グローバルDX

共創パートナー

2022.11.08

クロスボーダーにおける新結合によるベストプラクティスの創出

世界の中で、国境を跨いだ離合集散から新しい価値の創出を演出できる有力な文化圏の一つとして日本を再定義したいと考えています。かつて明治維新の廃藩置県によって発生したダイナミズムと同じものを、今回は地球をその基軸において新しく発生させること。そのお手伝いをしたいと考えています。

未来への宣言

物理的な移動を伴わずに異なる価値を有する文化圏の複数に同時に所属し、その各々において、デジタル的に共有される価値をトラストレスに交換することが出来る世界が、もう直ぐそこまでやってきています。物理的な肉体を持つ我々人間がそれに適合する為には、先ずは肉体の属する自国の言語及び文化を意識的により深く学びながらも、それと同時に世界に存在する異なる価値観を認識した上で、それらを統合して止揚させること。ひらがな、カタカナ、漢字を同時に使いこなすことのできる日本文化圏に住む我々にこそ、なせる技なのではないでしょうか?

きっかけ

創業者の2名(日本国籍及びオーストラリア国籍)が、欧州に本拠地を置くアクセラレーターのプログラムにおいて、日本の大企業と世界のスタートアップ企業との間で20を超える実証実験のファシリテートを行なってきた経験を有しています。世に「マッチング」と言う言葉は蔓延っておりますが、それは価値創造の循環の中の非常に重要な一つの切り口ではあるものの、実は、そこに至る前工程と、その後の工程こそ重要であること。そして、それを継続して循環させることによって昇華させていくことがさらに重要であること。しかし、それに向かう意志の煥発と哲学の共有無くしては、新しい価値創出の為に必要とされるその循環の為のエネルギーは充填されないこと。これを身に染みて感じております。万国博覧会とは、世界を巻き込んでの日本の意志と哲学を示す格好の場であると考えております。

創出・支援したい共創チャレンジ

クロスボーダーにおける、新しいテクノロジー、新素材、先駆的ビジネスモデルなどと、既存の組織能力もしくは市場との新結合による新しい価値の創出。
海外の先進素材やテクノロジーと日本の既存技術や市場との掛け合わせによる新規事業開発。
日本企業が所有する既存の技術・プラットフォームと、海外のスタートアップのテクノロジー・ビジネスモデルを掛け合わせることによる国外での価値創造。
海外企業の日本進出サポート及び、日本をHUBとしたアジア地域展開。
日本企業の海外市場展開サポート。

提供できるリソース

ネットワーク国内外において、上場企業のマネジメントから中堅私企業のオーナーまで、学生時代に所属したクラブ、務めた日本企業、外資企業を基軸に30年を超える期間に醸成された人的ネットワークは言うまでもありませんが、翻って、これまでの4年間に渡る世界の支援機関との日本エントリープログラムの実施、及び、大阪への外国企業誘致活動(大阪ランディングパッドでのイベント)を通じて接点のあった国内外の企業の経営者、各国大使館・領事館との人的ネットワークも有しています。
技術・ノウハウテーマに沿った世界のテクノロジーの探索から、大使館など海外公的機関との協業によるイベントの企画・設計・デリバリーまで、経験を通して培われたメソドロジーを有しております。日本企業と外国企業との実証実験の設計・構築・伴走支援を数多く行ってきました。同様に、日本の中堅企業による外国企業の先端素材を利用した事業開発プログラムの企画・運営も行っています。
フィールド基本は組織を横断するマネジメントソフトウェアによるサービスを中心とするテクノロジートランスファー(DX)を得意としますが、新規事業開発では、新素材の製造技術移転プログラムなどにも関わっています。クロスボーダーにおける価値の移転、新結合など、共創による新規事業開発を主たるフィールドとしています。本社は大阪にあり、大阪を起点に深く関西のエコシステムに根を下ろしていますが、横浜など関東にも活動拠点及び人的ネットワークがあります。

今後の展開

今後展開したい地域日本企業の有している特定技術やプラットフォームなどに、海外のスタートアップ企業の有する新しい技術やノウハウなどを掛け合わせることによって、海外の現地市場にて新しい価値を創出することを目指し、その対象となる技術及びビジネスモデルの探索を行う。そこで見つかった技術やノウハウの実証実験の企画・設計・伴走を、海外の支援機関との協業により行う。その結果に応じて検討されうる新規事業に対して日本からの投資を誘発し、最終的にはそこからキャピタルゲインを狙う。この一連の流れを仕組み化したい。それを日本企業である我々自身がイニシアティブをとって進めて行くこと。場所としては、東南アジア、及び、東欧などをターゲットとして考えている。
共創を希望する方々頭の中に地図を広げる時に、日本列島だけではなく世界地図が出てくる存在。同時に、日本文化に対する深いリスペクトを持っていること。個人であれば、国籍、性別、年齢は問わず。高校、大学、日本法人、外国法人、地方自治体、官公庁、NPO、NGOなど、組織体との共創も希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマは「命輝く未来社会をデザインする」であるとのこと。命輝く未来社会とは、多様な価値が存在し、その多様性が受け入れられている社会であると定義したいと思います。私たちは大阪に登記した日本のスタートアップ企業法人ですが、この小さな箱の中に、文化も言語も複数存在しています。我々は、フラクタルに大阪の一つの破片であると同時に、しかし、ある意味その全体を表している存在でもありたいと考えています。我々が輝くことによって大阪・関西が輝き、また、大阪・関西が輝くことによって我々も輝く。そう言う存在でありたいと常に考えています。

SDGsとの関わり

#8 - オープンイノベーション・スタートアップエコシステムのファシリテーション活動が生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性、およびイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励することを支援します。

#9 – かつてはハードウェアの世界で、グローバルエコシステム循環の中核を成し、技術革新の先端にいた日本ですが、世の中が「もの」から「こと」へとサービス(ソフトウェア)化して行く流れの中で、その循環から距離がおかれ、ガラパゴス化しているとさえ揶揄されています。その両方が統合された世界におけるグローバル循環の中に日本がしっかりと組み込まれることが我々の目指すところであり、それが産業と技術革新の基盤の構築となると考えています。

#17 – 上記目標は、決して私たちだけでは達成されるものではありません。クロスボーダーでの多種様々なパートナーシップが組成されて初めて、達成される目標であると考えています。

グローバルDX

事業内容:
■新規事業開発支援
■最新テクノロジー探索支援
■デジタルコンサルティング/DX支援
■グローバルスタートアップとの事業創造

社名:株式会社グローバルDX
所在地:〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町1番12号阪急ファイブアネックスビル
代表取締役:疋田 彰宏・アダム クレイドンプラット
EMAIL: info@global-dx.jp

支援している共創チャレンジ

  • 障がい者差別のない平等な情報社会の実現

    大阪・関西万博のメイン会場でもある大阪から、未来社会のデザインとする「ホームページのバリアフリー化」を推進し、日本の情報社会を平等に利用できるためのWebアクセシビリティのファシリテーターとして牽引する大阪モデルを世界へ発信する活動。 Activities to disseminate the Osaka model to the world from Osaka, the main venue of the Osaka-Kansai Expo, promoting "barrier-free websites" as the design of the future society and leading as a facilitator of web accessibility for equal access to Japan's information society.

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