公益財団法人 大阪国際交流センター

共創パートナー

2022.01.12

外国人住民が輝く多文化共生のまち 大阪 へ!

外国人住民が担い手となり、日本人と共に多文化共生のまちづくりを推進する。
①国際交流・協力の促進 ② 外国人が暮らしやすい地域づくり ③国際化の担い手の育成 ④国際化に資する情報提供 を目的とした様々な事業を展開することで、異なる文化や価値観を有する人々が安心して暮らし、活躍できる社会の実現に貢献することにより、我が国及び国際社会の発展に寄与することをめざします。

未来への宣言

大阪・関西万博を契機に、大阪を外国人住民が活躍する多文化共生先進地域として世界に発信し、「選ばれる日本」のモデル都市になろう!
外国人が歓迎され、地域の日本人住民と交流しながら、お互いに助け合うことにより、活き活きと、安心して安全に暮らすことができ、仕事や地域おこし活動などで自由闊達に活躍できる大阪、を目指す。

きっかけ

大阪市は政令市の中で人口に占める外国人比率が最も高く、市内には140を超える国・地域の外国人が、さまざまな目的をもって暮らしている。大阪は外国人住民にとって、他地域に比して親しみやすい、住みやすいとの声がある一方、外国人住民との共生にとまどう日本人住民も多く、外国人住民との交流を通じて、相互理解を深めるよう取り組んできた。

創出・支援したい共創チャレンジ

財団で企画する様々なイベントで、外国人住民が担い手となり、日本人住民と出会い、理解しながら協働することにより、大阪での新しい共生の輪を広げてゆく。
継続的に「達人」として様々な外国文化を地域住民に紹介したり、各地域の「防災活動」、外国人住民と地域の日本人住民が出会い交流する「多文化交流実践講座」の開催や、地元小・中・高校への留学生派遣や留学生と日本人学生との交流活動などを共創チャレンジとして登録する。
上記の活動を進めるとともに、「達人」を紹介し、日本での生活について動画により情報発信している外国人住民の活躍をサポートする「アイハウス多文化交流プラットフォーム」を充実し、外国人が活躍する場や市民とつながる場を提供し、外国人のエンパワメントをめざす。
共創チャレンジに対しては、当財団が保有するリソースを活用して、外国人との交流等によって活動が活性化するよう支援する。

提供できるリソース

人材国際交流や多文化共生事業を担当している職員、文化紹介等のスキルを持つ「達人」、外国人住民を含むボランティア、大学生インターン、留学生。
ネットワーク連携している地域国際化協会連絡協議会(全国62団体)、国際交流協会ネットワークおおさか(11団体)、関西国際交流ボランテイアネットワーク会議(KIV/NET)(60団体)、関西の各大学、日本語学校等。
技術・ノウハウ国際交流や多文化共生事業運営、ボランティア研修ノウハウ。
フィールド国際交流、国際理解、多文化共生、ボランティア研修。
情報発信・PR財団のホームページ、Facebook、留学生情報サイト。

今後の展開

今後展開したい地域大阪での上記活動をモデル化し、日本中に啓蒙していきたい。
共創を希望する方々大阪を多文化共生のまちにしたい外国人住民、彼らと交流・協働しながら地域を支える日本人、日本人と交流したい留学生。
外国人を雇用する企業、国際交流・多文化共生を支援する団体・個人・多言語での情報発信をしているメディア等。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

国が新たな外国人人材の受け入れを進めていくなかで、大阪に暮らす外国人も増加し定住化が進んできた。
地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っているSDGsの理念に基づき、大阪・関西で暮らす外国人が担い手となり、主体的に関わりながら多文化共生のまちづくりを実践し、開催地である大阪を「いのち輝く多文化共生のモデル都市」にすることにより、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現する。

SDGsとの関わり

3  緊急時等に忘れられがちな外国人への対応を、住民全員でフォローすることにより、「すべての人に健康と福祉」を住民レベルで実現する。
11 外国人住民への生活ルールの共有により、「住み続けられるまちづくり」を実現する。
17 「パートナーシップで目標を達成しよう」を、国籍を超えた住民の協力で多文化共生モデル社会を実現することにより実現する。

公益財団法人 大阪国際交流センター

当財団は大阪市の外郭団体として、大阪を中心とした関西一円において、国際交流・協力活動や外国人への支援を行うとともに、市民主体のこれら諸活動の促進及び国際化に資する活動の場の提供を通じ、市民レベルの相互理解や友好親善を増進しています。


・共創チャレンジの問い合わせ先


(公財)大阪国際交流センターが創出・支援する各共創チャレンジにご関心、ご質問のある皆様は、


お名前・連絡先・内容をご記入の上、下記にメールでお問い合わせをお願いいたします。担当者よりメールにてご連絡いたします。


お問い合わせ先: center@ih-osaka.or.jp


・一緒に共創チャレンジをお願いしたい内容


  1. 「達人」としての活動

    →外国人や諸外国の文化に通じた皆様で、披露いただける外国文化や伝統芸(言葉・遊び・料理・舞踏など)をお持ちの皆様。

     https://www.ih-osaka.or.jp/2020/11/16/tatsujin/

  2. 「達人」活用の場の提供

    →大阪・関西各地域のまちおこしや住民ふれあいのイベントで、「達人」活躍の場を提供いただける方や企業の皆様。

  3. 「多文化交流実践講座」の場の提供

    →大阪市各地域で、外国人と日本人の地域での共生を進めたい皆様。

     https://www.ih-osaka.or.jp/projects/easily/tabunka-kouza/

  4. 「多文化交流実践講座」の外国人スピーカー

    →各地域の講座で外国人と日本人住民に、日本語で自らの体験と共生のための話をしていただける外国人。

  5. 外国人のための「防災教室」の場の提供

    →自治体、地域で外国人のための「防災教室」を開催したいと考えている皆様。

     ご参考:災害発生時の財団の役割

    https://multilingual-support-center.iho-server.com/

  6. 外国人留学生と児童・生徒との交流の場の提供

    →自治体・学校・地域で、外国人と日本人の若者の交流を拡げたいとお考えの皆様。

     ご参考:大阪市内の各区・小中学校と連携して実施する「青少年国際理解出前講座」の例

    https://www.ih-osaka.or.jp/projects/development/kokusairikai/

  7. 児童・生徒との交流の場での留学生スピーカー

    →日本の小・中・高校生と日本語で母国や文化の紹介をし、交流したい留学生。

  8. 留学生のためのイベントの企画・運営

    →留学生が大阪・関西を好きになる交流イベントを企画したい日本人高校生・大学生・サークル。

  9.  上記活動全般の支援

    →上記の共創チャレンジテーマにボランテイアや財団会員としてサポート頂ける地域の皆様。

     https://www.ih-osaka.or.jp/projects/development/volunteer/

     https://www.ih-osaka.or.jp/i-house/kaiin/


 

支援している共創チャレンジ

  • 世界のあなたと友だちーPeaceプロジェクトー

    私たちは、世界で最も話されている英語を学びながら、世界に友達をつくりたいと活動しています。世界に友達ができたら、その人の国をその国の人たちに興味を持ち仲良くしたい、より良い社会を共に考えたくなるからです。それは、ささやかなことかもしれませんが、世界の平和につながると考えています。 日本の文化には「和の心」があります。 私たちは、人を理解しようと思う心と、コミュニケーションのいろんな方法(言語、表情、しぐさ、動作、触れる、絵、文字など)を駆使して、世界の人たちに気持ちから寄り添い、いさかいや問題がおきないように、誰もが笑顔になっていただきたいという思いで活動をおこなっています。 また、大阪がフレンドリーなところであることを知っていただけたらと思います。そのような機会に、英会話を学ぶ子どもたちを連れて行き、我々大人が外国人に気楽に声をかける様子を見せることで、子どもたちにも自分達と少し見た目が違う外国人との壁を取り払うという活動を進めて参りました。 特に海外からのお客様には、子ども連れのグループもあり、大阪の子どもたちがフレンドリーに彼らに声をかける様子を見て、この活動を続けることこそが、世界に平和を保つためにやり続けないといけない活動であると確信しました。この活動を盛り上げることで2025年には、万博会場の中、大阪の街の中で通訳ボランティアが活躍する場を作ることで、日本人の本当の「おもてなしの心」を世界に発信したいと思います。

    続きをみる

  • 国際紅白歌合戦

    日本人が外国語で、外国人が日本語で歌うことにより国際交流と相互理解を図るための歌謡イベント。 スペシャル・ゲストや仲間の出演者と共に会場全体で歌を楽しもう!! 日本に住む外国人や将来を日本に賭ける留学生などの多くは何とか日本の社会を明るくしようと頑張っています。私たちは、『国際紅白歌合戦』を通して、思いやりのある社会を関わっていただける皆さんと一緒に作っていきたいと思います。

    続きをみる