大阪工業大学

共創パートナー

2022.07.08

100年続く伝統の実学教育に基づく「17学科の技術」が未来を支える

本学は2022年、学園創立100周年を迎えます。そして、これから迎える次の100年に向けて、「超スマート社会」「ライフスタイル」「近未来医療」「持続可能都市」「農業・食品」「次世代自動車」の各領域で、17学科の教育・研究力を集約し、SDGsの実現に向けて「時代の最先端を担う専門職業人を育成」するとともに、2025年の大阪・関西万博のテーマ実現に向けた活動の支援を推進していきます。

未来への宣言

「時代の最先端を担う専門職業人の育成」により、各専門領域の教育・研究を通じて、技術発展に寄与するとともに、その先の100年を見据え、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。

きっかけ

大阪工業大学では、建学の精神「世のため、人のため、地域のため、理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人を育成する」に基づき、社会の課題を解決する実学教育に取り組んでいます。これから迎える次の100年に向けて、「超スマート社会の到来」「ライフスタイルの変革」「近未来医療の発展」「持続可能都市の創出」「農業・食品の多様化」「次世代自動車の普及」、これら各領域で、本学の有する17学科の特色ある教育による専門職業人の育成が、大阪・関西万博の掲げる「いのち輝く未来社会」の実現達成に寄与できると考え、参加に至りました。

創出・支援したい共創チャレンジ

・本学専門領域を主とした、学生・教職員が主体となるチャレンジ
・SDGs⑪「住み続けられるまちづくり」を主とした、地域社会との共創チャレンジ
・SDGs⑨「イノベーション」を主とした、大学発新産業創出を目指す、学生が主体となるチャレンジ
・地域文化財の保護や発展的な活用、地域課題の解決を主としたチャレンジ

提供できるリソース

人材本学の学生・教職員および専門領域のノウハウ
フィールド梅田キャンパス、大宮キャンパス、枚方キャンパス等で活動展開が可能
情報発信・PR大学のホームページ、広報媒体等

今後の展開

今後展開したい地域大阪市北区・旭区、枚方市に設置する各キャンパスを起点に、本学の専門領域を生かして地域課題を解決するイノベーション創出に共感・賛同いただける全国の市区町村へ展開していきたい
共創を希望する方々企業、自治体、教育機関、研究機関など共通課題に取り組まれる有志

大阪・関西万博のテーマとの関わり

本学の教育理念である「新しい知的・技術的創造を目指す開拓者精神にあふれた、心身ともにたくましい専門職業人」を育成し、これから迎えるSciety5.0、Web3.0時代の最先端技術を担う人材を輩出します。それらの基盤である教育・研究の発展、そしてその先に、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会」の実現が待っています。我々の教育理念を通じて、大阪・関西万博のプラットフォームの実現に貢献します。

SDGsとの関わり

SDGsで掲げる「質の高い教育」「産業と技術革新の基盤をつくる」「住み続けられるまちづくり」に17学科の専門領域の技術をもって貢献します。

大阪工業大学

1922年に創設された関西工学専修学校を前身とし、1949年に工学部のみからなる単科大学として設立されました。その後、社会の要請に応じて1996年には情報科学部、2003年にはわが国で初めての知的財産学部、そして、2017年にはロボティクス&デザイン工学部が設置され、現在は、大宮・梅田・枚方の3キャンパスに4学部17学科、大学院4研究科を有する大学で、11万人を超える卒業生を輩出しています。
また、「社会・時代の要請に応え、専門学術の基礎と実践的応用力を身に付けるとともに、広い視野と豊かな人間性を涵養し、新しい知的・技術的創造を目指す開拓者精神にあふれた、心身ともにたくましい専門職業人を育成する」を教育理念として定め、「教育力」「研究力」「就職力」の3つの強みを生かし、多くの専門職業人を世に輩出しています。

・大阪工業大学研究支援・社会連携センター:OIT.Kenkyu@josho.ac.jp

支援している共創チャレンジ

  • 農林業を踏まえた人とIoT・ロボットの協調活動

    食の安定的な提供のために、過疎化や少子化のもとにあっても人とロボットがIoT(CPS)を通じて協働することで持続可能な農林業を支援するスマートシステムの実現を目指す

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  • 「淀川学」にもとづく次世代の持続可能な開発を目的とした人材育成 〜大阪工業大学淀川研究会の挑戦〜

    私たちが進めているチャレンジは、「淀川学」という教育カリキュラムで「持続可能な開発(社会)」の実現に必要な素養を持つ学生を育み、それによって「持続可能な開発(社会)のための教育」に貢献することです。  私たち人類が科学・技術を行使したり資源・土地を開発したりする際、「持続可能な開発(社会)」について考慮することは、現在そして未来の地球にとって極めて大切な行動です。また、「持続可能な開発(社会)」の考え方を理解するためには、「人と自然との関わり合い」について学び、そして理解する必要があるといわれています。つまり、持続可能な開発(社会)における技術者は、高度な専門知識や技術を持つだけでなく、地球や世界を視野に入れるとともに環境共生に配慮できる豊かな人間性を持つことが求められているのです。このことは、私たちが地球市民として地球に生きる場合も当てはまることです。  大阪工業大学で開講されている「淀川学」では、淀川や淀川流域あるいは淀川から発想される様々なテーマに関する学びをベースに、「人の営みと自然との関わり合い」について考えます。また、「淀川学」は文系や理系といった分野にこだわらず、人文学・社会科学・自然科学・科学技術などの様々な視点(専門が異なる6名の教員)から淀川や淀川流域について学びます。例えば、現在は地形・地質、生物、倫理、社会、歴史、科学技術の視点から淀川や淀川流域あるいは自然について理解します。そして、多様な分野が有機的に繋がりながら社会を構成していることを認識することによって、視野の広い学生を育むとともに、多面的に考えることの重要性も理解します。さらに、「淀川学」の学びが単に河川や流域の理解にとどまらず、その理解が世界に向けた視点を育むベースになることもめざします。

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  • デジタル技術の活用による水辺の価値創造

    都市空間での水辺の価値をデジタル技術を用いて再発見し,水辺環境と共存するウェルビーイングな社会を構築していくことにチャレンジします.

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  • 林業の村の廃校小学校に新たな息吹を!

    本プロジェクトは、廃校になった小学校を、地元の吉野杉をふんだんに使用し、無機質なコンクリートの校舎から、木の香りとぬくもりを感じられる環境教育センターや災害避難拠点・住居にリノベーションさせる試みです。リノベーションを行なう際の基本方針は下記の4点です ・かつての小学校の良さはや思い出は可能な限り伝承する ・地元の川上産吉野杉を効果的に使用する ・学生たちが主体的に設計・施工できるものとする ・メインテナンスが容易な設計であり納まりである 企画からはじまり、設計、施工、コスト管理、メインテナンスの実行まで、ものつくりに関わるすべてプロセスを村の大工さんや教員の指導を受けながら学生たちが行なっています。

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  • 美しい淀川を次世代へ繋ごう

    「淀川クリーンキャンペーン」として、学生・教職員や、地元の小学生、地域の方々とともにプラスチックゴミの回収など、淀川河川敷の清掃活動を毎年行っています。今後は他の大学、企業、団体、自治体とも連携し、清掃活動の輪を広げることで、シンボルである淀川河川敷の景観を守ります。

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  • 生涯スポーツを通じ、健康に生きよう!

    生涯スポーツを通じて地域住民の方々の健康の保持・増進に貢献したいと考えています。 近年、スポーツは「見るもの」から「実践するもの」へと変わり、さらには生涯体育の一環として関心が寄せられています。しかし、適切な指導を身近に受ける機会が少なく、また利用できる体育施設も限られており、まだまだ気軽にスポーツが楽しめる状況とはいえません。本校では、学園の教職員、体育クラブの学生、その他経験豊かな指導員が直接指導を行い受講生全員が楽しく体を鍛えながら正しい技術を身につけることを目的に、スポーツ教室を開設し、スポーツを楽しみながら適切に継続する機会の提供を行います。

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  • 淀川河川の水質を測り伝える。

    大阪の河川の水質は昔に比べ、格段の改善が見られています。しかし、大阪湾を含む瀬戸内海の環境は、この40年間改善が見られていません。応用化学研究部では、大阪湾に流れ込む淀川の水質調査を行なっています。この調査は、40年に及び、大学の学園祭や河川NGOの集まりである寝屋川流域ネットワークでポスター発表を行ない、機関誌「桜花」で報告を行なっています。これらの活動を自治体や淀川河川流域で同様な活動を考えているNGO・NPO団体、大学、企業と連携し、活動の輪を広げることで、市民の環境意識の向上につなげていきます。

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