ダッソー・システムズ株式会社

共創パートナー

2022.09.08

「バーチャルツイン」による持続可能な世界の実現

「バーチャルツイン」の提供により持続可能な経済・社会の実現を目指します。バーチャルツインは、デジタルツインの概念を一歩進めたもので、工場の生産ラインから、都市の交通・防災・エネルギー・環境保全などのサービスに至るまで、複雑なシステムをモデル化し、その機能をシミュレーションし、可視化、予測、検証、最適化などを可能にします。試作やテストを最少化して、バーチャルモデルから直接生産・建設やオペレーションに移ることにより、資源やエネルギーの消費を大幅に削減します。これらの技術やノウハウを生かして、持続可能な都市計画・地域開発を目指す自治体やものづくりのDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業などの活動を支援します。

未来への宣言

バーチャルツインのテクノロジーによって持続可能な経済・社会を実現します。

きっかけ

2018年10月:京都府と「スマートシティづくりのための連携・協力に関する協定書」を締結
2019年7月:スマートけいはんなプロジェクト推進協議会に発足と同時に加入
2020年1月:People's Living Lab促進会議に参加(アイデア募集に応募)
2020年8月:大阪スマートシティパートナーズフォーラムに発足と同時に加入
2021年1月~4月:愛知県、京都府、鎌倉市、仙台市、茅野市、つくば市、前橋市、山口市のスーパーシティ構想連携事業者に選定、大阪府・市の連携事業者に登録
2021年3月:国土交通省スマートシティモデル事業の一環として、関西文化学術研究都市の3D都市モデル「けいはんなデジタルツイン」を構築

創出・支援したい共創チャレンジ

・交通・防災・エネルギー・環境保全などの分野で、持続可能な都市・地域の実現を目指す自治体や公益法人、NPOなどの活動
・ものづくりのDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業の活動

提供できるリソース

技術・ノウハウバーチャルツイン(デジタルツイン)の構築技術・運用ノウハウ
人材都市計画やものづくりに関する専門知識を持ったエンジニア
ネットワークスマートシティ分野で連携する自治体や企業のネットワーク
情報発信・PR公式サイトや各種イベントでの情報発信

今後の展開

今後展開したい地域大阪・関西での実績をもとに日本全国に展開
共創を希望する方々まちづくり、ものづくりに取り組む自治体、NPO、企業など

大阪・関西万博のテーマとの関わり

当社が提供する持続可能なイノベーションに向けたソリューションは、「いのち輝く未来をデザインする」場である大阪・関西万博が掲げる、新たな科学技術による人や生物の機能・能力の拡張の可能性を探求する「いのちを拡げる」や、自然と人工物、フィジカルとバーチャルの融和を追求する「いのちを磨く」などのテーマに合致していると考えます。

SDGsとの関わり

SDGsの17の目標のうち、「 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 」については、資源をむだなく使用し、環境にやさしい生産を実現する技術、「 11 住み続けられるまちづくりを 」については、低コストで安全に移動できる持続可能な交通手段や、水害などの災害に対する防災・減災を支援する技術、「12 つくる責任、つかう責任」については、天然資源を持続的に管理するとともに、化学物質や廃棄物を環境に害を与えないように管理する技術の開発・提供に取り組んでいます。

ダッソー・システムズ株式会社

ダッソー・システムズは、1981年の創業以来40年以上にわたって、さまざまな業界において持続可能なイノベーションに向けたソリューションを提供しています。設計や製造の改革を進め、製品開発や生産のあり方を刷新するソフトウェアを提供することによって、製造業を中心に世界140か国で29万社以上の企業を支援してきました。さらにこれまでの実績を基に、事業領域を製品(モノ)から、都市計画・開発(スマートシティ)やライフサイエンスの分野へと広げています。

<お問い合わせ先>

ダッソー・システムズ株式会社

担当者:パブリックセクター ディレクター 熊野和久

連絡先:kazuhisa.kumano@3ds.com