大阪府信用金庫協会

共創パートナー

2022.03.08

大阪府内7信用金庫と中小零細事業者が、共に未来の大阪を創るFace to Faceプロジェクト

大阪経済の発展のため、大阪の地において、1)創業や新事業の計画、2)事業承継の計画、3)事業再生の計画、4)海外展開の計画、などをお持ちの中小零細事業者に対し、大阪府内7信用金庫が資金支援はもちろんのこと、全国に拡がる信用金庫のネットワークなどを生かし、あらゆる面でその課題解決と計画実現を共に目指してまいりたいと思います。なかでも大阪の「ものづくり」は、必ず継承、発展させていかねばならない、世界に誇れる大きな財産です。歴史と伝統に支えられた「なにわあきんど」の熱き思いを、未来の大阪だけではなく、日本中、世界中に必ず届けられるよう、大阪府内7信用金庫総力をあげて支援に取り組んでまいります。

未来への宣言

大阪経済の底上げや発展の主役となるような事業の創造や、近畿と大阪を新しい形で繋ぐ事業の創造などを支援し、もって新たな地域連携で大阪の中小零細事業者の大いなる発展に寄与し、大阪・関西万博を契機として、「なにわあきんど」が光り輝き、生き生きと活躍できる社会の実現を目指してまいります。ひいては、ものづくりにかかわる全ての人が輝く世の中の実現をめざしてまいります。

きっかけ

・コロナ禍の中、従前より取り組んできた、中小零細事業者を支えるためのイベント(ビジネスマッチングフェアなど)が、ことごとく中止の状況となった。
・コロナ禍対策として、大阪府内7信用金庫は資金繰り支援を通じ、中小零細事業者の存続を支えてきたが、影響の長期化により、事業継続、事業承継を断念せざるを得ないなどの懸念が高まってきた。
・このままでは大阪の中小零細事業者がもつ、特にものづくりの技術、伝統などが失われてしまう事となる。
・これらの状況からアフターコロナにおける大阪経済回復の起爆剤となる大阪・関西万博を契機に、中小零細事業者の明るい未来づくりのお役に立てる活動を起こしたく、本取り組みを計画した。

創出・支援したい共創チャレンジ

大阪の中小零細事業者に対して、次のような共創チャレンジの創出を促し、それらの活動を支援します。
・大阪の中小零細事業者が持つ技術、製品、サービス等を、大阪府内7信用金庫のバックアップの下、SDGsで示される社会課題解決に活かす取り組み。
・大阪の中小零細事業者が持つ、世界に誇れるものづくりの技術を継承、発展させるため、大阪府内7信用金庫が事業継続、事業承継のサポートを強力に推進し、未来社会の発展に繋げていく取り組み。
・アフターコロナの大阪において中小零細事業者が、大阪・関西万博を契機とし、大阪経済の底上げ、発展の主役となってゆけるための取り組み。
・大阪・関西万博を契機として、近畿各地と大阪を新しい形で繋ぐ事業の創造を支援し、もって新たな地域連携で、中小零細事業者の発展に寄与できる取り組み。

提供できるリソース

ネットワーク大阪府内7信用金庫の他、全国の信用金庫及びその関連団体、大学等の研究機関、公的機関等との幅広いネットワークを活かせます。
フィールド大阪府内で、リアルやオンラインでの、ビジネスや人材確保に関するマッチング機会の他、様々なイベントの場を提供できます。
情報発信・PR大阪府内7信用金庫の他、全国の信用金庫及びその関連団体等を通じた情報発信やPRが可能です。

今後の展開

今後展開したい地域地域:大阪府内を主に、近畿6府県にも拡げてゆく。
方法:当協会会員金庫及び上部団体、関連団体、公的機関等に対して情報発信を行う。
共創を希望する方々大阪府信用金庫協会や大阪府内7信用金庫が企画する共創チャレンジに参画いただける、中小零細事業者、全国の信用金庫及び関連団体、大学等研究機関、地方自治体、公的機関等。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

サブテーマである「いのちをつなぐ」には、単に生命をつなぐという意味だけではなく、生命を維持するために必要不可欠な”行い”をつなぐという事も含まれると考えます。大阪の中小零細事業者は様々な形で「いのちをつなぐ」役割を果たしてきました。そして未来社会においてもその役割は変わることがないと考えます。そこでこの大阪の中小零細事業者を守り、支えていく事は、「いのち輝く未来社会のデザイン」において重要な役割の1つであると考えております。

SDGsとの関わり

・大阪の中小零細事業者を守り支えてゆく事は、「8働きがいも経済成長も」につながるものと考えます。
・大阪の中小零細事業者が持つ技術などをはぐくんでゆく事、新しい事業の立ち上げをあらゆる面からサポートしてゆく事は、「9産業と技術革新の基盤をつくろう」につながるものと考えます。
・大阪の中小零細のものづくり事業者に、未来へのビジョンを持たせるお手伝いを行なう事は、「12つくる責任つかう責任」につながるものと考えます。

大阪府信用金庫協会

大阪府内の7つの信用金庫を会員とし、信用金庫の健全な発展を図り、もって公共の福祉を増進するため社会的使命を果たすことを目的としています。
主な事業として、信用金庫の業務運営に関する研究調査を行い、その改善、発展に資すること、と定めております。
また、上記目的を果たすべく、毎年の事業計画には大阪府内の中小零細企業の発展に役立てるよう、ビジネスマッチングフェア等の開催などを立案、実施しています。

【問い合わせ先】

大阪府信用金庫協会 事務局 大島/三宅

fushinkyou@arrow.ocn.ne.jp

06-6941-8601

 

 

 

支援している共創チャレンジ

  • 新しい挑戦が当たり前になり、日本で1番の創業のまちへ

    創業は、産業の新陳代謝を促進し経済を活性化するとともに、雇用を創出する観点からも非常に重要でありますが、我が国においては先進国の中でも最低の水準で推移しております。この開業率を増加させるため、起業を後押しするための各種インキュベーション施設の設置やビジネスプランを発表できる場を提供し、事業化を支援していきます。

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  • GROWING UP 未来の大阪商人

    ・未来の商人・経営者を育て、新規創業の支援を積極的に行います。また、大阪の中小企業や商店街のさらなる活性化・発展を目指します。 ■桃山学院大学ビジネスデザイン学部からインターンシップを受け入れ、当金庫職員と共同で実際の中小企業に新商品や新サービスの販路拡大・ブランディングアピール戦略などに関するビジネスアイデアを作成・提案してもらう活動を行っています。また、大学での講座の実績もあり、今後とも共に未来の大阪商人を育てていきます。 ■地域の小学校や高等学校と連携し、生野本通中央商店街にて「子供お店バトル」、北田辺商店街にて「こどもあきんDO」という商業体験イベントを開催しています。これらは、子どもたちが自ら商店街内で他府県の物産販売を行うイベントであり、ビジネスの面白さを子供たちに経験してもらうとともに、商店街の活性化も図ることを目的としています。各都道府県の在阪事務所とも連携をしていおり、今後さらに活動の場を広げていきます。

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