食物性食品廃棄物からアップサイクル化粧品・食品原料!!
愛媛県ではジュース工場で発生する年間約5,000tの柑橘果皮が廃棄され、その有効利用が大きな課題となっています。我々は製紙の技術を応用し、果皮に含まれるセルロースをナノサイズの繊維幅まで細かくした、様々な機能を持つペースト(製品名MaCSIE(マクシー))を開発しました。
MaCSIEは乳化や保水などの多くの機能性を持つため、化粧品や食品の原料として幅広く利用されています。
また、この技術を柑橘以外の植物系食品廃棄物(海藻類、豆類)へも応用し、多様な素材からナノファイバーを生産しています。共創チャレンジを通し、共感してもらえるメンバーを増やし、更に幅広い廃棄物からアップサイクル原料をつくる取り組みを拡大したいと考えています。