日本科学振興協会

共創パートナー

2022.10.05

誰一人取り残さず、あらゆる人々が参加することのできる科学コミュニティの形成: 科学を通じた未来社会の繁栄に向けて

日本科学振興協会は、より良い未来社会のために多様な立場の人々が対話・協働する科学振興活動をしています。共創パートナーとして、自然科学のみならず、社会科学も含めた広い科学の視点から、2025年の大阪・関西万博のテーマ実現に向け、「Saving Lives(いのちを救う)」「Empowering Lives (いのちに力を与える)」 「Connecting Lives (いのちをつなぐ)」ための共創チャレンジづくりやその活動の応援をします。これら活動を通じて、誰一人取り残さず、あらゆる人々が参加することのできる科学コミュニティの形成を実現します。

未来への宣言

 私たちの生活は古くから科学によって支えられています。しかし、それを意識することはできているでしょうか? これまでの万博においても、新しく生まれた技術や商品は生活が便利になる「きっかけ」となってきました。そして、その基盤となっているのは科学の知識です。私たちは、科学をより理解し、より身近に感じる場を作ることで、私たち一人一人の世界を拡張し、私たちの "いのちを輝かせる”きっかけを創出します。

きっかけ

私たちは、「日本の科学を、もっと元気に」のスローガンのもと、2022年に立ち上がりました。短期間ではありますが、これまでに、各個人が行っていた科学振興活動をベースに、本会でも多くの科学振興活動をしてきました。“日本の科学をもっと元気にする”ためには、科学関係者だけでは不十分です。そのため科学関係者はもちろんのこと、これまで科学と接点がなかった人とも多く繋がりたいと考えています。「TEAM EXPO 2025」プログラムでは、それができると考えて参加しました。

創出・支援したい共創チャレンジ

様々な大学、企業などの団体、個人と連携し、私たちの生活の基盤となっている科学の理解促進に向けた取り組みを創出・支援します。例えば以下のようなものが考えられます。これらに捉われず、科学に関する活動全てを支援したいと考えています。
・科学の理解促進に向けた市民向け科学教室やイベントなどの開催
・科学的な知見を活用した事業創出

提供できるリソース

人材研究者、サイエンスコミュニケーターなど科学に造詣が深い本会の人材
ネットワーク理系(自然科学)、文系(社会科学)の枠を超えた、科学に関するネットワーク
情報発信・PR本会ウェブサイト、Twitter、Facebookなど

今後の展開

今後展開したい地域本会が有する科学関係者ネットワークおよび深い知識を活用して、共創チャレンジの創出や宣伝、科学的知見の支援をします。
共創を希望する方々科学に関心のある様々な大学、企業、科学館などの団体、個人。および、近代科学に疑念を持っていたり、科学に関心が持てていない団体、個人。本趣旨に賛同し、共通課題に取り組む関心のある全ての団体、個人。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」をより理解するために、科学的な視点から様々な分野における「いのち」を考える機会を提供し、私たちの「いのち」の理解を促進します。これにより、それぞれが自らの望む生き方を考え、可能性を最大限に発揮できる持続可能な社会をつくることができると考えます。

SDGsとの関わり

私たちは、様々な大学や企業などの団体、個人と連携し、私たちの生活の基盤となっている科学の理解促進に向けた取り組みを創出する活動を支援します。それにより、誰一人取り残さず、あらゆる人々が参加することのできる科学コミュニティを形成します。特に「4.質の高い教育をみんなに」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」において貢献できると考えています。

日本科学振興協会

日本科学振興協会(略/通称:JAAS、ジャース)は、前身となる日本版AAAS設立準備委員会を経て、分野、組織、職種・職階、国籍・民族、世代の垣根を超え、あらゆる人々が参加することのできる組織を目指して、2022年に設立されました。日本の科学の明るい未来のために、科学の振興に意欲を持つ多様な立場の人々が対話・協働し科学振興に向けて活動しています。

本会の共創パートナーに関するお問合せはこちらまで。

日本科学振興協会 大阪万博Project リーダー 諏訪 智巳 Email:jaas.expo2025@gmail.com 

(お問合せ内容によって、返信が遅れる場合があります。ご了承ください。)

 

本会の共創パートナー以外に関するお問い合わせはこちらまで。

https://jaas.science/aboutus/formg/