一般社団法人日本繊維機械学会

共創パートナー

2022.05.12

繊維を活かして未来社会をデザインする

我々の日常生活にとってなくてはならない「繊維」。この「繊維」をもう一度見直し、「繊維」を通じて人と環境を豊かにする未来社会をデザインしたいと思います。
各委員会や研究会による繊維、繊維機械に関する学術技術の研究や技術の普及・拡大、またテキスタイルカレッジ、日本繊維機械学会SDGsアワード、テキスタイルセミナーを通じた人材育成にも取り組んでいきます。

未来への宣言

未来社会に向けて人と環境に優しい衣食住システムを繊維を通じて構築します。

きっかけ

本学会では2019年にSDGs委員会を設けて多数開催されている学会主催イベントをSDGsに関連付けて活動しており、大阪・関西万博を契機にさらにSDGsを意識した活動を行いたいと考えています。学会活動とSDGsの関連性は学会のホームページでもアピールしています。

創出・支援したい共創チャレンジ

1.サスティナブルテキスタイルの推進
  衣coromo@未来研究会、テキスタイル技術教育研究会、企業心理と消費者心理研究会などを支援しながらサステナブルテキスタイルの開発と推進に務めます。

2.省エネ繊維機械の開発
  繊維機械研究会などを支援しながらエネルギー消費量の少ない(CO2排出量の少ない)繊維機械、廃材を出さない繊維機械の開発を進めます。

3.高機能繊維素材の開発
  不織布研究会、ナノファイバー研究会、コンポジテックス研究会などを支援しながら高機能繊維素材の開発ならびにその応用について考えて行きます。

4.AI・ビッグデータ・IoT活用による新技術・新製品開発
  テクテキスタイル研究会、スマートテキスタイル研究会などを支援しながらデジタル化時代に対応する技術、製品、システム開発を行います。

5.テキスタイルアップサイクルの推進
  繊維リサイクル技術研究会などを支援しながら繊維廃材から付加価値のある新製品開発を進め、サーキュラーエコノミーの実現を目指します。

提供できるリソース

人材日本における繊維ならびに繊維機械の製造・開発、流通、販売、リサイクルなどの専門家が所属しており、共創チャレンジを自ら、あるいは連携して推進できます。
技術・ノウハウ大学、研究所ならびに企業などの研究者が所属しており技術情報を提供できます。
ネットワーク大学、研究所ならびに企業など、約700名ならびに約90社が会員登録しており、繊維関連のネットワーク構築が推進できます。

今後の展開

今後展開したい地域研究会、フェロー会を通じ、業界セミナー、小中学校向けセミナー等を行うことで、広くテキスタイルへの関心・知見の向上を目指します。
学会に属する人材、ネットワークを活用し、省エネ、高機能、環境対応、等、テキスタイルの次世代取組の創出を目指します。
また、本学会は国際的ネットワークも構築しており、誰一人取り残さない社会を繊維を通じてグローバルに展開していきたいと考えています。
共創を希望する方々・学会、研究会、フェロー会とともに、繊維ならびに繊維機械の取組に協力いただける企業、団体様。
・繊維ならびに繊維機械に興味のある企業、団体、一般市民の皆様。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」繊維を通じていのち輝く未来社会を構築します。

SDGsとの関わり

SDGs8:繊維を通じて新事業を創出し、雇用拡大、経済成長を目指します。
SDGs12:無駄のない繊維製品の製造と無駄に廃棄しない消費者意識改革を行います。
SDGs17:様々な分野の方々と協働し、新たな視点でSDGsの目標を達成します。

一般社団法人日本繊維機械学会

日本繊維機械学会は、繊維ならびに繊維機械に関する学術の進歩発展を図り、かつこれに関する工業の発展に資することを目的とし、繊維産業に携わる方々の結集体として、昭和23年(1948年)に創立されました。それ以来、テキスタイルの製造、糸づくり、織物、編物、不織布、染色仕上、縫製からあらゆる産業資材、またナノファイバー、e-テキスタイルからデザイン、ファッションとそれに関連する機器・装置など様々な分野において、産学官協同を基調として活動を展開しております。

【問合せ】一般社団法人日本繊維機械学会
電話:06-6443-4691、FAX:06-6443-4694、E-mail:info@tmsj.or.jp

支援している共創チャレンジ

  • IMABARI Color Show(今治カラーショー)

    歴史に培われた今治の確かな技術と、風土が織りなす鮮やかな発色を特徴とした今治染色は新しいステージに挑戦します。学生や若者のアイデアを広く募集し、新しい今治染色の在り方を一緒につくりあげていく試みです。

    続きをみる