万博みらい研究会

共創パートナー

2021.03.09

万博を契機とした共創イノベーション

研究会での活動を活かし、多様な方から生まれるアイデアをアクションに展開することで、新たな共創チャレンジ等を生み出していきます。
<これまでの活動>
①地域の未来と万博の成功を同時に達成する未来社会のあり方の提案 ②万博事業を契機とした社会課題解決型ビジネスの実現 ③パートナーシップの促進
<これからの活動>
①実証に向けた機運醸成(具体化に向けたイベント企画・情報発信) ②実証に向けた活動(コンソーシアムによるMaaS等の具体化) ③新たな取り組み検討(産官学によるバーチャル万博等のワークショップ)

未来への宣言

万博の成功と万博を契機とした共創イノベーションを一層推進し、いのち輝く未来社会に寄与します。特に、社会課題解決の観点と技術志向でアプローチしていくことで、2030年のSDGs達成への貢献、更には50年後の「100億人・100歳時代」の豊かで持続可能な社会の実現につなげていきます。

きっかけ

万博を通じて、未来社会像を積極的に発信し、地域、企業、ベンチャー、研究機関などとの共創による未来社会を提案すべく、2019年3月に万博みらい研究会キックオフを実施。その後、12回のワークショップ開催を経て、2020年1月PLL促進会議へのアイデア提案も行いました。2020年度は、Withコロナの社会課題について研究会や「いのちについて考える」ワークショップ等を運営して参りました。万博みらい研究会を基盤に、今後も万博の成功とイノベーション創出のための産官学連携を加速して参りたいと考えております。

創出・支援したい共創チャレンジ

取り組み内容に賛同していただけるメンバーと連携して、万博開催における課題や、社会課題解決に資する未来社会で実践すべきテーマ(ICT・ビジネスモデル、ライフサイエンス、フードビジネス、環境・エネルギー・水、関西・まちづくり、モビリティ等)について、構想づくり、実証実験等の活動を通じ、イノベーションの創出と社会実装にむけてチャレンジしていきます。

提供できるリソース

人材万博で実装が求められるテーマや技術の専門家(例.再生可能エネルギー、MaaS、地域通貨、デジタルツインなど)がいます。
技術・ノウハウ研究会でワークショップを開催しており、アイデア提案から具体化検討に導くためのノウハウを有しています。
ネットワーク研究会には様々な企業・団体の方がいらっしゃいますので、共創相手を見つける支援が可能です。
情報発信・PR研究会・ワークショップ等を通じて、情報発信を行っていきます。

今後の展開

今後展開したい地域研究会では、様々なアイデアが集まってきています。「未来社会の実験場」としての具体化について、テーマ毎の情報発信、ワークショップ、検討チーム等を活用することで、共創イノベーションを支援し、盛り上げて参りたいです。
共創を希望する方々基本計画を踏まえ、社会課題解決に資する未来社会で実践すべきテーマ(ICT・ビジネスモデル、ライフサイエンス、フードビジネス、環境・エネルギー・水、関西・まちづくり、モビリティ等)について、実証・実装に向けた技術・ノウハウ、また新たな着想をお持ちの皆様の参加により、盛り上げて参りたいです。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

社会課題解決に資する未来社会で実践すべきテーマ(ICT・ビジネスモデル、ライフサイエンス、フードビジネス、環境・エネルギー・水、関西・まちづくり、モビリティ等)に関する「未来社会の実験場」としての具体化について、情報発信、ワークショップ、検討チーム等を活用し、共創イノベーションを支援して盛り上げていくことで、いのち輝く未来社会のデザイン(いのちを救い、いのちに力を与え、いのちをつなぐ)につながると考えております。

SDGsとの関わり

社会課題を解決するための知恵を結集し、イノベーションを起こすとともに、それらを持続性のあるものとしていきます。

万博みらい研究会

2025年開催の国際博覧会(大阪・関西万博)事業を通じて、地域、企業、ベンチャー、研究機関などとの共創による未来社会の提案を目的とし、三菱総合研究所が事務局となり2019年3月に組成。2021年1月現在、約80社・団体が参加。

 

 

 

 ■問い合わせ先■

 株式会社三菱総合研究所 万博推進室
 担当者:今村/二川/奥野

 TEL:06-6292-7145
 mail:osaka-expo@ml.mri.co.jp

 

支援している共創チャレンジ

  • 未利用魚の新たな活用大作戦!

    大阪・関西万博では「SDGs」「いのち」が重要なキーワードになっています。私たちは、「未利用魚(*)」の活用によって、サステナブルな新しい水産業のあり方を社会に提案していきます。 *「未利用魚」とは水産物の流通過程において、サイズの不揃いや漁獲量の少なさなどが理由で、値が付かないために市場に出回らず、廃棄されてしまっている魚のことです。ここでは、「低利用魚」も包括して捉えています。 具体的には、以下の取組みにチャレンジします! ・教育機関や学生と連携した未利用魚レシピや新商品の開発による水産資源の有効活用 ・産地と消費者の新しい関わり方を生むサービスの開発(トレーサビリティ、ファンコミュニティづくり、SDGsインサイト分析など) ・産地応援に関心のある事業者との商流構築、漁業者所得の向上 これらのチャレンジによって、「未利用魚」を余すことなく活用することを目指します。万博後においても「食品プラットフォーム」として世の中の役に立つサービスを開発することも目標とします(レガシー)。

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  • 工芸とハプティクスの融合による新しい交流の創造

    工芸とハプティクス(触覚技術)や体験共有技術をはじめとしたサイバネティック・アバター技術との融合による新しい価値伝達の創造への取り組みをはじめます。第1弾としてカーペットを対象に、踏み心地をデジタルで世界へ伝えるコンテンツの造成に着手します。⼤阪・関⻄万博を契機として、工芸×ハプティクスの取り組みをさまざまな工芸へ拡大発展させていきます。 具体的には、以下の取組みにチャレンジします! ・工芸品の持つ触感を遠隔地に伝達するコンテンツの開発 ・産地から消費者へ工芸品の魅力を伝える場の造成 ・工芸産地のファンを増やし、工芸観光を旅の主目的とする文化をつくる ・海外からの旅行者にも工芸産地を開放し、日本の工芸をグローバルなものとする ・工芸産地の経済的自立により、持続可能な産業としての成立を目指す

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  • TEAM EXPO FES

    大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、持続可能な未来、世界の多様な価値観の交流を目指し、万博の開催時だけでなく、開催前から、アーティスト、デザイナー、企業や政府・自治体や大学・研究機関など、多様なチームが手を組んで、“ワクワクすること”をエネルギーに、新たなアイディアを次世代につなげるべく“共創プロジェクト”を行っています。その代表的なプログラムが、「TEAM EXPO 2025」(以下「TEAM EXPO 2025」といいます。)です。私たちは、大人もこどももみんなが“参加”できる共創プロジェクトを開催しぜひたくさんの人に体感していただきたい!という思いのもと、「見るだけじゃない、あなたが主人公になる万博」をコンセプトにした「Road to 2025!! TEAM EXPO FES」という、「TEAM EXPO 2025」に参画するメンバーが中心となり創り上げる新しい催事を開催していき、誰もが輝く未来社会をデザインしていきます。

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