とのネットワークが多数存在します。
情報発信・PR本学のウェブページを通じて、万博のテーマ及びSDGsに取り組む教育研究活動を発信します。また、アメリカ分校への留学を通じて、大阪・関西万博2025のPRと情報発信を行います。更に、本学が提供するFM放送のラジオ番組でも情報提供を行います。

今後の展開

今後展開したい地域本学がキャンパスを置く兵庫県と米国ワシントン州をはじめ、包括連携協定を締結する自治体等において、本学及び連携機関・地域社会が有する知的・人的・物的資源を相互に活用して、教育・研究・社会連携活動に取り組みます。
共創を希望する方々地域の人々、自治体、企業、大学その他の教育機関、研究機関など。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち」に関わる、栄養、薬、医療、運動、心理・社会福祉、生活環境と言った学問領域と、更に「社会生活を送る」ために必要な教育、及び「いのち」の営みを表現する文学や芸術分野の活動は、主テーマの「いのち輝く未来社会のデザイン」及び、サブテーマの「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」に密接に関連しています。

SDGsとの関わり

3.については、3.8で栄養面、医療面、薬剤面等での人々の健康向上に貢献
5.については、5.bで女性の高等教育の推進、女性研究者の育成
11.については、11.3、11.4で街づくり教育と活動、世界遺産の保護活動の実践

武庫川女子大学

1939年に女性の高等教育を目指して武庫川学院を創設し、同年武庫川高等女学校を開設、1949年に武庫川学院女子大学を開学、1958年に武庫川女子大学と改称しました。現在、大学10学部17学科、大学院7研究科、1専攻科、短期大学部7学科を備え、約1万人の学生が学んでいます。

問い合わせ先:教育研究社会連携推進室長 大坪 明

e-mail:a_otsubo@mukogawa-u.ac.jp

本学と包括連携協定を締結している大学・自治体・企業の方々は、本学と共に「大阪・関西万博2025」に連携する活動を行ってまいりましょう。

支援している共創チャレンジ