未来への宣言
私たちは、離島から学び、離島から世界をよくするためのきっかけ・本質的な課題を見つけ出します。
離島地域は、地域・社会課題の先進エリアでありつつ、豊かな自然と多くの魅力を有するユニークな存在。ここには私たちが経済成長と共に失ってしまったかもしれない、強い生きる力があるように感じています。
私たちは、この離島地域を「自然と人との共生」、「風土・文化・技術の共創」を体現するフィールドと位置づけ、万博の理念の具体化、SDGsの実現にチャレンジされる個人・企業の方々の活動と表現の機会を創出していきます。
離島から世界へ。離島総合研究所は、離島地域をフィールドにした、もの・こと・学び・技術の開発共創を支援していきます。
きっかけ
離島地域では、人材、ノウハウなどが限られていることから、外部の知見・技術等を取り入れながら、持続可能な地域社会を実現していくことが求められています。そのため、離島総合研究所の持つリソ―スを活かし、ハブとなりながら、多くの個人・企業等との共創を通じて、離島地域で万博の理念の具体化、SDGsの実現を目指していきたいと考えました。
創出・支援したい共創チャレンジ
豊かな自然に囲まれた離島での暮らしは、必然的に自然と共生し、持続する暮らしが営まれており、それ自体がSDGsに適うものと言っても過言ではありません。こうした暮らしを尊重しつつ、「離島×〇〇」という掛け合わせを通じて、離島の地域資源の価値向上、自然と人との共生する生き方の発信に資する取組を推進して、SDGs+beyondの世界を実現していきたいと考えます。例えば、「離島×食品メーカーによる商品開発」、「離島×メディアによる自然と人との共生・そこで育まれる風土・文化の発信」などを進めていく予定です。
離島地域と一言で言っても、人口5桁の島から、人口2桁の離島までさまざまです。その多様性を認め、そこで生き続ける人への暖かい眼差しを持ち、離島地域の魅力を高めるため、離島地域と伴走しながら共創していけるチャレンジをしていきたいと思います。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
離島地域は、地域・社会課題の先進エリアでありつつ、豊かな自然と多くの魅力を有するエリアでもあります。離島総合研究所は、離島地域と外部の多様な個人・企業・技術等との共創を通じて、課題を乗り越え、価値創造していく方策を見出し(Empowering Lives)、地域社会を次世代につないでいくこと(Connecting Lives)を目指しています。
一般社団法人 離島総合研究所
日本は無人島も含めると6852もの島々で構成される世界有数の島国です。このうち、約400ある有人離島の振興を目的に、離島総合研究所は活動を行なっています。
活動は、政策立案などの行政コンサルティングから、事業者支援として商品開発、旅行事業、ブランディングなど幅広く取り組んでいます。
柔軟な価値創造、課題解決を実現するために体制は固定化せず、日本中のアライアンスパートナー約50名と良質な信頼関係のもとプロジェクトベースで活動を行なっています。