名張市

共創パートナー

2022.09.08

 なばり新時代戦略~市民とともにつくる名張の新時代~

・本市の豊かな地域資源を守り、生かすことによる持続可能なまちづくりを進めます。
・年齢や性別、障害の有無に関わらず、全ての市民の社会参加が叶い、一人ひとりのウェルビーングの向上につなげるよう、熟度の高い住民主体のまちづくりを基盤とした多様な主体との連携により、共に支え合い、生きがい、やりがい、居場所を持って暮らし続けられる「地域共生社会」の実現に向けた取組を進めます。

未来への宣言

 「豊かな水と自然に恵まれた山紫水明の地×熟度の高い住民主体のまちづくりを基盤とした誰一人取り残さなさい地域共生社会」
これらの地域資源を守り、生かすことで持続可能なまちを目指します。

きっかけ

 本市は万葉ゆかりの歴史と文化、赤目四十八滝や香落渓など水と緑の自然環境に恵まれたまちです。これらの財産を守り育て、次代に引き継ぐとともに、名張らしさを生かした個性的で持続可能なまちを創造べく豊かな人材である市民が自己決定と自己責任のもと「住民主体のまちづくり」を進めてきたことにより、様々なチャレンジができる土壌があります。

創出・支援したい共創チャレンジ

・放置竹林整備による竹材の確保による「環境保全」【環境】、竹あかりづくり体験ワークショップ、コミュニティビジネスへの展開、学校、企業との連携などによる「地域振興・環境教育」【社会】、竹あかりイベントの開催による観光誘客等による「観光産業の振興」【経済】による持続可能な協働循環型社会の構築を目指した「なばり竹あかりSDGsプロジェクト」の取組
・住民が抱える複合的な課題への対応に向けた社会的処方(地域社会とのつながりをサポートすることによるケア)の取組及びリンクワーカー(社会的処方を行う専門職)などの人材育成の取組

など、誰一人取り残さない「地域共生社会」の実現に向けた市民・事業者・行政が協働する環境保全、循環型社会に向けた取組を創出・支援していきます。

提供できるリソース

ネットワーク本市は、関西のベッドタウンとして発展してきた成り立ちから、多様なネットワークやスキルを持つ人材が豊富です。
また、熟度の高い住民自治を基盤に、福祉分野をはじめとした地域課題を「我が事」として捉え、地域が主体となり進めていることから、こういった地域力について、多様な主体と連携していくことが可能です。これまでからも市民をはじめとする多様な主体と連携・協働によるまちづくりを進めてきたことから、課題解決に向けた様々なネットワークが構築できています。
情報発信・PR 広報紙やホームページ、SNSでの情報発信が可能です。
フィールド生活支援、健康づくり、子育て支援、教育、観光など様々な分野において、熟度の高い住民自治を基盤とした住民主体のまちづくりを進めているフィールドがあります。

今後の展開

今後展開したい地域 関西との結びつきが強く、今後大阪・関西万博により関西が大きく注目される中、名張の魅力・地域資源を関西や関西を訪れる世界各国にPRを行います。
共創を希望する方々市民をはじめ、本市の取組に賛同いただく企業・団体・大学等との共創を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

 大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、一人ひとりの人権が尊重され、生きがい、やりがいを感じ、安心して暮らしていけることができるまちの実現に通じ、本市の目指すまちの姿でもあります。

SDGsとの関わり

 本市では、市民と共にまちを創る「共創」を柱にまちづくりを進めていくこととしており、市民は「住民・企業・団体」など多様な主体を指します。このような多様な主体と共創することにより、持続可能なまちの実現を目指すことから、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を選択しました。

名張市

 名張市は三重県の西部に位置し、近畿・中部両圏の接点にあることから、古くは万葉の時代から東西往来の要所、宿駅として栄えてきたところです。
 日本の滝百選や森林浴の森百選に指定された赤目四十八滝や香落渓など自然豊かな景勝地にも恵まれ、その豊かな水を土壌に作られる米・肉・酒・ぶどう・いちごなどが特産品です。
 昭和に入ってからは、近鉄大阪線が開通し、昭和40年代以降に大規模な宅地開発が進んだ結果、アクセスの便利さから、関西方面のベッドタウンとして急速に発展し、里山の原風景が広がる農村集落と、成熟した住宅地が共存しています。

【お問い合わせ先】

 名張市 総合企画政策室

  TEL: 0595-63-7389

       Mail: kikaku@city.nabari.mie.jp

支援している共創チャレンジ