野迫川村

共創パートナー

2023.02.09

誰も知らない秘境。そこには誰も知らない未来がある。

「お互いの課題をお互いにまだ気づいていない強みを活かして解決して、更に発展させていく。」そんな取り組みにしたいと思っています。
例えば、野迫川村は標高が高く一年中雲海が見れる名所で街灯がまったくないのでプラネタリウムのような星空を見ることができるという魅力があります。
しかし、その魅力を十分に発信しきれていない現状があります。そこで、共創パートナーとして共創チャレンジに挑戦している方々に村からロケーションの提供などを行ない
お互いに今ある素材を組み合わせ活かせれる取り組みにしたいと思います。
そして、この取り組みから仲間の繋がりの輪を広げていきたいと思っています。

未来への宣言

野迫川村では、明るい未来を作ろうとしている方々とともに共創していく地域づくりを目指します!

きっかけ

野迫川村は奈良県の南西部に位置する日本一人口の少ない村です。村の面積の約98%が山林となっており、現在の総人口は343人です。
人口も少なく、認知度も少ない村ですが、潜在魅力は大いにあります。
しかし、言い換えて見ればまだ気づけていない活用方法がたくさんあるということです。
こういった課題に一緒に解決できるチャレンジャーが見つかればと思い共創パートナー登録をしました。

創出・支援したい共創チャレンジ

提供できるリソースの例といたしましては。
・廃校の再活用
現在、野迫川村と連携協定を結んでいる大学が村内にある木造建築の廃校(元々は中学校)を利用し、大学のゼミ合宿を行っています。
学校とは違う環境で学習することで、学生さんたちにも刺激になっています。
また、村民を対象としたプログラミング教室を大学主催で開催し、学生さんと村民の交流のコミュニティとしても利用されています。
・土地の利用
奈良の打楽器演奏団が野外収録を野迫川村で行ないました。
収録を行なうこととなった経緯として、
■街中では練習をする場所が限られてしまっている。(騒音問題のため)
■自然音を入れた野外収録の場所がない。
など理由から野迫川村に問い合わせがあり村から場所を提供し野外収録が行われました。
野外収録が行えた理由として、野迫川村は標高が高く人口も日本で一番少ない村で、村の約98%が山林となっています。
そのため、近隣への騒音問題というのが少ないため野外収録が行えました。

こういった野迫川村特有のリソースを提供することで、
子供たちの学校だけでは学べない教育の場の提供や新たな創造をしようとしているチャレンジャーを
幅広く応援・支援・共創を行って行きたいと思っております。

提供できるリソース

情報発信・PR村の広報誌やホームページ、SNS等の様々な媒体を通じて情報発信ができます。
フィールド星空観察の名所鶴姫公園、森の豊かさを利用した弁天公園や森のステージ、街では見るこのない木造建築の廃校など野迫川村関連施設やイベント事業等、ニーズに応じたフィールドの提供ができます。
ネットワーク野迫川村と連携協定を締結している大学法人などのネットワークの提供ができます。

今後の展開

今後展開したい地域野迫川村の取り組みに賛同いただける方
共創を希望する方々課題を共有し、野迫川村にはない技術やアイデア、ノウハウ等を活かした取組にチャレンジいただける、自治体、企業、団体の皆様。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に向け、様々なことにチャレンジしたい方々が活躍できる場を野迫川村が提供し、その輪が更に広がり、野迫川村に関係する一人一人が豊かな幸せを実感できるを地域づくりを目指します。

SDGsとの関わり

野迫川村の持続的な発展のため、日本の明るい未来を担う子供たちの「教育」の充実に加え、豊かな生活の実現に向け、暮らしやすく、幸せを感じられる魅力的な地域づくりを目指します。そのためにも、自治体、企業、大学、団体などと連携した取組を行うことでお互いが抱えている課題を解決し、社会を支え合っていくことをめざします。

野迫川村

野迫川村は奈良県の西南端に位置し、和歌山県と隣接しています。
村の北部には古くから開けた信仰の山・高野山があり、南には高野龍神国定公園の一部である伯母子岳や護摩壇山が険峻な山容を見せて連なっています。
地勢は全般に急峻で標高が高いため、冬季は寒冷で多量の降雪があり、夏季は冷涼で避暑地として広く知られています。
大自然に囲まれており、一年中星空と雲海が見れる場所としても有名です。

お問い合わせ

野迫川村 産業課

TEL:0747-37-2101

MAIL:sangyou1@vill.nosegawa.nara.jp