一般社団法人ミナミ御堂筋の会

共創パートナー

2022.04.07

ミナミ・御堂筋を中心としたウォーカブルな街路空間の活用と魅力コンテンツの発信による、人間中心の未来社会の実現

「ミナミのカルチャーを創造し、世界に発信するストリート」へ。
大阪・関西万博は、世界中の方々に大阪を、関西を楽しんでいただくまたとないチャンス。
ミナミ御堂筋は、ミナミのまちで、これまで培われてきた厚みのある文化や、伝統的な芸能、日々創造されるクリエイティブなアート・デザインをはじめとする“ストリート・カルチャー”を、景観や沿道のまちなみ、さらには街路空間を通じて世界に発信し、人間中心の未来社会の実現をめざします。
そのために我々は、ミナミ御堂筋ビジョン2022に基づいて、大阪市や地域の方々と連携しながら、新たなプレーヤーを発掘しミナミならではの魅力コンテンツを創出することで、様々な分野のカルチャーシーンの先端を行くストリートをめざすとともに、エリアの回遊性を高めます。

未来への宣言

従来の都市において、メインストリートは車中心の街路空間として整備が進められてきました。未来社会ではその発想を大きく転換し、人間がその中心に置かれるべきです。
歩行者空間を拡張しウォーカブルなストリートをめざすとともに、その中で人との交流や共創、人と新たな技術との融合が次々と生まれ、感性や想像力が刺激される、未来の課題解決の担い手が生まれるフィールドとなることをめざし、大阪・関西万博の掲げる未来社会の実現に寄与したいと考えます。
また、ミナミは大阪・関西の誇るエンターテイメントをはじめ世界一級のコンテンツがあるエリアです。ミナミほかのステークホルダーと共創し多様な魅力コンテンツを生み出すことで、大阪・関西万博が、国内外の方にミナミ・大阪・関西を体験していただく機会となり、ファンとなって再び訪れて頂けるような、世界から注目される「ミナミ・大阪・関西」になることをめざしたいと考えています。
さらに、当会は、ミナミの積年の地域課題である放置自転車問題の解決をめざすとともに、沿道適正化を行う事業で新たな雇用創出を図り、もってSDGsのめざす貧困のない社会の実現にも寄与したいと考えています。

きっかけ

当会は2022年1月に「ミナミ御堂筋ビジョン2022」を策定しました。このビジョンは、2025年の大阪・関西万博をターゲットイヤーとしております。
策定には、当会の次代を担う若手経営者・ビルオーナーなどの参画のもと、議論を重ねてきましたが、その中でも、「大阪・関西万博において、あるいは開催後において、我々は何を担うべきか」という問題提起があり、この共創パートナーの取り組みに参画していくことの提案がなされました。
会としても大阪・関西万博の取り組みに積極的に関与し、あるべき姿の実現に向け行動していくこととなり、登録に至った次第です。

創出・支援したい共創チャレンジ

1 道路空間利用の常設化
 オーナーや沿道店舗等との連携により、道路空間を活用したモビリティハブ(シェアサイクルや電動キックボード等の交通手段や情報案内機能、休憩スペースが複合的に整備されたスポット)や、カフェ等の軽食販売等の滞在スペースの常設設置を進めたいと考えています。実施には、ホームレスのない社会をめざす認定NPO法人Homedoorと連携し、沿道適正化事業を通じ新たな雇用創出を実現していきたいと考えています。

2 ストリート・ハック イベント
 御堂筋沿道の印象的な建築物や銀杏並木を背景に、ファッションショーなどのイベントを開催したいと考えています。定期のフェス化などによりビッグコンテンツへの成長をめざします。

3 ミナミ・アートストリート
 若手アーティストを募集し、協賛型のストリートアート作品を設置し、フォトスポットの創出を図っていきたいと考えています。ゆくゆくは、アーティストの登竜門となる企画への成長をめざします。

提供できるリソース

人材本会は沿道のビルオーナーが正会員であり、オフィスビル、複合商業ビル、ホテル、ハイブランド店舗など多様な事業展開を進めているメンバーが在籍しています。賛助会員にはエンターテイメント企業やメーカー、広告代理店なども加盟しており、共創にあたって様々な人材が参画可能です。
フィールド本会は大阪市指定の道路協力団体に指定されており(2025年10月1日まで)、期間内の道路占用・活用が可能であり、御堂筋の道路空間を舞台として大阪・関西万博を機に様々なコンテンツを発信していきたいと考えています。そのために、道路空間や沿道建築物の空間などを提供可能です。
ネットワーク本会はこれまで地域のみなさま、商店街のみなさまと放置自転車の啓発や観光ビッグデータの活用などで協働をしてきました。共創の実施にあたって、これらの方々との連携・パートナーシップを築いてきたことは大きな資産であると考えており、その人的なネットワークをご活用いただけます。

今後の展開

今後展開したい地域ミナミ御堂筋を軸に取り組みを実施し、ミナミエリアへと広げていきたいと考えています。
共創を希望する方々御堂筋は大阪随一のメインストリートであり、その価値に賛同し、御堂筋をもっと世界的なストリートに押し上げていきたい、御堂筋で何かをトライしたい、投資をしたい、と考える方々との共創ができればと考えています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

未来社会において、道路空間はより創造的な、柔軟な利活用ができる場所へと大胆に変わっていくと予想されます。モビリティハブなど、未来の道路空間の利活用を実践していくことで、大阪・関西から未来の道路のあり方を示していきたいと考えます。
また、大阪・関西万博は大阪の魅力を知っていただく、絶好のチャンスでもあります。ミナミはその拠点として、万博に次ぐリアル会場として、世界中の方々をおもてなしし、大阪を深く楽しんでいただきたいと考えています。

SDGsとの関わり

我々の活動は都市と人間活動の舞台であるメインストリート、御堂筋におけるエリアマネジメントを推進しており、持続可能なまちづくりに貢献すると考えられるから。
また、その推進には公共セクター、民間セクターほかとの強力なパートナーシップが重要であり、当会もそのパートナーシップを強固に構築し、実践しているとともに、その輪をさらにグローバルに拡大していきたいと考えているから。
また、ホームレスのない社会構造を目指すミッションに共感し、放置自転車問題解決と雇用創出の両輪の活動に取り組んでいるから。

一般社団法人ミナミ御堂筋の会

私たちは、ミナミ御堂筋沿道の不動産オーナーが連携し、「世界の御堂筋」をめざして、まちのあり方を提案、実現に取り組むミナミ御堂筋の沿道企業体です。世界的建築家である隈研吾氏を招いた講演会や、拡幅された歩道を活用した社会実験「御堂筋チャレンジ」の実施、沿道の将来ビジョン提案など、御堂筋のバリューアップに向けたエリアマネージャー的役割を担っています。

当会の取り組みに関心をお持ちの方、連携や共創を図りたい方は、下記にご連絡ください。

一般社団法人 ミナミ御堂筋の会 事務局

株式会社 地域計画建築研究所(アルパック)(担当:絹原・竹林)

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