公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創パートナー
2023.01.10
本市では、「藤井寺市企業パートナーシップデスク」を設置し、企業や事業者、大学等と連携し、互いのノウハウ・資源を掛け合わせ、社会変革を創出することで、健康分野をはじめ、様々な社会課題や地域課題の解決を図り、連携内容はSDGsと紐づけて実施しています。 特に、「誰もが健康で生き生きと暮らせる未来社会の実現」に向けて、まずは自身の健康状態に気づくきっかけを作りながら、大阪府下唯一の世界遺産である「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産である「古市古墳群」をはじめ、西国三十三所巡礼の第五番札所である「葛井寺」やその本尊である国宝「千手観音像」、菅原道真公ゆかりの「道明寺天満宮」等、まちなかにある歴史文化遺産を活用しつつ、楽しんで取り組める健康チャレンジに関する新たなプロジェクトの創出に、市民・企業・大学等と一緒に取り組んでいきたいと考えています。
市民や企業等との共創による新たな取り組みにチャレンジし、以下の視点を持ちながら「いのち輝く未来社会の実現」を目指します。 ・市民、企業、大学などと一緒に、みんなが健康な社会を目指します。 ・歴史遺産とともにあるまちづくりを続けます。
本市では、市民の方々に対し、特定健診の積極的な受診勧奨を行っており、大阪府内で非常に高い受診率となっています。 こうした背景も踏まえ、さらに、公民連携によるスマートヘルスや健康無関心層に向けた取り組みを行うことで、健康寿命の延伸を図り、誰もが健康で、住みよいまちの実現を目指しています。 また、観光音声ガイドアプリを利用した「謎解き」と「まち歩き」を組み合わせた周遊促進や、農園と飲食店とのマッチングにスマートグラスを使用するなど、最新のデジタルテクノロジーを活用した観光振興を通じた「藤井寺モデルのスマートシティ」を目指す取り組みを、併せて実施しています。 これらは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」と通じるものであり、「TEAM EXPO 2025」プログラムに参加しました。
人生100年時代、健康増進・健康寿命延伸に向け、コロナ禍の中、新たな生活様式を取り入れた保健事業をはじめ、生活習慣病予防やフレイル予防などを展開するプロジェクトの創出と、デジタルヘルス推進に取り組む企業や団体を支援します。 また、大阪・関西万博を契機とした来訪者対策の一環として、大阪府下唯一の世界遺産である「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産である「古市古墳群」をはじめとする市内の歴史文化遺産を活用した「観光DX」に関連する新たなプロジェクトの創出に取り組む企業や団体を支援します。
大阪・関西万博を契機に、市域における健康に対する市民・企業等の機運を最大限に引き上げ、あわせて大阪府下唯一の世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産である「古市古墳群」をはじめとする歴史文化遺産を活用した「観光DX」に関する取り組みを進めることで、企業・団体の皆様との共創を広げ、その成果を共有することが、「いのち輝く未来社会のデザイン」につながると考えています。
SDGsの17の目標はすべて重要なものであり、相互に関連するものですが、今回の本市のプロジェクトは、「健康増進」「健康寿命延伸」「最新のデジタルテクノロジーを活用した観光」をテーマとして、企業や団体等と連携・協力し、その実現を目指すものであるという点を踏まえ、取組に共通するキーワードとして、この目標を選択しました。
藤井寺市は、大阪平野の南東部に位置し、市域は8.89㎢と小さいものの、鉄道3駅や西名阪自動車道、大阪市中心部へ電車で15分という、高いアクセス性を持つベッドタウンです。また、古墳や神社仏閣など豊富な文化遺産がまちなかに所在する歴史あふれるまちでもあります。 令和元年に本市に所在する古市古墳群が、百舌鳥古墳群とともに、大阪初の世界遺産に登録されたことを契機に、まちの活性化につながる取り組みを進めています。
政策企画部 政策推進課 政策特命・シティセールス担当
TEL:072-939-1171
E-mail:kikaku@city.fujiidera.lg.jp
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